Application Explorerのコマンドラインスイッチ

Application Explorerの起動時には次のコマンドラインスイッチを使用できます。

Application Explorerは、ワークステーションのc:\program files\novell\zenworksディレクトリにあるnalview.exeファイルまたはnaldesk.exeファイル、またはZENworks Desktop Management Serverのsys:publicディレクトリにあるnalexpld.exeファイルを使用して起動できます。次に説明するスイッチは、3つのファイルすべてで機能します。

スイッチ Description

/nd

例:
nalview /nd

ダイヤルアップ接続検出時の警告ダイアログボックスの表示をスキップします。

/ns

例:
nalview /ns

最初のスプラッシュスクリーンをスキップします。

/restrictonline=0|1|2|3

例:
nalview /restrictonline=1

Application Launcherが切断(オフライン)モードで起動した後に、接続(オンライン)モードに切り替わらないようにします。

Application Launcherは、eDirectoryへの接続が検出されなければ、切断モードで起動します。デフォルトでは、その後接続が検出された場合(ユーザがVPNダイヤルアップモデムによる接続を通じてeDirectoryの認証を受けた場合など)は、接続(オンライン)モードに切り替えるか、または終了して再起動するかを選択するメッセージが表示されます。次のオプションとともに/restrictonlineスイッチを使うと、この動作を変更できます。

  • /restrictonline=0: 動作は変化しません。スイッチを使わない場合と同じです。

  • /restrictonline=1: 接続がモデム接続の場合、メッセージは表示されず、切断モードのまま変化しません。

  • /restrictonline=2: 未使用(予備)。

  • /restrictonline=3: 接続の種類(モデム、LANなど)に関わらず、メッセージは表示されず、切断モードのまま変化しません。つまり、Application Launcherは切断モードから接続モードに切り替わりません。

このスイッチは、eDirectory認証がNovell Clientを通じて行われた場合のみ適用されます。ZENworks Middle Tier Serverを使って認証が行われた場合は適用されません。eDirectoryへの認証がMiddle Tier Serverを使って行われた場合、Application Launcherは接続モードに切り替わります。

注:  /restrictonlineスイッチはユーザに関連付けられたアプリケーションにのみ適用され、ワークステーションに関連付けられたアプリケーションには適用されません。

/singletree="tree"

例:
nalview /singletree=nov

ユーザが他のツリーで認証されているかどうかにかかわらず、指定のeDirectoryツリーのみを読み込みます。このオプションは、ワークステーションに関連付けられているアプリケーションではなく、ユーザに関連付けられているアプリケーションにのみ適用されます。たとえば、ワークステーションのワークステーションオブジェクトがTREE1にあるとします。TREE2に対する認証を受けたユーザがTREE2を指定してApplication Launcherを起動(nalview /singletree=TREE2)すると、Application Launcherは、TREE2からユーザに関連付けられたアプリケーション、TREE1からワークステーションに関連付けられたアプリケーションを表示します。

注:  ツリー名で空白を使用する場合にのみ引用符が必要です。