ZENworks 6.5 Desktop Managementのほとんどのコンポーネントは、「クラスタセーフ」と考えられています。これは、ZENworks 6.5 Desktop ManagementのサービスをNovell Cluster Services環境にインストールすることはできますが、クラスタボリュームがダウンした場合、そのクラスタがフェールオーバーしている間はサービスが中断されることを意味します。
フェールオーバーが実行されると、Desktop Managementのほとんどのサービスは復元されますが、ワークステーションイメージングは再起動する必要があります。単一のリソース(ポリシーファイルがコピーされているサーバ)に依存するアプリケーション管理と一部のグループポリシーは、リソースが有効化されるのを待機中にタイムアウトになります。次回のログイン時、またはスケジュールされたイベントが発生してファイルリソースが再度有効になるまで、そのポリシーは適用されません。
クラスタ環境でのZENworks 6.5 Desktop Managementの操作に関する既知の問題については、Novell ZENworks 6.5 Documentation Webサイトで、ZENworks 6.5 Desktop Management Readmeを参照してください。
ZENworks 6.5 Desktop Management Support Pack 1 (SP1)にアップグレードした場合、ワークステーションインベントリコンポーネントはNovell Cluster Services 環境をサポートします。ただしZENworks 6.5 Desktop Managementのリモート管理のWake-On-LANコンポーネントはクラスタ環境をサポートしていません。
クラスタ環境へのZENworks Middle Tier Serverのインストールはサポートされていません。
Novell Cluster Servicesの詳細については、NetWare 6 Documentation WebサイトまたはNetWare 6.5 Documentation Webサイトで、Novell Cluster Servicesのマニュアルを参照してください。