次の手順で作成するアプリケーションオブジェクトは、関連するワークステーションからDNAパーソナリティを収集し、DNAパーソナリティファイルをネットワーク上に格納します。新しいOSまたはハードウェアにアップグレード後、DNAパーソナリティファイルを使用してユーザのパーソナリティ設定を復元できます。または、障害回復プロセスの一部として、DNAパーソナリティファイルをネットワークに格納できます。
アプリケーションオブジェクトを作成するには
ConsoleOneで、アプリケーションオブジェクトの作成先のコンテナを右クリックします。次に、［New］をクリックし、［Object］をクリックします。
［Application］をクリックし、［OK］をクリックします。
［New Application Object］ダイアログボックスで、［Simple Application (No .AOT/.AXT/.MSI File)］オプションを選択し、［Next］をクリックします。.
［Object Name］フィールドにアプリケーションオブジェクト名を入力し(例:CollectDNA)、［Next］をクリックします。
［Path to File］フィールドで、アプリケーションの実行可能ファイルが実行されるネットワークの場所へのパスを入力するか、参照して選択します。パスには実行可能ファイルを含めます。
UNCパス(サーバの名前またはIPアドレスを伴う)を入力する必要があります。
［Next］をクリックし、アプリケーションの配布に先立ってワークステーションが満たす必要のあるシステム要件を定義してください。手順は次のとおりです。
［Next］をクリックし、アプリケーションオブジェクトを、アプリケーションの配布先であるユーザまたはワークステーションに関連付けます。手順は次のとおりです。
［Add］をクリックし、ユーザオブジェクトまたはワークステーションオブジェクトを参照します。
グループオブジェクト、ワークステーショングループオブジェクト、およびコンテナオブジェクト(部門、組織、または国)も選択できます。コンテナオブジェクトを選択した場合、そのコンテナの全ユーザオブジェクトおよびワークステーションオブジェクトについて、アプリケーションに関連付けるかどうかを選択できます。
ユーザまたはワークステーションをリストに追加後、［Force Run］チェックボックスをクリックします。
［Force Run］チェックボックスを選択すると、Novell® Application LauncherTMまたはWorkstation Helperの起動後、すぐにDesktop DNAが実行され、CollectDNAアプリケーションオブジェクトが使用できるようになります。
［Next］をクリックして、アプリケーションオブジェクト設定を確認し、［Display Details After Creation］チェックボックスをクリックして、［Finish］をクリックします。
［Run Options］タブをクリックして、［Application］をクリックします。
［Parameters］フィールドで、次のように入力します。
%DDNA_ACTION% %DDNA_DATA%\%DDNA_USER%\%DDNA_WS% /T %DDNA_SOURCE%\Templates\%DDNA_TEMPLATE% /X %DDNA_SILENT%
たとえば、このサンプルディレクトリを使用した場合、次のようになります。
/D \\server1\vol\ddna\data\%DDNA_User%\%DDNA_WS% /T \\server1\vol\ddna\templates\mydnatemplate.dtf /X%DDNA_SILENT%
次の表に、このパラメータで使用されるスイッチに関する情報をまとめています。
| スイッチ | 説明 | パラメータ |
|---|---|---|
/T |
テンプレートを使用して移行設定を指定します。 |
この移行で使用するテンプレートファイル。UNCパスを使用して場所を指定します。 |
/M |
移行を開始します。 |
|
/X |
エラーが発生しない限り、移行が完了したらDesktop DNA ZENworks Editionを終了します。 |
|
次の表には、このパラメータのPackおよびUnpackマクロに関する説明が含まれています。
［OK］をクリックしてアプリケーションオブジェクト情報を保存します。