VI ワークステーションおよびサーバイメージング

Novell® ZENworks® 7 Desktop Managementでは、Linux、NetWare、またはWindowsイメージングサーバを使用して、Windowsワークステーションのイメージングを行うことができます。ZENworks 7では、Linuxイメージングサーバが新しく追加されました。

ZENworks 7 Desktop Managementから、次に対して制限付きでイメージングサポートが提供されるようになりました。

  • LinuxおよびWindowsサーバ 次の例外を除き、LinuxおよびWindowsサーバのイメージングが可能です。

    • ソフトウェアRAID設定はサポートされません。なお、ハードウェアRAIDはサポートされています。
    • LVMやEVMSなどのボリュームマネージャはサポートされません。
    • 複数のサーバを展開することを目的としたWindowsサーバイメージは、Windowsが適切にSIDを管理できるように、Microsoft sysprepツールを使用して準備する必要があります。

      特定のサーバの障害回復を目的としたWindowsサーバイメージには、sysprepは必要ありません。

    ただし、イメージングCDまたはDVDを使って、一度に1つずつ手動でサーバのイメージを作成する必要があります。

  • Linuxワークステーション: Desktop Managementでは、Linuxワークステーションに対してNovell eDirectory™オブジェクトは作成されないため、ConsoleOneを使用してLinuxワークステーションのイメージを作成することはできません。したがって、多くのLinuxワークステーションがある場合は、イメージングCDまたはDVDを使って一度に1つずつ手動でイメージを作成するよりも、ZENworks Linux Managementを使用した方が効率的です。

NetWare®サーバのイメージングはサポートされていません。特定の単純なサーバ設定でDesktop Managementを使用して、NetWareサーバイメージを作成、展開できますが、Novellはこれらの実務をサポートしていません。詳細については、Novell Support KnowledgebaseでTID 10092081を参照してください。

次の各章では、Desktop Managementのイメージングの手順および機能について説明します。