44.0 アプリケーションイベントのレポーティング

Novell® Application Launcher™では、起動、配布、フィルタ処理、アンインストール、キャッシュ、および終了などのアプリケーションイベントの成否に関するレポートを作成できます。

Application Launcherは、イベントをSybase ODBC対応データベースやテキストログファイルに書き込んだり、SNMPトラップとして管理コンソールに送信したり、XMLデータとしてWeb URLに送信して処理することができます。イベントレポート機能はアプリケーションごとに設定されるので、アプリケーションごとにレポーティング方法を変更することができます。同じアプリケーションに4つの方法すべてを使用することもできます。

次の節では、各タイプのイベントレポート機能をセットアップする方法と、1つまたは複数のレポーティング方法を使用できるようにアプリケーションオブジェクトを設定する方法について説明します。

メモ:これらの節で説明するレポート機能は、Application Launcherによって起動されたアプリケーション(つまり、アプリケーションオブジェクトを持つアプリケーション)のみに適用されます。Application Launcherは、起動しないアプリケーションに関するレポートも作成できます。これらのアプリケーションはローグプロセスと呼ばれます。ローグプロセスのレポート機能の設定については、セクション 41.0, ローグプロセスの制御を参照してください。

MSIアプリケーションオブジェクトの場合は、Windows Installerが情報をユーザのワークステーション上のログファイルに出力できるよう、詳細ログ作成機能を有効にすることもます。詳細については、次の節を参照してください。

セクション 44.8, Windows Installerの詳細ログ作成機能の有効化