要件
Tiered Electronic Distributionを使用してDesktop Application Distributionを作成および送信するには、次の要件を満たしている必要があります。
- Desktop Application Distributionは、NetWareサーバおよびWindowsサーバにのみ送信できます。このDistributionタイプは、Solarisサーバではサポートされていません。
- Novell Application ManagementをZENworks 6.5 Server Managementと共に使用するには、ZENworks for Desktops 4.01またはZENworks 6.5 Desktop Managementがインストールされている必要があります。Desktop Application Distributionのチェーンアプリケーションは、ZENworks for Desktops 4.01以降でのみサポートされます。
- Desktop ManagementとServer Managementは、それぞれのスキーマ拡張も含めて、両方とも同じツリーにインストールされている必要があります。
- 配布準備のできたアプリケーションオブジェクトをDesktop Application Distributionで機能させるには、Server ManagementとDesktop Managementの両方のスナップインがConsoleOneにインストールされている必要があります。
- 配布準備のできたアプリケーションオブジェクトのすべての関連付けがソースのルートコンテキストまたはその下位で行われていることを確認します。
重要: 関連付けが1つでもソースのルートコンテキストの外部で行われている場合は、DistributorはDistributionの構築に失敗します。
- WindowsおよびLinuxサーバの場合、Distributionのファイルの抽出先となる共有場所を確立しておく必要があります。この場所から、すべてのユーザはDistributionファイルにアクセスすることができます。
- ソースパスがDistributorサーバのファイルシステム上にあるアプリケーションファイルを指定する必要があります。Distributorは他のサーバのファイルシステムからファイルを収集できないからです。
[Package Source List]ボックスにローカルドライブマッピングが含まれている場合、アプリケーションファイルは収集または配布されません。
[Package Source List]ボックスにマップされたドライブが含まれている場合、[Keep the Same Source Paths for Replicated Objects]が選択されている必要があります。ドライブ文字は、有効なUNCパスを完了するためにDistributorおよびSubscriberの両方で解決する必要がある変数のように扱われます。
ポリシーを使用してDistributorの変数を定義します。Subscriberでは、Subscriberオブジェクトの変数リスト、またはSubscriberオブジェクトが存在するコンテナに関連したポリシーを使用できます。
- Subscriberオブジェクトには、Working Context属性が定義されている必要があります。これは、Subscriberが受信するDesktop Application Distributionに関連したオブジェクトを作成するeDirectoryコンテキストです。
負荷分散や障害対策を使用する複数のSubscriberは、同じ作業コンテキストを使用できます。
- AOTアプリケーションオブジェクトの.filファイルへのパスに拡張文字(など)が含まれる場合、DistributorとSubscriberの両方にコードページ変数を定義する必要があります。詳細については、ディレクトリパスの拡張文字を参照してください。