メインフレーム対応Linux
SUSE Linux Enterprise
メインフレーム対応Linuxを導入する5つの理由
| 1サーバの統合: 使用フロアスペース、消費電力、ライセンス数の削減 | 2既存の機能を保持したまま、維持管理総経費を低減 | 3データセンターの簡素化: サーバおよびソフトウェアライセンス数の削減 | 4柔軟性の向上: ユーザおよび市場のニーズに迅速に対応 | 5ダウンタイムの影響を最小化: ビジネスチャンスとお客様の信頼度を維持 |
信頼性、スケーラビリティ、セキュリティと使用率を最適化します。これによって、メインフレーム対応Linuxが業務用Linuxになります。
メインフレーム対応Linuxでサーバを統合すると、強固な信頼性、高いスケーラビリティ、セキュリティ、高い使用率などの多くの機能を継承できるという利点があります。
現在、ビジネスインテリジェンスや取引データなどエンタープライズデータの多くが、銀行、保険会社、病院などでメインフレームに格納されています。
分散システムでは、Linux、UNIX、Windowsのアプリケーションを実行しているフロントエンドサーバは、メインフレームに格納されているエンタープライズデータにネットワークを介してアクセスすることがよくあります。
複数のサーバを、復元性に優れた費用効率の高い単一のSystem zサーバに統合します。
高いI/O比
メインフレームでは、メインフレームで実行中のフロントエンドアプリケーションとバックエンドアプリケーション間で高いI/O比を実現できます。これは、フロントエンドアプリケーションとバックエンドデータが同一のコンピュータにあるためです。
使用率の向上
メインフレーム対応Linuxを使用してサーバを統合すると、さまざまな種類の複数のワークロードを実行でき、優れた信頼性と安全な環境が実現します。また、長時間にわたって高い使用率で稼働させることが可能です。
実際、メインフレームがサーバ統合に使用されると、一般的な使用率は70~80%の範囲に達します。Nationwide社などのお客様は、メインフレームが長時間95%以上の使用率で稼働することもまれではないと言っています。
メインフレーム対応Linux。節約は、コストから始まります。
メインフレーム対応Linuxは、TCOを削減する強力なソリューションです。サーバ、ソフトウェアライセンス、フロアスペースや消費電力、システム管理などにかかるコストを削減します。
サーバスペースと消費電力の節約
メインフレームは通常、同等の機能のx86サーバが必要とするフロアスペースと消費電力の20%程度しか必要としません。たとえば、SUSE® Linux Enterprise Server for System zをお使いのNationwide Insurance社は、フロアスペース、冷却コスト、ハードウェアコストを3年間で1500万ドル削減できる見込みです。
ハードウェア、ソフトウェア、エネルギー、管理コストを節約します。
IFLプロセッサ
IBM Integrated Facility for Linux(IFL)専用プロセッサは、汎用メインフレームエンジン(プロセッサ)よりはるかにコストが低く、このためLinuxワークロードを極めて低コストで稼働できます。IFLでは、単一のソフトウェアライセンスを購入し、10台のLinux仮想コンピュータで共有することができるため、ソフトウェアライセンスのコストも大幅に節約できます。
ワークロード当たりの平均コストの削減
増分のワークロードをメインフレーム上で実行するのにかかるコストは、全体のワークロードが増えるにつれて下がります。分散システムにワークロードが追加される場合、コストは比例して増大していきます。
SUSE Linux Enterprise Server for System z仮想コンピュータで実行するワークロードが増えるにつれて、ワークロード当たりの平均コストは下がります。新しい仮想コンピュータにワークロードを追加するので、新しいハードウェア、新しいOSサブスクリプション、新しいソフトウェアライセンスなどを購入する必要がないため、平均コストが下がります。
ライセンスとベンダの複雑なやりくりを解消します。
今日のデータセンターでは、複数のOSを実行するプラットフォームとアーキテクチャが、その時々にさまざまな形式で使用されています。また、これらのシステムは一般的に数多くの異なるベンダから購入されています。
このために、ハードウェアとソフトウェアのライセンス契約を複数保持しなければならず、また多様なハードウェアとソフトウェアのシステムを維持するために、さまざまな知識と経験を持つシステム管理者を雇わなければなりません。こうした問題がデータセンターの複雑性につながります。
サーバ数も、 ベンダの数も、 ライセンス数も今より少なく。頭痛の種も少なくなります。
メインフレーム対応Linuxが簡素化を実現
