ログオフ時にローミングプロファイルが保存されない

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問題点

ファイルサーバ: Open Enterprise Server(OES) SP2、Novell Cluster Services、ZENworks Desktop Management 7 Server
ターミナルサーバ: Windows Server 2003、ZENworks Desktop Management 7 Agent
クライアント: Windows 2000 SP4、Windows XP SP2

上記環境で、ZENworksのローミングプロファイルを有効にしています。
プロファイルは、Cluster上に作成されたNSSボリュームのHOMEディレクトリに保存されるように設定していますが、ログオフ時、マウントされているHOMEディレクトリに保存されません。
そのため、次回ログオン時には、古いプロファイルが読み込まれます。

解決方法

ZENworksのローミングプロファイル処理は、NWGINAがMicrosoftのプロセスをコールし、そこで実行されます。
そのため、以下のレジストリを設定し、問題再現時のデバッグログを取得します。

Key: HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
値: UserEnvDebugLevel
値の種類: REG_DWORD
値のデータ: 10002 (16 進)
ログ: %Systemroot%\Debug\UserMode\Userenv.log

以下のようなエラーがある場合、名前解決に問題があると考えられます。

USERENV(6d8.72c) 13:31:16:875 LoadUserProfile: NULL central profile path

USERENV(650.1724) 13:31:16:937 RestoreUserProfile: Profile path = <>

USERENV(650.1724) 13:31:16:953 RestoreUserProfile: No central profile. Attempting to load local profile.

USERENV(650.6a8) 13:31:19:906 IsCentralProfileReachable: Profile is not reachable, error = 2

USERENV(650.6a8) 13:31:21:328 LoadProfileInfo: Failed to query central profile with error 2

ターミナルサーバのHOSTS、LMHOSTSでOESサーバの名前解決を行ったところ、問題が解決しました。

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