LDAPS接続用の証明書を作成する手順
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問題点
eDirectory 8.7.3でldap_simple_bind_s failed: Error=81が表示され、接続できません。
解決方法
LDAPSで使用される証明書を正しく設定していないか、誤った証明書を使用しているために発生しています。
接続するeDirectoryツリーの認証局が署名した証明書を使用している場合は、証明書を再作成して確認してください。
外部の認証局が署名した証明書をし使用している場合は、切り分けのために、eDirectoryツリーの認証局を使って証明書を発行し、確認を行ってください。
iManager 2.6を使用した自己署名証明書の作成手順を示します。
1. iManagerを起動します。
2. adminもしくは同等権限を保持するユーザでログインします。
3. 左側のペインの「Novell Certificate Server」を選択します。
4. 「認証局の設定」をクリックします。オブジェクトの変更画面が表示されます。
5. 「証明書」タブをクリックし、「自己署名証明書」をクリックします。
6. 「エクスポート」をクリックします。
7. 「証明書のエクスポートウィザード」が表示されます。
8. 「証明書付きプライベートキーをエクスポートしますか?」で、「いいえ」を選択し、「次へ」をクリックします。
9. 「バイナリDER形式のファイル」を選択し、「次へ」をクリックします。
10. 「エクスポートされた証明書をファイルに保存してください。」を選択し、証明書ファイル(*.der)を任意の場所に保存します。
11. このファイルを使用することで、LDAPS接続が可能になります。
関連: TIDJ00006015 LDAPでSSLバインドを行う場合のSSL証明書ファイルの作成方法
(※ ConsoleOneでの設定手順が記述されています。)
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- ドキュメントID: J00006798
- 作成年月日: 20-JUL-2006
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン: 1
- 分類: eDirectory
- 対象NOVELL製品およびバージョン: eDirectory 8.7.3
- カテゴリ: