プレスリリース |
米国ノベル社 アジア太平洋地域アライアンス担当副社長に Linux業界のベテラン平野 正信を任命 |
これは米国ノベル社 アジア太平洋地域より、5月22日に発表されたプレスリリースの翻訳版です。
2006年5月23日
米国ノベル社 アジア太平洋地域アライアンス担当副社長に
オープンエンタープライズのためのソフトウェアの提供者として 米国ノベル社 アジア太平洋地域は本日、同地域におけるパートナやアライアンス活動を率いるために新設されたアジア太平洋地域アライアンス担当副社長の役職に、平野 正信を任命したと発表しました。平野はアジア太平洋地域担当プレジデントであるBill Hewitt(ビル・ヒューイット)の直属の部下となります。 平野は、米国およびアジアにおける30年以上にわたるエンタープライズ・コンピューティング分野の経験を携えてノベルに入社します。直近では、オープンソース・ディベロップメント・ラボラトリ(OSDL)のアジア地域ディレクターを務めていました。OSDLは、エンタープライズにおけるLinuxの普及促進に注力しているグローバルなコンソーシアムです。今後とも、ノベル社の代表として、OSDLとは密接に連携していくことになります。 ヒューイットは、「Linuxは、独自設計のOSに対して大幅に優れた選択肢として、世界中で受け入れられています。平野は業界内で尊敬を集めており、アジアにおけるエンタープライズLinux分野での普及推進では中心的な人物として活躍してきました。開発者、エンドユーザ、ISVをまとめ、Linuxをエンタープライズにおける現実へ引き上げてきたのです。彼は、Linuxをオープンエンタープライズのためのプラットフォームとして、当社のパートナが当社のソリューションをビジネス拡大に活用していけるよう、自身の経験を提供してくれるでしょう。私は彼とともに働くことを楽しみにしています。平野はノベルに大きく貢献してくれることでしょう」と話しています。 平野は1975年に、日本および米国のIBMでエンジニアとしてIT業界での経歴をスタートしました。その後は、リアルタイム組み込みUNIX OSの新興企業である日本ベンチャーコムの社長を務め、日経マグロウヒル社(現 日経BP社)の出版物である日経コンピュータの編集者にもなりました。さらに、アスキー株式会社の副社長兼取締役も務めたことがあります。ハイペリオン株式会社を率いた後、レッドハットの日本法人の社長兼北アジア担当ゼネラルマネージャに就任しました。上智大学にて物理学士号を取得しています。 本就任にともない平野は 「Linuxは今やエンタープライズ領域だけでなく、HPCやハイエンド・クラスタ、あるいは、デスクトップ、携帯電話など、幅広い分野に浸透しました。Webの世界でもLinux、オープンソースが不可欠の要素となっています。こうした様々な分野で、効率性の高いソリューションを継続して提供していくためには、ノベルのように経験が豊富で、かつ、オープンな技術を提供できることが重要だと考えています。今後、私自身の経験をノベルで活かしていくことを嬉しく思います。またこれを通じて、さらなるオープンソースの発展に寄与できれば幸いです」と話しています。
◇ ノベル株式会社について
以上 |