プレスリリース
  米ノベル、IPsec関連のオープンソース標準化活動を拡大

これは米国ノベル社より6月16日(米国時間)に発表されたプレスリリースの抄訳です。

2004年6月18日
Novell, Inc.
ノベル株式会社


米ノベル、IPsec関連のオープンソース標準化活動を拡大

LinuxにおけるIPsec実装を推進するオープンソース・プロジェクト、 Openswanのスポンサーとなり、同プロジェクトの開発活動を支援

ネットビジネスソリューションの先進企業、米国ノベル社(以下ノベル、米国マサチューセッツ州ウォルサム)は、これまでオープンソース・コミュニティに対する貢献と、互換性に関する取り組みを進めてきましたが、このたびLinuxにおけるIPsec(IP Security)実装を推進しているOpenswanプロジェクトのスポンサーとなることを発表しました。IPsecは、インターネット上の通信におけるセキュリティ確保のための共通基盤として機能する技術です。また、Novell(R) BorderManager(R) 3.8は、ICSAラボによるIPsec互換性検証テストの最新版で認定を受けた最初の製品の1つとなりました。こうしたIPsec関連の活動を通じ、ノベルは、Linuxへの移行を図る組織がユーザに対して安全なリモートアクセス環境を確実に提供できるよう支援していきます。

Openswanのプロダクトマネージャ、ケン・バントフト氏は、「ノベルはリモートアクセスのセキュリティに関し、これまで長年にわたる実績があります。また、IPsecを使ったVPNが顧客に与えるメリットについてもよく理解していると思います。ノベルがOpenswanのスポンサーとなることで、当プロジェクトは開発やメンテナンス作業の継続が確保でき、新しいサービスを提供できるようになります。これにより、IPsec関連オープンソース・プロジェクトのリーダーとしての当プロジェクトの地位を確保していくことができるようになります」と話しています。

Openswanに対するノベルのスポンサーシップは、このプロジェクトの開発作業への貢献を含んでいます。IPsecはインターネットのような保護のないネットワーク上で秘匿性の高い情報を送信するための標準的な技術となっており、企業顧客のためのVPN技術として最も広範に使われています。Openswanは、1998年に開始されたFreeS/WANプロジェクトのコードベースを継承したプロジェクトであり、その実装は世界の何万台ものLinuxサーバ上で本格的に稼働しています。

ノベルの副社長兼SUSE(R) LINUXビジネス部門担当ゼネラルマネージャであるマーカス・レックスは、「セキュリティは当社の顧客にとって大きな課題となっています。当社は、主要なLinuxディストリビューションに初めて、IPsec VPN機能を完備して提供することにより、こうした懸念に応えました。企業を対象としたLinuxディストリビューションにとって、安全なVPNの実装は重要な部分を占めています。当社では、Openswanプロジェクトの開発に貢献できることを楽しみにしています」と話しています。ICSAラボはセキュリティ製品に関し、ベンダに中立なテストと認定を実施しています。同社のIPsec 1.0D認定は、従来から行われてきた暗号や標準への仕様適合性に関するテストに加え、対象製品が標準的な手法によるログ作成を行い、より厳格な互換性を満たしていることを要件としています。これにより、顧客はIPsec認定を受けた製品を使うことで、データの秘匿性と完全性が確保されることに加え、各ベンダの製品ラインを超えた互換性が実現されていることを確認することができます。

Novell BorderManagerは強力なディレクトリ統合の下でプロキシキャッシュ、VPN、ファイアウォールといった機能を提供します。これにより、企業はユーザによる社内情報資産へのアクセスを管理し、インターネットの利用を監視することができます。Novell BorderManagerでは、Microsoft Windows、Apple Macintoshに加え、Linuxクライアントからの接続もサポートしています。Novell BorderManagerによるアクセス制御は、Novell Nsureが提供するアイデンティティマネジメントソリューションの中核的な要素となっています。Openswanプロジェクトについて詳しくは、http://www.openswan.orgをご覧ください。Novell BorderManagerについて詳しくは、http://www.novell.com/bordermanagerをご覧ください。



◇ ノベルについて
ノベルは、あらゆるビジネスネットワークが安全でシームレスに連携する仕組みを「one Net」と定義し、これを支える4つのソリューション分野として、Novell Nsure(セキュア・アイデンティティ・マネジメント:アイデンティティに基づくセキュリティ管理)、Novell exteNd(Webアプリケーション開発/Webサービス)、Novell Nterprise(クロスプラットフォーム・ネットワークサービス)、そしてNovell NgageSM(コンサルティングサービス)のネットビジネスリューションを展開しています。また、オープンソース・コミュニティを積極的に支援し、Ximian(R)とSUSEによるサーバからデスクトップまでの包括的な企業向けLinuxソリューションとサービスを提供しています。ノベルは情報障壁のない世界を実現する「one Net」を事業ビジョンとして掲げており、顧客企業が高いセキュリティと経済性の下に、自社の情報を新たな価値に変換していくための支援をしています。

  • Novell、BorderManager、Ximianは米国Novell, Inc.の登録商標です。
  • Nsure、exteNd、Nterpriseは米国Novell, Inc.の商標です。
  • Ngageは米国Novell, Inc.のサービスマークです。
  • SUSEはSUSE LINUX AG.の登録商標です。
  • その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
以上