Novell® ZENworks® 6.5 Handheld Managementは、Access PointとZENworks Handheld Management Server間の通信およびハンドヘルドデバイスとAccess Point間の通信にデフォルトでTCP/IPを使用します。
Access Pointが1つだけインストールされている場合(ZENworks Handheld Management Serverの一部としてインストール)、Access PointとZENworks Handheld Management Server間のトラフィックがネットワーク外部に伝送されることはないため、HTTPやSSLを有効にする必要はありません。ただし、ハンドヘルドデバイスとAccess Point間の通信に対してHTTPとSSLを有効にすることはできます。
クライアントとサーバでSSLを設定する場合、追加の暗号化と検証がデータとデータソースに対して実行されます。
ファイアウォールの外部にある他のコンピュータにAccess Pointをインストールした場合や、ファイアウォールの外部から接続するハンドヘルドデバイスが存在する場合には、HTTPまたはSSLを有効にすることでファイアウォールのポートを開く必要性を排除できます。こうした状況では、すべてのZENworks Handheld Managementの通信を暗号化する際にもHTTPまたはSSLを有効にすることができます。
ZENworks Handheld Management ServerまたはAccess PointでHTTPを有効にした場合、これらのサービスはTCP/IPプロトコルとHTTPプロトコルの両方をリッスンします。
SSLは、Palm OS 5.1以降が稼働するPalm OSデバイス、およびWindows CE 3.0以降が稼働するWindows CEデバイスでサポートされています。SSL通信ではHPC 2.11はサポートされていません。
PPC 2000デバイスでSSL通信を実行するには、Pocket PC 1.0用High Encryption Packをインストールする必要があります。デバイスをハードリセットする場合には必ずこのパックを再インストールする必要があります。High Encryption Packに関する詳細については、 Microsoft High Encryption Pack for Pocket PC Webサイトを参照してください。
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