ZENworks管理エージェントのアップグレード
ここでは、アップグレードに関する注意事項、および知っておく必要があるソフトウェアの動作について説明します。
- Novell Clientを使用しているワークステーションでは、Novell Clientをバージョン4.9 SP1aにアップグレードします。これによって、古いNovell Clientがアンインストールされ、バージョン4.9 SP1aがインストールされます。
- ZEnworks for Desktops 4.xエージェントがインストールされているワークステーションでは、ZENworks 6.5 SP1デスクトップ管理エージェントをインストールします。これによって、ZENworks for Desktops 4.xエージェントがアンインストールされ、ZENworks 6.5 SP1デスクトップ管理エージェントがインストールされます。
SP1バージョンのデスクトップ管理エージェントをインストールする手順は、元のバージョンの6.5エージェントと同じです。インストール方法および詳しいインストールの手順については、デスクトップ管理エージェントのインストールと設定を参照してください。
- ZfD 4.0に付属するバージョンのエージェント(setup.exe)は、サポートされなくなりました。ZfD 4.0エージェントをZENworks 6.5 SP1にアップグレードする前に、この古いバージョンのエージェントをZENworks 6スイート(ZENworks for Desktops 4.0.1/SP1b)以降に付属するバージョンのエージェントに置き換える必要があります。
- デスクトップ管理エージェントのアップグレードアプリケーションオブジェクトを設定する場合は、そのアプリケーションを一度だけ実行するように設定して、エージェントがインストールされた後は、そのアプリケーションがNovell Application Launcherに表示されなくなるようにすることをお勧めします。このアプリケーションオブジェクトについては、アンインストールが有効になっていないことを確認します。
デスクトップ管理エージェントをアップグレードするために、管理者権限は必要ありません。インストール中は、デスクトップ管理エージェントによって、一時的にユーザの権限が昇格されます。
- ZfD 4.xエージェント(ZfD 4.0.1 Interim Release 4またはInterim Release 5を除く)をZENworks 6.5 SP1にアップグレードする場合で、ワークステーションに関連付けられたアプリケーションオブジェクトを使用してアップグレードを実行する場合、ユーザにワークステーションの再起動を指示するメッセージは表示されません。
ユーザに関連付けられたアプリケーションオブジェクトを使用してアップグレードを実行する場合は、再起動を指示するメッセージが表示されます。
- ZfD 4.0.1エージェント(またはそれ以降、Interim Release 4を除く)をZENworks 6.5 SP1にアップグレードするときに、NAL_SINGLE_TREE MSIプロパティを設定する場合は、ZENWORKS_TREEプロパティも設定し、ワークステーションがZENworksファイルを受け取るツリーを指定する必要があります。
ZfD 4.0.1エージェントをZfD 4.0.1 Interim Release 4からバージョン6.5 SP1にアップグレードする場合は、ツリーの値をワークステーションがインポートされるツリーに設定する必要があります。ワークステーションがインポートされていない場合、この設定は無視されます。