SUSE®は本日、Windows Azure上でのSUSE Linux Enterprise ServerのBasic SupportおよびPriority Supportをワールドワイドにおいて提供開始したと発表しました。加えて、openSUSE 12.3もWindows Azure上で提供されます。これにより、企業や開発者は実運用のためのLinuxワークロードを、必要なときにWindows Azure上に迅速かつ容易に展開できるようになり、時間とコストを節約できるようになります。

MicrosoftとSUSEはこれまで6年以上にわたり協業し、WindowsとLinuxの異種混在環境を稼働する企業のために、相互運用性を確保したソリューションを提供してきました。今回の発表は2社の戦略的関係をさらに拡大するものであり、開発者やあらゆる規模の企業が、安定性と信頼性の高いエンタープライズクラスのLinuxディストリビューションを、Windows Azure上で最大限に活用できるようになります。Windows Azureは、ユーザが必要とするコンピューティングリソースを、自身で制御・管理できるようにし、可用性の高いオンデマンドのクラウド環境における、処理能力の構成と拡張を実現しています。SUSE Linux Enterprise Serverを使うことで、Microsoftのお客様は幅広い認定アプリケーションを稼働することができるとともに、MicrosoftとSUSEによる効率的なサポートを受けられます。

Windows Azure上でSUSE Linux Enterprise Serverを使用するMicrosoftのお客様は、自社のクラウド展開シナリオに基づいて適切なサポートレベルを選択できます。SUSE Linux Enterprise Serverについて最新のセキュリティパッチ、バグフィックス、新機能を維持・活用したいお客様は、Basic Supportを選択することで、自動メンテナンスを受けることができます。より高いレベルの保証を求めるお客様は優先サポートを選択することで、メンテナンスに加え、24時間年中無休の電話によるテクニカルサポートを受けることができます。

加えて、SUSE Studio™ Onlineにより、SUSE Linux Enterprise ServerベースのアプリケーションのWindows Azureへの展開をさらに容易にしています。最近リリースされたSUSE Studio 1.3は、Hyper-V Managerとの統合に必要なすべてのドライバを備えています。このため、SUSE Studioによって構成された仮想アプリケーションは、Windows Azureを含むWindows Server環境で円滑に動作できるようになっています。さらに、お客様はクリック1つで、SUSE StudioからAzureのアカウントに直接Linuxイメージを発行できます。

◇ノベルおよびNetIQについて

ノベル株式会社とネットアイキュー株式会社は、The Attachmate Groupの日本法人です。The Attachmate Groupは、Attachmate、NetIQ、ノベル、SUSEの4事業部を統括しています。
詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
Novell, Inc.　http://www.novell.com/ ノベル株式会社　http://www.novell.com/ja-jp NetIQ Corporation　http://www.netiq.com/ ネットアイキュー株式会社　http://www.netiq.com/ja-jp

* SUSE、SUSE Studioは、米国およびその他の国におけるSUSE LLC.の登録商標または商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標および商標です。

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