プレスリリース
  ノベル、カーネル2.6対応のエンタープライズ向け新Linux OS
「Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9」を発表
2004年8月5日
ノベル株式会社

ノベル、カーネル2.6対応のエンタープライズ向け新Linux OS
「Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9」を発表


拡張性、管理性を飛躍的に向上し、ワークグループから
基幹系業務システムまで対応する本格的エンタープライズLinux OS


ノベル株式会社(本社:東京都品川区西五反田3-6-21、代表取締役社長:吉田仁志、以下ノベル)は、企業のワークグループから基幹系業務まで対応するLinuxサーバOSの最新版「Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9」(以下、SLES9)を8月5日より提供開始すると発表しました。SLES9はLinuxカーネル2.6に対応した初めてのエンタープライズ向けLinux OSで、ファイル、プリント、Webなどの基本ネットワークサービスから、大規模なデータベースやERPなどの基幹業務システムに対応する卓越したパフォーマンスとスケーラビリティ、高い信頼性と可用性により、企業が求めるセキュアで信頼できるビジネスのためのオープンプラットフォームを提供します。

Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server(SLES)は、独自のAutoBuildシステムによって単一のコードベースでPCサーバからメインフレームまで7つのプラットフォームに対応し、異種プラットフォーム間での高い互換性を備えているエンタープライズLinux OSです。統合管理ツールYaSTを搭載し、多様なオープンソースソフトウェアのインストール/アップデート/管理を、統一された操作で実行する優れた管理性を備えています。

SLES9の主な新機能および強化機能は以下の通りです。

- 企業内ワークグループから基幹系/データセンタまで幅広く対応する高い拡張性と パフォーマンス SLES9は、カーネル2.6を採用することで、高度なメモリ管理、無制限のプロセッササポート、Native Posix Thread Library (NPTL)、I/O機能などを実現し、エンタープライズLinux OSとしての高いパフォーマンスとスケーラビリティを発揮します。IBMとの共同開発による独自のクラス単位カーネルリソース管理であるCKRM(Class-based Kernel Resource Management)は、Linuxサーバに対してリソースをダイナミックに割り当てることができ、一つのプロセスでCPU等のシステムリソースを占有しないよう制御することが可能です。さらに、インテルハイパースレッディングテクノロジとNUMA (non-uniform memory management)をサポートし、大規模導入におけるより高度な拡張性を実現します。また、OSDL(Open Source Developer Lab)による通信業界の標準規格であるCGL(Carrier Grade Linux)2.0への対応や、データセンタの業界標準規格DCL(Data Center Linux)への準拠も進めています。セキュリティについては、SLES8はISO標準のCommon Criteriaで定義される国際的セキュリティ基準、EAL(Evaluation Assurance Level)3+ を取得した最初のLinuxプラットフォームであり、今回のSLES9では、EALの最高ランクであるEAL 4+の取得を進めています。SELS9は、他の商用OSと同等以上のセキュリティをLinux環境で実現します。

- ミッションクリティカルなシステムやダウンタイムに対応する高い可用性と耐障害性 SLES9では、新たに標準搭載された2ノードハイアベイラビリティ・クラスタをYaSTによって簡単に構築できるほか、Enterprise Volume Management System (EVMS)によって、クラスタ環境でストレージリソースを共有するサーバの設定やメンテナンスが簡易化されました。これらの機能によりSLES9のミッションクリティカルな環境への導入は容易になり、導入後のハードウェア拡張の際にもHotPlug機能を活用し、サーバ稼動中のハードディスクやプロセッサ、その他周辺機器の交換が可能になりました。

- Linuxソフトウェアおよびサーバの導入/運用管理コストを総合的に削減 統合管理ツールYaSTは、今回CIM(Common Information Model)に対応しました。CIMは、エンタープライズ向けシステム管理ソリューションにおける標準インタフェースで、大規模なIT環境のサポートを容易にするとともに、サードパーティの管理ツールとの連携を可能にします。また、各種Linuxディストリビューションのセキュリティアップデートとワークステーションおよびサーバ上のソフトウェアの自動集中管理を実現するNovell ZENworks(R) Linux Managementを利用することで、ネットワーク内でSLES9と混在している多数のLinuxディストリビューションを容易に導入、設定、管理しながらセキュリティを高めることが可能です。

- 充実したサードパーティ・アプリケーションおよびLinuxアプリケーション関連ツールのサポート
SLES9では、Samba 3によるファイル・プリントサービスをサポートし、多数の電子メールサービスおよびデータベース、Apache Web Server、Java、Tomcat、JBossなどのミドルウェアサービスや、さらに幅広いネットワークサービス提供しています。また、SLES9 SDK(ソフトウェア開発キット)では、Eclipse、Kdevelop、Mono、Perl、Java、Pythonなどの開発ツールやランタイム環境を提供し、Linux互換のアプリケーション開発が容易になります。さらにUser Mode Linuxの対応により、SLES9上で仮想Linux OSを複数稼動させることが可能です。

