認証方式の違い(Windows系 and UNIX系)
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問題点
Windows系ワークステーションとUnix系ワークステーションに対する、eDirectoryの認証の違いについて。
Windows系ワークステーションでは、認証はワークステーション単位をベースとして行われる。
したがって、ある特定のワークステーションが認証を受けると、そのワークステーションがログアウトを行うまで認証は維持される。
すなわち、一度ログインにより認証を受けてしまえば、利用するアプリケーションやサービスに応じてeDirectoryへの認証を受ける必要はない。
これに対して、UNIX系ワークステーションでは、サービス単位の認証をベースとしている。
LOGINの実行やFTP、TELNET等、全てのサービス毎に認証を行う。
LOGINを行うと認証が行われ、LOGINが完了した時点で認証情報は開放され、FTPを実行すると再び認証が行われ、FTPが終了した時点で認証情報は開放される。
したがって、同時にFTPやTELNETを起動すると、実行しているサービスの分だけeDirectoryへの接続が行われることになる。
これらは、各プラットフォームの認証に対する仕様のため、NDS側に依存した仕様ではない。
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- ドキュメントID: J00005058
- 作成年月日: 20-JUN-2002
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン: 1
- 分類:NDS (Novell Directory Services)
- 対象NOVELL製品およびバージョン: eDirectory
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