SUSE Linux Enterprise
のサブスクリプション管理がシンプルに
ノベルカスタマセンターとSubscription Management Tool for SUSE Linux Enterprise
FAQ(よくある質問と答え)
重要なリソース
概要
NCC(ノベルカスタマセンター)とSMT(Subscription Management Tool)は、サーバサブスクリプションとサポートエンタイトルメントの管理を容易にします。
ノベルカスタマセンター
SUSE® Linux Enterprise Serverに組み込まれているNCC(ノベルカスタマセンター)は、SUSE Linux Enterpriseベースの製品のアップデートやサポートを一元的に提供するWebベースのポータルです。直感的なユーザインタフェースを使用して、サブスクリプションのステータス、更新、利用状況、予測などの管理ができます。また、最新のソフトウェアアップデートに関する通知を常時受信し、それらを簡単に入手することができます。その結果、ライセンスコンプライアンスの徹底、生産性の向上、システム管理コストの削減が可能となります。
Subscription Management Tool
Subscription Management Tool for SUSE Linux Enterpriseは、リポジトリと登録ターゲットを備えたプロキシシステムを確立することによって、さらに進化しました。これによりお客様は、企業のセキュリティポリシーやコンプライアンスを維持しつつ、ファイアウォールの内側でソフトウェアアップデートをシステム単位で一元管理することができます。
ダウンロード可能なSubscription Management Toolは、ノベルカスタマセンターと統合されており、ノベルカスタマセンターと同期されるリポジトリと登録ターゲットを提供します。大規模な導入環境では、エンタイトルメントのトラッキングにこのツールが役立ちます。Subscription Management Toolは、ノベルカスタマセンターのすべての機能を維持しつつ、よりセキュアな一元導入を可能にします。このツールは、すべてのSUSE Linux Enterpriseサブスクリプションに含まれるものであるため、完全サポート付きです。
通常、各デバイスがアップデートを受信するには、ファイアウォールをアウトバウンド接続用に開く必要がありますが、これは企業のセキュリティポリシーに違反する場合があり、組織によってはコンプライアンスを脅かすものと見なされることがあります。Subscription Management Toolはこれに代わる方法を提供します。ノベルカスタマセンターと統合されているSubscription Management Toolを使用することで、各デバイスはファイアウォールのポートを開くことなく適切なアップデートを確実に受信でき、帯域幅が余分に必要になることもありません。
また、企業全体のSUSE Linux Enterpriseデバイス(サーバ、デスクトップ、POS端末など)をローカルでトラッキングすることが可能になります。サブスクリプションの更新が必要なエンタイトルメント数を簡単に特定できるため、請求の締め日にデータセンター中を歩き回り、スプレッドシートを手動で更新する必要がなくなります。
Subscription Management Toolは、利用可能なソフトウェアアップデートをSUSE Linux Enterpriseデバイスに通知します。通知を受けた各デバイスは、必要なソフトウェアアップデートをSubscription Management Toolから取得します。Subscription Management Toolを導入することで、ネットワーク内のSUSE Linux Enterpriseデバイス間のやり取りが改善され、システムアップデートの受信方法が簡素化されます。Subscription Management Toolは、(利用プロファイルに応じて)各インストールのインスタンスごとに数百ものSUSE Linux Enterpriseデバイスをアップデートできるインフラを実現します。これにより、より正確で効率的なサーバの追跡が可能になります。
Subscription Management Tool for SUSE Linux Enterpriseの利点をまとめると、次のようになります。
- ファイアウォールとコンプライアンスの保証
- ソフトウェアアップデート時の帯域幅の使用率の低減
- サブスクリプション有効期間中はノベルが完全サポート
- ノベルカスタマセンターの既存のカスタマインタフェースを維持
- サーバのエンタイトルメントの正確な追跡と、サブスクリプションの利用状況の効果的な測定
- エンタイトルメントの合計数を簡単に割り出す自動プロセス(スプレッドシートが不要になる)
- サーバのエンタイトルメントとノベルカスタマセンターを自動的に同期するシンプルなインストールプロセス
Service Pack 1の新機能
Service Pack 1では、ノベルカスタマセンターインタフェースがより直観的なものに改良されています。これにより管理者は、適用するアップデートのプッシュとレビューができるようになりました。
Service Pack 1のSubscription Management Toolでは、次の機能が強化されています。
- ステージング機能の向上 - サイト管理者の完全な管理の下、パッチを内部管理領域でステージングできるようになりました。これにより管理者は、統合テストを実行してから新しいパッチをオンサイトに適用できます。
- パッケージを管理対象デバイスに一元的にプッシュすることが可能に
- 完全な非接続(「スニーカーネット」)構成のセットアップが改善され、運用が容易に
- モニタリングとレポーティングの向上 - 各システムのパッチレベルに関する可視性が向上したため、管理者はどのマシンが最新の状態でどのマシンがそうでないかを確認し、レポートを作成することができます。
- サーバホスティングアーキテクチャとしてSystem z(およびx86とx86_64)をサポート
- SUSE Linux Enterpriseの新しいサポートインフラ(SUSE Linux Enterprise 11に統合されているNovell Support Link、および Novell Technical ServicesからダウンロードできるNovell Support Advisor)との統合を強化。これにより、問題のレポーティングとトラブルシューティングを簡単かつ迅速に実行できます。
ライセンス
Subscription Management ToolのサポートはSUSE Linux Enterpriseに含まれており、追加コストはかかりません。利用できるサポートレベルは、有効なSUSE Linux Enterpriseサブスクリプションによって異なります。
