プレスリリース
  Linux専用サーバーの新ブランド、IBM eServer OpenPower
−ノベル社と共同で提案活動を推進−
2004年9月15日
日本アイ・ビー・エム株式会社
ノベル株式会社

Linux専用サーバーの新ブランド、IBM eServer OpenPower
−ノベル社と共同で提案活動を推進−

日本IBM(社長・大歳卓麻)は、サーバー市場において最も高い成長が見込まれるLinuxサーバーのシェア拡大に向け、IBM製最新プロセッサー「POWER5TM」、また異機種混在環境を一元化する技術「仮想化エンジン」※1を搭載し、IA(インテル・アーキテクチャー)サーバーと比較して高い価格競争力を持つ、Linux専用サーバーの新シリーズ、「IBM(R) (R) OpenPowerTM(以下、OpenPower)」を9月24日から出荷開始します。

また、全世界において64ビットLinuxで有数の出荷実績を持つNovell(R) SUSE(R) LINUXを提供するノベル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:吉田仁志、以下ノベル)と、販売およびソリューションの拡充で協業を推進していきます。

具体的には、ノベルはOpenPowerを基盤にした日本IBM とのLinuxの提案・販売活動において、20人規模の専任チームを結成し、ソリューション・セミナー、同行営業活動、パートナー・リクルーティング・キャンペーンや、SUSE LINUXトレーニングなどを積極的に推進していきます。また、64ビットLinuxに対応したソリューションの拡大に向けて、両社で、ISV(独立系ソフトウエア会社)のソフトウエア開発支援や各社の製品との稼働検証を進めていきます。さらに、SUSE LINUXへの移行支援策の一環として、テクノロジーパートナーに対し、サポートを6ヶ月間、無償で提供する特別キャンペーンも計画しています。

CPUを4つ搭載した4wayのOpenPowerは、Itanium 2搭載のHP機と比較して下記の通り1.6倍の処理能力を示しました。
−ベンチマーク(注1)
  • SPECompM2001 HPC処理で最速
    OpenPower(1.65GHz, 4way) SUSE Linux ES9稼働    10,522
    HP rx7620 (Itanium 2, 1.50GHz, 4way) HP-UX 11i v2稼働   6,886
  • SPECsfs97_R1.v3 SMP ネットワーク・ファイル・システム処理で最速  
    OpenPower(1.65GHz, 4way) SUSE Linux ES9稼働    67,347
    HP AlphaServer GS1280 (1.15GHz, 4way) HP Tru64稼働   40,579
  • SPECjbb2000 Javaトランザクション処理で最速  
    OpenPower(1.65GHz, 4way) SUSE Linux ES9稼働     136,167
    HP rx5670(Itanium 2, 1.50GHz,4way) HP-UX 11i v2稼働    116,466
    Sun Enterprise 420R(UltraSPARC II , 4way) Solaris 8稼働    18,489
  • 本日発表したのは、ミッドレンジ・モデルの720(4way)で、最小構成(注2)の価格は、803,800円(消費税抜き)からです。

    OpenPowerには、今後複雑・多様化が加速されるITインフラストラクチャーの最適化に向けて、異機種混在環境を一元化する仮想化技術「仮想化エンジン」を実装していきます。これは、IBM独自の高機能設計を施したPOWER5プロセッサーで実現可能になったもので、その機能である「マイクロ・パーティショニング※1」技術によって、1つのCPUあたり10個のオペレーティング・システム(OS)、1台のサーバーに最大で40個のOSを仮想的に稼働させることが可能になります。
    なお2005年前半には、2way(ラック型、2U)のOpenPowerシステムを発表する予定です。※2

    <本日発表製品の概要>
    IBM OpenPower 720 価格 803,800円より(消費税抜き)
    −POWER5 4way プロセッサー搭載 (1.5GHz、1.65GHz)、−ラック及びタワー型
    −メモリー 最大64GB          −64bit PCI-Xスロット5本
    −Ultra320 SCSI HDD 8個搭載可能 (最大1.17TB)
    −稼働Linuxオペレーティング・システム
  • SUSE Linux Enterprise Server 9 for POWER
  • Red Hat Enterprise Linux AS for POWER Version 3

    以上


    注1)ベンチマークは、2004年9月13日現在のものです。
    詳細は、こちらhttp://www.spec.org/を参照ください。
    注2)最小構成価格:POWER5 1.5GHz 1way、メモリー 1GB、HDD 36GB、OS未導入

    ※1 仮想化エンジンを支える先進テクノロジーであるLPAR機能、ダイナミックLPAR機能は、Advanced OpenPower Virtualizationによりサポートされます。OpenPower 720でのAdvanced OpenPower Virtualizationのサポートは、2004年第4四半期を予定した開発意向表明です。具体的な製品化の最終決定は、今後のIBMの技術上及び経営上の判断に基づいて行われ、計画を変更または中止する場合もあります。
    ※2 開発意向表明です。具体的な製品化の最終決定は、今後のIBMの技術上及び経営上の判断に基づいて行われ、計画を変更または中止する場合もあります。

    その他本日発表製品の詳細仕様に関しては、日本IBMのpSeriesホームページ
    (http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/openpower/) をご覧ください。


    IBM、e-businessロゴ、eServer、POWER、OpenPower、POWER5、pSeries、AIX、は、IBM Corporationの商標。
    Windowsは、Microsoft Corporationの登録商標。
    Linuxは、Linus Torvals氏の商標。
    その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標。

    <製品画像>
    http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/openpower/photo/