プレスリリース
  米ノベル、Novell Nterprise Linux Servicesを発表
IBM、HP、DELLが自社顧客に提供

この資料は米国ノベル社より6月24日(米国時間)に発表されたものです。

2003年6月25日
Novell, Inc.
ノベル株式会社

米ノベル、Novell Nterprise Linux Servicesを発表
IBM、HP、DELLが自社顧客に提供

Red Hat Linux とSuSE Linux上でファイル、プリンタ共有、メッセージング、
ディレクトリサービスおよび管理機能を提供するLinux統合ソリューション

ネットビジネスソリューションの先進企業、米国ノベル社(以下ノベル、米国ユタ州プロボ)は、Red Hat Enterprise LinuxとSuSE Linux Enterprise Server上でファイル、プリンタ共有、メッセージング、ディレクトリおよび管理を提供する統合パッケージ、Novell(R) Nterprise Linux Servicesを発表しました。ノベルは先頃、将来出荷予定のNetWare(R) 7にて提供される全機能をLinux上で提供するなど、ノベルの高度な各種ネットワークサービスを今後すべてLinux上で利用できるよう、顧客への選択肢を提供していくことを発表しています。今回発表のNovell Nterprise Linux Servicesは、ノベルの包括的なLinux向け技術サポート、トレーニング、コンサルティングサービスとともに今年中に出荷予定で、Linuxのメリットを、実績あるノベルの確かなサポートやネットワークサービスと結びつける製品です。

ノベルはまた、デル・コンピュータ(以下DELL)、ヒューレット・パッカード(以下HP)、IBMのハードウェアベンダ3社が、ノベルとともにトレーニングやサポートのフル・サービスを提供しつつ、ノベルのLinuxソリューションを各社の顧客へ提供していくことで合意し、提携したことを発表しました(詳細は本日発表の別リリース「米DELL、Novell Nterprise Linux Servicesを企業Linuxユーザに提供」、「米HP、Novell Nterprise Linux Servicesを企業Linuxユーザに提供」、「米ノベルと米IBM、企業Linuxユーザに実績あるネットワークサービスを共同で提供」をご覧ください)

ノベルの会長兼CEO、ジャック・メスマンは、「ノベルはユーザがどこにいるか、どの端末ならびにOSを使っているかにかかわらず、均質なサービスを提供できる安全なソリューションの実現に注力しています。当社ではすでに数多くのソリューションでこの考えを実現し、成功してきました。統合的なサービスをLinux上で提供することは、当社のクロスプラットフォーム戦略の自然な延長線上にあり、急成長を続けるLinuxサーバ市場に、安全かつ拡張性と信頼性に優れたノベルのネットワーキング機能の価値をもたらすものです。主要なハードウェアベンダによるサポートにより、顧客は自らの選んだOSやハードウェア上で実績あるノベルのネットワークサービスを利用できるようになります」と話しています。

Novell Nterprise Linux Servicesの最初のバージョンには、ノベルの提供してきた数々のネットワークサービスが、統合されたひとつのビジネスソリューションとして搭載されています。搭載機能には、Novell eDirectoryとDirXML(R)によるアイデンティティ管理サービス、Novell iFolder(R)によるファイルサービス、iPrintによるプリンタ共有サービス、NetMailによるメッセージングサービス、ZENworks(R) for Serversによる管理サービス、exteNd Director Standard Editionによるエンドユーザアクセスと生産性向上のためのバーチャルオフィス機能があります。また、WebブラウザによるNterprise Linux Servicesの集中管理を実現するNovell iManagerも備わっています。

市場調査会社IDCのシステムソフトウェア調査担当副社長、ダン・クズネツキー氏は、「IDCが行った需要調査によると、Linuxが主流の製品として受け入れられるのを阻む要因がいくつかあります。たとえば企業におけるLinuxに関するノウハウや経験の不足、既存ネットワークにLinuxを統合する能力、また、Linux環境に対する継続的なサポートに関する課題などです。ノベルは、顧客の選択肢を広げ、Linuxをサポートする動きを通じて、多数の企業のIT責任者が抱えるこうした問題を払拭するのに大きく貢献することでしょう」と語っています。

Novell Nterprise Linux Servicesソリューションは、先日発表されたNovell Certified Linux Engineerプログラムをはじめとする、ノベルのLinuxに関するコンサルティング、技術サポート、トレーニングサービスを含めた総合ソリューションとして整いました。ノベルのコンサルティングには、実装や移行に関するサービスのみならず、戦略分析やROI(投資対効果)分析など、企業としての方向性に関連するサービスも含まれます。またNovell Certified Linux Engineerプログラムでは、2003年後半より、ノベルのLinux上の製品に関する知識の認定に、Linux Professional Institute (LPI)による認定を認定取得要件として統合する予定です。また、ノベルでは主要チャネルパートナがそれぞれの顧客に対し、同様なレベルのサポートを提供できるよう、支援していく予定です。

近く予定されているNetWare 6.5の出荷からもわかるように、ノベルは、NetWareをビジネス向けに高度なネットワークサービスを提供する重要プラットフォームと位置付け、今後もその開発と拡張を続けていく予定です。NetWare 6.5では、ビジネスコンティニュイティ(業務継続)機能、オープンソース対応、Webアプリケーション開発機能、バーチャルオフィス機能などが搭載されています。これらはすべて、将来Linuxカーネル上で提供、サポートされる予定です。NetWare 7ではNetWareとLinux双方でノベルのサービスを完全に提供しますが、それまで、NetWare 6.5とNovell Nterprise Linux Servicesは、これに向けた道筋を並行して提供します。