単一メインフレームで多くのワークロードを統合することで、維持する必要があるハードウェアベンダとソフトウェアライセンスの数を削減できます。
ライセンスソフトウェアを使用するすべてのLinux仮想コンピュータ間で単一のソフトウェアライセンスを共有できる場合、ソフトウェアライセンスの管理は簡素化し、コストは低減します。
業務を簡素化する管理ツール
さらに、メインフレーム上のLinux仮想コンピュータは、メインフレームツールとZENworks® Linux Managementで管理できるので、管理を大幅に簡素化できます。システムのバックアップ、システムの更新、システムへのパッチ適用などのタスクも大幅に簡素化されます。
より迅速に対応し、お客様の信頼度を維持します。
競争力を維持するために、会社は変化し続けるユーザのニーズや市場の状況に迅速に対応する必要があります。これは、新しいサーバのプロビジョニングや、新しいワークロードを付加した既存のサーバのプロビジョニングをわずかな時間で行うことを意味します。つまり、メインフレーム対応Linuxが提供する柔軟性が必要です。
ワークロードの可用性が、柔軟性を維持する点で問題になる場合がありますが、メインフレーム対応Linuxのユーザは、SUSE Linux Enterprise Server for System zの幅広いアプリケーションポートフォリオを活用できるという利点があります。
変化し続ける市場の状況に対応するために、わずかな時間でサーバをプロビジョニングします。
短時間でのプロビジョニング
メインフレーム対応Linuxを使用しているお客様は、新しいサーバ、仮想Linuxサーバを短時間でプロビジョニングできます。z/VMは、メインフレーム対応Linux環境で稼働する新しい仮想サーバを、メインフレームのセキュリティと信頼性を継承して作成できます。z/VMハイパーバイザは、システムリソースをプール、エミュレート、および分散するため、Linux仮想コンピュータは同一のリソースを共有できます。
共有の重要性
共有が非常に重要であるのは、それがアプリケーションやデータの複数のコピーに起因する冗長性の削減に役立つためです。共有はまた、障害復旧の簡素化にも役立ちます。これは、導入するサーバ数が減り、定期的なバックアップ操作中に保護の必要なデータの量も減るためです。
新しいLinuxアプリケーションと技術の今後の開発
Linuxは、オープンソースアプリケーションと合わせてサーバとミドルウェア製品の組み合わせを次々に提供します。これらはおそらく、次世代の電子商取引アプリケーションの多くをホストすることになります。メインフレームをお使いのお客様は、これらのLinux向けに開発される新しいアプリケーションと技術を共有できます。
また、運用環境の処理と並行してプログラムのテストとOSメンテナンスも実行できます。
常に稼働している状態を確保します。
今日のオンデマンド環境では、ダウンタイムに多額のコストがかかります。ワークロードを安定して利用できなければ、ビジネスは打撃を受けます。ダウンタイムによる損害は、経済的な問題だけではなく、お客様の信頼度、市場競合優位性などの主要領域にまで拡大します。これを防ぐには、データセンターは、ダウンタイムが計画されたものであれ予期せぬものであれ、すばやく復旧する必要があります。
高可用性のアーキテクチャ
可用性を拡張する機能を、アーキテクチャ全体にわたって、IBMのメインフレームと同様の完全さで統合したコンピュータプラットフォームは、他には存在しません。冗長性を前提として設計されているため、メインフレームは、障害が発生したコンポーネントから動作しているコンポーネントへ作業をシフトし、ワークロードとサービスが中断されるのを防ぎます。
ダウンタイムの削減と復旧により、ビジネス継続性を保証します。
障害が発生したコンポーネントが削除されて置き換えられる間、ワークロードはアクティブで稼働し続け、ダウンタイムを削減します。
RAID構成
メインフレームではRAID構成が採用され、ディスクストレージ、ワークロードとデータを常時利用可能にするディスクスワッピング機能、障害発生後のファイル修復のためのジャーナルファイルシステム、単一障害点回避のためたの冗長コンポーネント、システムリソースの同時アップグレード、ダウンタイムを削減するフェールオーバー機能を利用できます。
障害復旧の簡素化
メインフレーム対応Linuxは、メインフレームハードウェアの信頼性を実現し、z/VMで稼働する場合は高可用性も提供します。たとえば、z/VM 5.1はHyperSwap機能を提供し、1つのリアルディスクに関連付けられた仮想デバイスをセカンダリリアルディスクに透過的にスワップすることができます。
この機能は、実装にコストがかかる場合もありますが、メインフレーム対応Linux環境での簡単な障害復旧方法として使用することができます。
可用性を向上させ、運用コストを削減。