SUSE Linux Enterprise High Availability Extension
ポリシー重視の柔軟なクラスタリング
サービスが停止し、ビジネスプロセスが中断されると、生産性、収益、お客様との関係に甚大な被害が及びます。場合によっては法的影響が生じる可能性すらあります。SUSE® Linux Enterprise High Availability Extensionを使用すれば、最もミッションクリティカルなアプリケーションによるビジネスバリューの創出を、24時間365日、維持することができます。
これは、高可用性のクラスタリングを使用して、アプリケーションとデータの回復を自動化することにより、実現されます。ユーザは、ポリシー重視の柔軟なクラスタリングソリューションを使用して、高可用性Linuxクラスタを実装し、単一障害点を排除できます。サーバは継続的に監視され、障害や故障が発生した場合には、別のサーバにワークロードが転送されるか、稼働が確認されているシステムでアプリケーションが自動的に再起動されます。これにより、ビジネスの継続性が維持され、予期せぬダウンタイムが最小限に抑えられます。
SUSE Linux Enterprise High Availability Extensionは、OpenAISをサポートしています。OpenAISとは、Open Source Initiativeの認定を受けた実装で、 Service Availability ForumのAIS(Application Interface Specification)に準拠しています。SUSE Linux Enterprise High Availability Extensionでは、クラスタリングメッセージとメンバーシップレイヤに OpenAISが使用されています。OpenAISは、サーバとストレージのクラスタリングで使用する主要な標準ベースの通信プロトコルで、 他のインフラストラクチャソフトウェアと容易に統合できます。
さらにPacemakerも搭載されています。これはスケーラビリティに優れたクラスタリソースマネージャであり、nノードのクラスタをサポートする柔軟なポリシーエンジンを備えています。Pacemakerを使用することで、リソースのヘルスを継続的に監視し、依存度を管理し、簡単に設定できるルールやポリシーに基づいてサービスを自動的に停止および開始できます。
SUSE Linux Enterprise High Availabilityには、多くのオープンソースアプリケーションやサードパーティアプリケーションに対応したリソースエージェントが無料で付属しています。次のような一般的なオープンソースサービスを監視するためのスクリプトも含まれています。
- Apache
- MySQL
- NFS
- Postgres
- Squid
- Tomcat
- Xen
また、次のようなサードパーティアプリケーション用のスクリプトも含まれています。
- SAPインスタンスおよびデータベース
- Oracle
- IBM DB2、InformixおよびWebSphere
- VMWare
- eDirectory™