ノベルのパートナや業界のリーダーたちは、Linuxが企業の基幹サービスのプラットフォームに育っていくという見方で一致しており、ノベルがLinuxを採用した企業に大きな価値をもたらすことも確信しています。
  • SUSE LinuxのCEO、リチャード・セイト氏:「お客様はミッションクリティカルなインフラの構築において、SuSEの世界的に実証された技術とともにノベルの深い経験を活かし、次世代の安全で拡張性に優れ、プラットフォームに依存しないアプリケーションを構築することができます。SuSE Linux Enterprise Server上でNovell Nterprise Linux Servicesを動作させることで、この革新的な技術の市場にとてつもない変化をもたらすことができます」
  • レッドハットのチャネルセールス担当副社長、マイク・エバンス氏:「Novell Nterprise Linux ServicesがRed Hat Enterprise Linux製品群上で稼動することを歓迎します。ノベルのサービスがRed Hat Enterprise Linux上で動作し、それがノベルの世界的なサポート体制によって支援されることで、企業顧客はますますLinuxをミッションクリティカルなインフラサービス用プラットフォームとして信頼できることになります。我々はノベルや両社共通のグローバルOEMパートナであるDELL、HP、IBMと協力して、強力なソリューションを市場に提供していくことを楽しみにしています」
  • コネクティーヴァのCEO、ジャック・ローゼンバイグ氏:「市場におけるLinuxの利用が進むに従い、このプラットフォームを企業顧客に対してさらに魅力あるものとするようなソフトウェアサービスの価値が高まってきていることを当社では認識しています。Novell Nterprise Linux Servicesはノベルの技術的ノウハウと実証された市場におけるリーダーシップを活用して、顧客、開発者、パートナなどから構成されるLinuxコミュニティ全体に貢献することができます」
  • ターボリナックスの代表取締役社長、矢野広一氏:「ターボリナックスは企業コンピューティングをよりシンプルでコスト効率よくするLinuxのプロバイダとして事業を展開してきました。より多くの企業がターボリナックスを利用し、Linuxのメリットを活かそうとしている昨今、ノベルの戦略的方向性とNovell Nterprise Linux Servicesは、こうしたニーズを満たすとともに、実績のあるベンダからの実績のあるソリューションを顧客に対して提供していく支援を行っていくことになるでしょう」
  • EMCのグローバルソリューション担当副社長、ドン・スワティック氏:「EMCとノベルは協力して、EMC Automated Networked StorageとNovell Nterprise Linux Servicesの統合を進めてきました。両社の共同作業により、ノベルの革新的なネットワークサービスを導入するお客様は、EMCの自動化ネットワークストレージ関連システムやソフトウェアによる情報管理、共有、保護機能をフルに活用することができるようになっています」
  • Linuxソフトウェアベンダであるジミアン(Ximian)社(米国マサチューセッツ州ボストン)の社長兼CEO、デビッド・パトリック氏:「ノベルは革新的な技術と確立されたサポート体制を通じてLinux市場に多くのものをもたらしてくれます。ジミアンとノベルのような関係が生み出す相乗効果によって、導入・管理ともに容易な、コスト効率性の高いソリューションを顧客に提供することができ、企業におけるLinux採用の牽引を助けることになるでしょう」
  • オープンソース・ディベロップメントラボ(OSDL)のCEO、スチュワート・コーヘン氏:「Novell Nterprise Linux Servicesは、Linuxユーザに対し、エンタープライズ・レベルのサポートに裏づけされた形で、実証済みのインフラストラクチャ機能を提供します。ノベルの今回の発表は、Linuxが企業での採用に足るものであり、そのメリットを活かしたいお客様の検討に十分値するものであるということを改めて実証してくれました」
Novell Nterprise Linux Servicesは、Novell Nterpriseを構成する製品の1つです。Novell Nterpriseはコミュニケーションを向上し、ネットワーク管理を簡素化・自動化し、従業員が自分の居場所や利用端末、プラットフォームにかかわらず、高い生産性を提供できる機能を提供するソリューションです。たとえば、今年中に出荷開始予定のLinux用Novell GroupWiseクライアントは、この業界においてもっとも信頼され、安全性が確認されているメッセージングプラットフォームを利用する上で、新たな選択肢を顧客に提供する製品です。

Novell Nterprise Linux Services 1.0のベータテストは7月に開始されます。価格と提供時期は今後発表する予定です。Novell Nterprise Linux Services、およびノベルのLinux戦略についての詳細、ベータテストへの参加方法については、http://www.novell.com/linuxにてご覧ください。


◆ノベルについて

ノベルは、あらゆるビジネスネットワークが安全でシームレスに連携する仕組みをone Netと定義し、これを支える4つのソリューション分野として、Novell Nsure(セキュア・アイデンティティ・マネジメント:アイデンティティに基づくセキュリティ管理)、Novell exteNd(Webアプリケーション開発/Webサービス)、Novell Nterprise(クロスプラットフォーム・ネットワークサービス)、そしてNovell Ngage(SM)(コンサルティングサービス)を米国を拠点に世界中で展開するネットビジネスソリューションの先進企業です。ノベルは情報障壁のない世界を実現する「one Net」を事業ビジョンとして掲げており、顧客企業が高いセキュリティと経済性の下に、自社の情報を新たな価値に変換していくための支援をしています。
  • Novell、NetWare、DirXML、Novell iFolder、ZENworksは米国Novell, Inc.の登録商標です。
  • Nterprise、eDirectory、NetMail、Nsure、exteNdは米国Novell, Inc.の商標です。
  • Ngageは米国Novell, Inc.のサービスマークです。
  • その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

以上