XDMCP接続による、KDEデスクトップでのホスト側の設定
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問題点
Windows用のXサーバ(ASTEC-X)で、SUSE Linux 10.0へリモートログインするには、どうすれば良いのでしょうか?
解決方法
SUSE Linux 10.0ではセキュリティを考慮し、デフォルトの設定ではリモートアクセスの許可がありません。
XDMCP接続をするためには、下記の手順を行ってください。
1. ディスプレイマネージャを指定
[YaST] -> [システム] -> [/etc/sysconfigエディタ] を起動します。
パネルのツリーから [Desktop] -> [Display manager] を選択後、下記の項目にそれぞれの値を指定してください。
‐ [DISPLAYMANAGER] に "kdm" を入力します。
‐ [DISPLAYMANAGER_REMOTE_ACCESS] にプルダウンメニューより "yes" を選択します。
‐ [DISPLAYMANAGER_ROOT_LOGIN_REMOTE] も同様に "yes" を選択します。
2. ホスト名の追加
[YaST] -> [ネットワークサービス] -> [ホスト名] を起動します。
[追加] ボタンを押下し、Windowsホスト側の "IPアドレス" と "ホスト名" を登録します。
3. 設定ファイルを編集
下記のように、/etc/opt/kde3/share/config/kdm/kdmrcファイルを編集します。
編集前:
#Port : 177
編集後:
Port : 177
4. XDMCPポートを開放
[YaST] -> [セキュリティとユーザ] -> [ファイアウォール] を起動します。
次に、 [許可されるサービス] ウィンドウにある [詳細] ボタンを押下した後、 [UDPポート] ボックスに "177" を追加してください。
5. kdmプロセスをリセット
設定を反映させるために、kdmプロセスをリセットします。
次のコマンドを入力してください。
# kill -HUP `cat /var/run/kdm.pid`
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- ドキュメントID: J00006474
- 作成年月日: 17-NOV-2005
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン: 1
- 分類: SUSE Linux
- 対象NOVELL製品およびバージョン: SUSE Linux 10.0
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