ノベルは、オープンソース技術を通じて企業が情報資産から新たな価値を得られるエンタープライズLinuxソリューションを掲げています。SLES9はそのパフォーマンスと拡張性、管理性、信頼性においてこれを大きく推進し、Linuxをビジネスの環境に展開していきます。


◆ 提供時期:
2004年8月5日発売開始

◆ 価格:
オープン価格

◆ 販売方法:
ライセンス販売*
*ライセンス販売について
ノベル大規模ライセンス販売プログラム(NLP)に基づくライセンス販売。NLPは3つのライセンスプログラム:VLA /CLA/MLA として提供されています。NLPの詳細については、以下のホームページをご覧ください。
NLP (Novell Licensing Program)−大規模ライセンス販売プログラム:http://www.novell.co.jp/nlp/

◆ 動作環境
プラットフォーム
-x86 Intel/AMD
-AMD 64
-Intel EM64T
-Intel Itanium Processorファミリ
-IBM pSeries
-IBM iSeries
-IBM zSeries
-IBM S/390

最小ハードウェア要件
メモリ 256 MB以上
HDD 500MB(ソフトウェア) 500MB(ユーザデータ)

推奨ハードウェア要件
メモリ 512MBから3GB以上、CPU単位で最小256MB以上
HDD 4GB以上

◆ 本発表へのパートナ各社からのエンドースメント
添付別紙にて記載しております。



◇ノベルについて
ノベルは、あらゆるビジネスネットワークが安全でシームレスに連携することを目指し、Novell Nsure(セキュア・アイデンティティ・マネジメント:アイデンティティに基づくセキュリティ管理)、Novell exteNd(Webアプリケーション開発/Webサービス)、Novell Nterprise(クロスプラットフォーム・ネットワークサービス)、そしてNovell NgageSM(コンサルティングサービス)の4つのネットビジネスソューションを展開しています。また、オープンソース・コミュニティを積極的に支援し、Ximian(R)とSUSEによるサーバからデスクトップまでの包括的な企業向けLinuxソリューションとサービスを提供しています。ノベルは情報障壁のない世界の実現を事業ビジョンとして掲げており、顧客企業が高いセキュリティと経済性の下に、自社の情報を新たな価値に変換していくための支援をしています。

  • Novell、ZENWorksは米国Novell, Inc.の登録商標です。
  • Nsure、exteNd、Nterpriseは米国Novell, Inc.の商標です。
  • Ngageは米国Novell, Inc.のサービスマークです。
  • SUSEはSUSE LINUX AG.の登録商標です。
  • その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
以上




本発表へのパートナ企業からのエンドースメント

<日本アイ・ビー・エム株式会社>

日本アイ・ビー・エム株式会社は、Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の出荷を歓迎し、これに賛同いたします。日本IBMは、全てのeServer(R)プラットフォームをいち早くサポートいただいたLinuxディストリビューションとして、SUSE LINUX Enterprise Server 7そしてSUSE LINUX Enterprise Server 8と既に多くのお客様にお使いいただいた実績を持っております。また今回発表されたNovell SUSE Linux Enterprise Server 9は、Power 5サポートを実現しておりLinux on Powerを強力に推進するために大変重要な製品と位置づけております。引き続きノベル様と連携し、国内のLinux市場の更なる拡大を図ってまいります。

日本アイ・ビー・エム株式会社
Linux事業部 事業部長
水橋 久人


<SAPジャパン株式会社>

SAPジャパン株式会社はNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の出荷を歓迎し、これに賛同します。Linuxは、企業や自治体の情報システムを支える重要な基盤となりつつあり、当社においても、お客様に十分な選択肢をご提供するという観点から、Linuxは欠かすことのできないプラットフォームと位置づけています。今回、さらに機能拡張されたNovell SUSE Linux Enterprise Server 9が日本市場で展開されることで、当社のLinuxソリューションがさらに強化されるものと期待しています。

SAP ジャパン株式会社
アライアンス本部
バイスプレジデント
竹田 邦雄


<日本SGI株式会社>

日本SGIは、ノベル株式会社のNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の出荷を歓迎いたします。日本SGIでは、機能強化されたNovell SUSE Linux Enterprise Server 9を、業界をリードする大規模並列LinuxサーバのSGI Altix 3000と、価格性能比に優れた強力なミッドレンジサーバSGI Altix 350に搭載し、国内のLinux市場の更なる拡大を図ってまいります。

