SUSE Linux Enterprise Point of Service
特長および利点の概要
リテール業は厳しいビジネスです。利益幅は薄く、巨大リテール業者は、こうした既に薄い利益幅をさらに削っています。競合他社は新しい技術を取り入れて機敏性を高め、より信頼性の高いサービスを提供しています。では、新しいOSに切り替えることで、こうした問題に対処し、競争力を強化できるのでしょうか。答えは「Yes」です。
ネット取引を一切行わない会社から、Web上の店舗専門の業者まで、リテール業者はLinuxを利用して、運営を促進し、お客様へのサービスを拡大し、費用を節約しています。リテール業界は大きな転換点を迎えています。次のようないくつかの要因が出現し、これらが複合して、世界中のリテール業者の店舗内サーバおよび本社サーバでノベルのPOS用Linuxソリューションが大量に採用される推進力となっています。
- DOSやWindowsを実行している旧式のPOSターミナルは交換が必要であり、長期的なプラットフォーム戦略を考え直す機会となっています。
- Linuxおよびその他の標準(JavaPOS、UPOS、ARTSなど)で、小売アプリケーション用のきわめて安定性のあるオープンプラットフォームが開発されています。
- Linuxおよびオープンソーススタンダード(JavaPOS、UPOS、ARTSなど)で、小売アプリケーション用のきわめて安定性の高いオープンプラットフォームが開発されています。
- IT責任者がLinuxをテストした結果、組織全体での実装を計画する段階にきているため、店舗内サーバやPOSターミナルでLinuxを導入することはこの戦略的な方向と合致しています。
- オープンスタンダードにより、リテール業の技術に対する維持管理総経費(TCO)が引き下げられており、ノベルのリテール業者向けLinuxソリューションがこの動きを牽引しています。
店舗内でのコンピューティングのニーズに低コストでインテリジェントに対応し、予想を上回る結果を出します。SUSE® Linux Enterprise Serverは、高性能な基盤を提供することにより、リテール業でのLinuxおよびオープンソース活用を強化します。システムで必要とされるデータとサービスをすばやく提供することによってコンピューティングをスピードアップし、お客様のニーズと要望に応えます。
SUSE Linux Enterprise Point of Serviceがもたらす利点:
- ソフトウェアとハードウェアのコスト低下と管理の簡素化により、維持管理総経費を削減
- POSデバイスおよびイメージ構築と管理の柔軟性の向上
- POSデバイスの信頼性とアップタイムを向上
- 強化されたセキュリティを活用してデータ損失を回避
- すべてのベンダオプションを利用可能(SUSE Linux Enterprise Point of Serviceは、オープンで、多数のシステムと互換性があるため、実質的にベンダロックインを排除)
- ノベルのグローバルなパートナーエコシステムにより完全なソリューションを取得
新機能
SUSE Linux Enterprise Point of Serviceにより、リテール業者は、より豊富なカスタマエクスペリエンスを提供し、お客様の精算を迅速化し、お客様のニーズにすばやく対応し、パートナーとの作業を効率化し、全体的な店舗運営を改善できます。SUSE Linux Enterprise Point of Serviceなら、Linuxの安定性、コストや柔軟性の利点をすべて利用できます。さらに、新しいバージョンには、いくつかの新機能が搭載されています。
- 新しいOSベースのSUSE Linux Enterprise Server 11
- SLEPOSでは、柔軟性に欠ける事前に作成されたイメージではなく、KIWIイメージ構築ツールで使用するテンプレートを利用できます。
- SUSE Linux Enterprise 11に基づく最新のハードウェアの有効化
- 自動ハードウェア検出により、必要な専用テンプレートの数が減少します。
- 中央LDAPとの直接接続がまだ確立されていない新規オープン店舗のセットアップを支援する、オフライン支店サーバセットアップのサポート
- 管理サーバ上の特定の支店サーバに対応するすべてのLDAPデータをファイルにエクスポート
- エクスポートファイルに書き出されたローカルLDAPキャッシュを使用して支店サーバをセットアップ
- デフォルトのopenLDAPサポートと共にeDirectory™をサポート
- LDAP設定および構成をNovell Linux Point of Service 9サーバからSUSE Linux Enterprise Point of Service 11サーバにマイグレートするためのツール
- セキュリティの強化(暗号化LDAP通信、ACL証明書など)
- イメージ構築ツールの新機能
- KIWIイメージシステムでは、Linuxサポートハードウェアプラットフォーム用と仮想化システム用に、完全なOSイメージソリューションを利用できます。KIWIのアーキテクチャは2レベルシステムとして設計されています。第1ステージでは、有効なソフトウェアパッケージソースをベースとし、提供されているイメージ説明に従って、いわゆる物理範囲を作成します。第2ステージでは、必要な物理範囲からOSイメージを作成します。第2ステージの結果が論理範囲であり、これをイメージと呼びます。
- すぐに実行できるセットアップサンプルスクリプトを収録した拡張ドキュメント
主な技術的特長
SUSE Linux Enterprise Point of Serviceは、リテール業界の独自のニーズに合わせてカスタマイズされた、唯一のエンタープライズクラスのLinux OSです。Point of Service/Point of Saleターミナル、キオスク、セルフサービスシステム、およびリバースベンディングシステムに、信頼できる柔軟でオープンなプラットフォームを提供します。この製品には、ユーザタッチポイントおよび店舗内サーバ用のLinuxが搭載されています。主な技術的特長は以下のとおりです。
- コンパクトで、Point of Serviceアプリケーションの実行用に調整されたLinuxイメージテンプレート
- KIWIによるイメージ作成および管理用のYaSTグラフィカルユーザインタフェース
- 一元管理および導入ツール
- ネットワークブートとディスクレスオペレーションをサポート
- リテール業者のPoint of Serviceハードウェアのサポート
- Point of Service環境のインストールおよび設定のためのインストールプロセスの簡素化
特長および利点の概要
| 特長/利点 | 説明 |
| コンポーネント | SUSE Linux Enterprise Point of Serviceには、管理サーバ、支店サーバ、SUSE Linux Enterprise Point of Serviceクライアントイメージという3つの主要コンポーネントがあります。 |
| カスタマイズしたイメージ | カスタマイズしたOSイメージを一元的に構築し、ローカルに導入することにより、柔軟性を高め、オプションの幅を広げることができます。 |
| システムの信頼性とセキュリティの向上 | SUSE Linux Enterpriseの最新の信頼性とセキュリティにより、ネットワーク管理コストを削減し、運用効率を向上させます。 |
| 維持管理総経費の削減 | 安価な保守サブスクリプション、一元的な管理と導入ツール、コンパクトサイズのOSイメージ、および多様なアプリケーションとハードウェアのサポートにより、維持管理総経費を削減します。 |
| ベンダのロックインからの解放 | オープンスタンダードをサポートするオープンなOSにより、基盤となるソースコードへのアクセスが可能になり、選択の幅が広がります。 |
| 確立されたエコシステム | SUSE Linux Enterprise Point of Serviceには、リテール業者をすぐにサポートできるハードウェア、アプリケーション、コンサルティング、トレーニング、およびサポートベンダの強力なエコシステムがあります。 |