ノベル、SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 3を発表
ノベル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:公家 尊裕、以下ノベル)は本日、SUSE® Linux Enterpriseの最新版「SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 3(以下 SLE11 SP3)」の提供開始を発表しました。SUSE Linux Enterpriseは、包括的な製品ポートフォリオで構成されており、今回はSUSE Linux Enterprise Serverをはじめ、下記7製品がSLE11 SP3としてリリースされました。
- SUSE Linux Enterprise Server
- SUSE Linux Enterprise Server for System z
- SUSE Linux Enterprise High Availability Extension
- GEO Clustering for SUSE Linux Enterprise High Availability Extension
- SUSE Linux Enterprise Desktop
- SUSE Linux Enterprise Server for VMware
- SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack
SUSE Linux Enterpriseは、物理/仮想/クラウド環境にまたがるミッションクリティカルなコンピューティングのための、最も相互運用性に優れたプラットフォームです。SLE11 SP3は、新たなハードウェア、新機能、および機能拡張をサポートし、スケールアップ/スケールアウトの選択肢を拡大しました。また、2009年にSUSE Linux Enterprise 11が提供開始されて以降にリリースされたすべてのパッチおよびアップデートを収録しています。これにより、ワークロードをUNIXおよびその他のOSから移行し、これを高い信頼性とコスト効率で稼動するための、最もセキュリティレベルが高い基盤として活用できます。
SLE11 SP3は、RISC/UNIXシステムで動作する処理負荷の高いワークロードの移行先として最適な、スケールアップの選択肢です。最新のAMD Opteron™ 4000/6000シリーズをプラットフォームとした場合、優れたスケーリング性能と仮想化ワークロードのサポートを提供します。また、インテル最新のプロセッサー(インテル® Xeon® プロセッサーE5ファミリー、および第4世代インテル® Core™プロセッサー)を新たにサポートし、これらのプロセッサーに特化した機能を備えることで、仮想化および省電力の性能を向上しています。これらのプロセッサーは、前世代に比べ、パフォーマンスを向上しながらネットワークI/Oの遅延を低減し、エネルギー効率を改善しています。
SLE11 SP3は最大級のシステムをサポートできるスケールアップ性能を備え、最大4096の論理CPUおよび16 TiBのシステムメモリを構成できます。IBM zEnterprise SystemのzEC12 Flash Expressハードウェアをサポートし、低遅延で高スループットのストレージを利用でき、SANトラフィックを低減できます。SUSE Linux Enterpriseは、大容量の垂直的な拡張機能を備えているため、サーバのワークロードを統合し、サーバの利用率とデータベースの効率を高めるための仮想化ホストとしての利用に最適です。最新のSLES11 SP3では、オープンソースのハイパーバイザであるKVM 1.4およびXen 4.2を商用サポートします。同時に最新のプロセッサーがもたらすハードウェア機能をサポートし、仮想化ワークロードの効率を高めます。SLES11 SP3を、高パフォーマンスのx86ハードウェアとともに用いることで、ミッションクリティカルなワークロードを高いセキュリティとコスト効率で実行できる、高度に仮想化された環境を提供できます。
SLE11 SP3ではさらに、Webサーバやクラスタ型ファイルサーバのような、ストレージを共有するワークロードのためのスケールアウト機能を向上しました。Open Fabric Enterprise Distribution(OFED)など重要なドライバのアップデートも含まれています。OFEDは、接続スピードを向上し、標準の選択肢を広げ、ファブリックの管理を容易にします。また、ストレージの仮想化および管理を改善するため、LVMシンプロビジョニングおよび新たなiSCSIターゲット(LIO)を搭載しました。
ITサービスの可用性に関する課題に対処するため、SUSE Linux Enterprise High Availability Extension 11 Service Pack 3では、現在市場に提供されている最新で最高のオープンソース・クラスタリング技術を組み込んでいます。この技術はx86(32ビットおよび64ビット)、Itanium、POWER、System zのアーキテクチャに対応しています。GUIの使い勝手が改善されており、ユニークな新機能の「ブラックボックス・モニタリング」により、ソフトウェアをサービス側にインストールすることなく、監視と管理が実行できます。また、Geo Clustering for SUSE Linux Enterprise High Availability Extensionは、エンタープライズLinuxベンダが提供する唯一の遠隔クラスタリングソリューションであり、距離に制限のないHAクラスタリングを実現しています。両製品とも、物理/ハイブリッド/仮想のクラスタリングをサポートし、導入における柔軟性を高めています。
SUSE Linux Enterprise Serverは先ごろ、Common Criteria Certification EAL 4+の認定を受けました。さらに2013年4月には、搭載するOpenSSLモジュールについて、米国のFIPS(Federal Information Processing Standard)140-2の認証を受けました。このため、機密情報の扱いおよび標準への適合においても安心して同製品を使うことができます。SLE11 SP3はまた、Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)セキュアブートのメカニズムを統合した最初のエンタープライズ向けLinuxディストリビューションとなり、システムの起動時における悪意の攻撃を受ける可能性を大幅に低減しています。
SUSE Linux Enterprise 11 Service Pack 3の各製品に関する詳細は、こちらにてご覧いただけます。https://www.suse.com/ja-jp/promo/sle11sp3.html
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