日本SGI株式会社
第一事業本部
執行役員本部長
畠中 有道


<NTTコムウェア株式会社>

OSDLのCGL2.0に世界で最初に準拠したNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の出荷を、NTTグループの中にあって、通信システムの構築・オペレーションを担当しているNTTコムウェアは歓迎します。Novell SUSE Linux Enterprise Server 9は、そのスケーラビリティ、高い信頼性と可用性、柔軟な運用性は、通信系のみならず、ハイエンド大規模基幹系へのLinux導入を大きく加速させるものと、期待しております。

NTTコムウェア株式会社
取締役
オープンソースソフトウェア推進部長
長野 宏宣


<日本オラクル株式会社>

日本オラクル株式会社は、「Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9」の出荷開始を歓迎致します。オラクルは、Linuxによるエンタープライズソリューションを推進する「Unbreakable Linux」プログラムにおいて、「Novell SUSE Linux Enterprise Server」とオラクル製品の統合的なサポートを提供してまいりました。今後は、「Novell SUSE Linux Enterprise Server 9」と、「Oracle 10g」製品群を組み合わせることにより、Linuxを基盤にした、低価格でより拡張性・可用性の高いエンタープライズシステムの実現を確信しています。

日本オラクル株式会社
マーケティング本部
本部長
清水 照久


<コンピュータ・アソシエイツ株式会社>

コンピュータ・アソシエイツ株式会社は、Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の発表を歓迎いたします。CAでは、次世代の企業システムを牽引する重要な技術としてLinuxを位置づけ、国内トップシェアを誇るバックアップ/リカバリ・ソリューションのBrightStor ARCserveをはじめ、Linux対応製品の充実に力を注いでまいりました。パフォーマンスと信頼性が大きく強化された Novell SUSE Linux Enterprise Server 9とCAのLinux対応ソリューションとの融合により、より多くのお客様のビジネスに、オープンソース技術がもたらすメリットをご提供できると確信しております。

コンピュータ・アソシエイツ株式会社
営業・マーケティング統括本部 統括本部長
藤岡 健


<トレンドマイクロ株式会社>

トレンドマイクロはNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の出荷を歓迎します。Linuxプラットフォームは、企業や自治体の情報システムから基幹系システムまで、様々な用途で採用されるなど重要性が高まる一方、ウイルス対策を始めとしたセキュリティを確保した信頼性の高いシステム環境の提供が求められています。トレンドマイクロは、ゲートウェイ対策からコンテンツフィルタリングまでいち早くLinux対応を進め、フルラインでLinux対応製品を提供してまいりました。今回発表されたNovell SUSE Linux Enterprise Server 9においても、ノベル様と連携し、高いセキュリティ環境の提供に取り組んでいきます。

トレンドマイクロ株式会社
マーケティング統括本部
副統括本部長
糸賀 誠


<バックボーン・ソフトウエア株式会社>

バックボーン・ソフトウエア株式会社は、「Novell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9」の提供開始を心から歓迎します。弊社の開発/提供する「NetVault」は、国内シェア第1位のLinux用バックアップ/リストア・ソフトウェアで、既存バージョンのSUSE LINUX Enterprise Serverのバックアップ・ツールとしても既に実績あるソフトウェアです。今回のNovell SUSE Linux Enterprise Server 9のリリースを受け、弊社は本バージョンにも迅速に対応することをお約束します。また、Novell SUSE Linux Enterprise Server 9で稼動するOracle Database 10gのオンライン・バックアップ・オプションも提供していくことで、 Novell SUSE Linux Enterprise Server 9を利用されるお客様の大きなニーズにお応えできるものと確信しています。

バックボーン・ソフトウエア株式会社
代表取締役
ハワード・ワイス


<日本ヒューレット・パッカード株式会社>

日本ヒューレット・パッカード株式会社は、ノベル株式会社のNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9の出荷を歓迎します。企業の基幹システムとしてLinuxの採用がますます広がっている中、日本HPは従来より業界標準テクノロジを採用したx86サーバ「HP ProLiant(プロライアント)ファミリ」及びItanium2プロセッサ搭載サーバ「HP Integrity(インテグリティ)サーバ」のLinux対応に注力してきました。今後Novell SUSE Linux Enterprise Server 9が、日本HPの提供するLinuxソリューションと強力に融合することを期待しています。

日本ヒューレット・パッカード株式会社
アジアパシフィックジャパン 
エンタープライズストレージ・サーバ
LINUX&HPTCビジネス
ゼネラルマネージャー
中野 守