eDirectoryデーモン起動後の動作確認方法
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問題点
eDirectoryデーモン起動後のプロセスの正常動作確認は、以下の3方法で行うことができます。
1. psコマンドによるeDirectoryデーモンプロセスでの確認
/etc/init.d/ndsd start によるeDirectoryデーモン起動後に、以下のコマンドでプロセス監視をすることができます。
# ps -ef | grep nds
例: 正常起動時
> root 4745 4738 0 20:54:32 pts/5 0:00 grep nds
> root 1239 1 0 6月 28日 174:58 /usr/sbin/ndsd
2. ndsstatコマンドによるツリー情報による確認
ndsstatコマンドを使用する事により、構成されたツリーの情報が表示されます。
この表示された情報より、現在eDirectoryデーモンが正常に稼動しているのかどうかということが確認できます。
# ndsstat
例: 正常起動時
> Tree Name: Linux_TREE
> Server Name: .CN=Meta1.OU=services.O=Linux.T= Linux_TREE.
> Binary Version: 10551.03
> Root Most Entry Depth: 0
> Product Version: NDS/Unix - NDS eDirectory v8.7.3 [DS]
3. ndsrepairコマンドによるヘルスチェックでの確認
ndsrepairコマンドによるヘルスチェックを行うことで、eDirectoryが健全に動作ができているかどうか確認します。
このコマンドは通常eDirectoryの健全性を確認するためにありますが、eDirectoryデーモンの状態も確認することができます。
ndsrepair -EオプションのコマンドはeDirectoryデーモン起動から20秒程度時間をあけてから実行してください。
# ndsrepair -E (同期ステータスのレポート:eDirectoryデーモン起動から20秒程度時間をあける)
# ndsrepair -T (時刻同期の確認)
これらのコマンドをeDirectoryデーモン起動後に実行し、エラーがなければ正しく起動しています。
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- ドキュメントID: J00006054
- 作成年月日: 03-AUG-2004
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン: 1
- 分類: eDirectory
- 対象NOVELL製品およびバージョン: eDirectory for UNIX
- カテゴリ: