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Opportunistic Locking

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問題点

1. Opportunistic Lockingについて

Opportunistic Lockingを有効にすると、データベースやファイルをそのクライアント上にキャッシュし、使用しているクライアントが占有することによってオペレーションの向上が期待できる。
この際、使用しているファイルを他のクライアントが使用した場合、Opportunistic LockingでのキャッシュがOFFになり、他のクライアントからもそのファイルを使用できるようになる。

2. 各クライアントのOpportunistic Locking設定

Novell Client32 v1.1J2 -> デフォルトで有効、設定パラメータ無し。
Novell Client32 2.20 -> デフォルトで無効、設定パラメータ無し。
Novell NetWare Client 3.0以降 -> デフォルトで無効、Novell NetWare Clientの [プロパティ] -> [詳細設定] -> [Opportunistic Locking] より変更可(ON/OFF)。
3. メッセージについて

「Station xxx(task 1)has timed out on its op-lock(type= 2)」

このメッセージは、Opportunistic Lockingにより「ファイルをキャッシュしていたクライアントがハングアップした」などの何らかの理由で正常に閉じなかった場合、サーバにActiveなOpenファイルとして情報がロックされた状態で残る。
この時、他のクライアント(またはハングアップしたクライアントの再接続時)がロックされたファイルを開こうとした場合、このメッセージが発行される。

Disclaimer

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  • タイトル: Opportunistic Locking
  • ドキュメントID: TIDJ00003863
  • 作成年月日: 17-JAN-2000
  • 修正年月日:
  • ドキュメントリビジョン: 1
  • 分類: Client-Other
  • 対象NOVELL製品およびバージョン: Novell Client for Windows 95 3.0J
  • カテゴリ: