JNDIを使用したデータベース接続
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問題点
exteNd Application ServerのJDBC接続プールに設定されているデータベースに、exteNd Directorで作成したWARプロジェクトから接続する方法を教えてください。
解決方法
以下の手順を実行して、JNDIを使用できるように設定します。
| 1. | exteNd Application Serverを起動します。 |
| 2. | exteNd DirectorでWARのプロジェクトを開きます。 |
| 3. | プロジェクトのxxxx.spfの部分を右クリックして「展開記述子を開く」を選択します。 |
| 4. | リソース参照を右クリックして追加を選択します。 |
| 5. | タイトルなしリソース参照を右クリックしてプロパティを選択します。 ‐リソ−ス参照名にexteNd Application Serverでのプール名を設定 ‐リソースタイプを「javax.sql.DataSource」に設定 ‐認証タイプを「コンテナ」に設定 |
| 6. | ここまでの編集後保存します。 |
| 7. | プロジェクトのxxxx.spfの部分を右クリックして「展開計画を開く」を選択します。 |
| 8. | リソース参照に5.で追加したリソースがあるので、右クリックでプロパティを選択します。 ‐タイプは「データソース」を設定 ‐接続プールの選択ボックスで該当の接続プールを選択 exteNd Application Serverが起動されている必要があります。 起動していない場合は直接文字入力してください。 |
| 9. | 以上を編集後、保存します。 |
これでJNDIを使用して、DataSourceを使用してJDBCでデータベースを操作することが可能になります。
例えば「JDBC/ExpressPortal」という接続プールの設定を行った場合、次のようにアクセスができます。
InitialContext ic = new InitialContext();
DataSource ds = (DataSource)ic.lookup("java:comp/env/JDBC/ExpressPortal");
Connection con = ds.getConnection();
この方法の利点は、JDBCでのDriverClass、URL、ユーザ、パスワード等の固有な設定を行うことなく、またデータベースの種類に依存することなく、共通な処理で行えるところにあります。
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- ドキュメントID: J00006249
- 作成年月日: 15-APR-2005
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン: 1
- 分類: exteNd
- 対象NOVELL製品およびバージョン: exteNd Director 5.x
- カテゴリ: