Novell(R) ZENworks(R) 6.5 Desktop Managementには、次のインストールプログラムが含まれています。
Desktop Management Server: ネットワーク上のユーザおよびワークステーションのポリシーとプロファイルを中央で作成および管理できます。このポリシーおよびプロファイルにより、ネットワーク内のWindowsワークステーションへのアプリケーションの配布、管理、更新のほか、高度なインベントリ管理機能とリモート管理機能の実行、およびオペレーティングシステムの自動インストールが可能になります。
ZENworks Middle Tier Server: ネットワークサーバ上にインストールされたWeb Serverソフトウェアを使用して企業ファイアウォール内のDesktop Managementと企業ファイアウォール外のワークステーション間の認証と通信をセットアップします。このような通信によりモバイルユーザが旅行中にデスクトップ管理サービスにアクセスできるようになります。Novell ClientTMがないワークステーションの通信も可能です。
デスクトップ管理エージェント: このソフトウェアには、ワークステーションのリモート制御、アプリケーションの受信、またはワークステーションへのポリシー送信に必要な機能が含まれています。このソフトウェアにより、ワークステーションが従来のNovell Clientを使用せずに、ZENworks Middle Tier Serverを通してDesktop Management Serverへの認証を実行することも可能になります。
ZENworks Desktop Managementコンポーネントが提供するワークステーションの機能は、デスクトップ管理エージェントをインストールした場合のみ利用できます。このことは、現在ワークステーションにNovell Clientをインストールしている場合にも当てはまります。デスクトップ管理エージェントをインストールすると、Novell ClientがインストールしたDesktop Managementの機能が削除され、選択したZENworksワークステーションの機能に置き換えられます。
(オプション)Novell Application Launcherプラグイン: Novell Application LauncherTMの単純化バージョン(デスクトップ管理エージェントといっしょにインストール)です。Middle Tier Serverからインストールでき、ユーザにアプリケーションを配布できるようにします。
(オプション)ZENworks Launchガジェット: このソフトウェアにより、ユーザはNovell exteNd DirectorTM 4.1 SEポータルからアプリケーションを起動できます。
コンポーネントをネットワーク環境にインストールする場合、次の節に記載された情報が参考になります。