Novell(クラウドコンピューティングのセキュリティ・仮想化ソリューションを実現)

ldapmodifyによるスキーマで定義された属性フラグの変更方法

This document (00007002) is provided subject to the disclaimer at the end of this document.

問題点

変更したい属性をLDIFファイルに記述し、ldapmodifyコマンドを使用してeDirectory上のスキーマで定義された属性を変更することが可能です。
LDIFファイルの記述方式は、下記の通りです。

version: 1

dn: cn=schema
changetype: modify
delete: attributeTypes
attributeTypes: ( 属性のOID NAME '属性名' SYNTAX 属性の文法 属性フラグ)
-
add: attributeTypes
attributeTypes: ( 属性のOID NAME '属性名' SYNTAX 属性の文法 新しい属性フラグ)

例えば、eDirectory上のスキーマで定義されたOptChgSyncFlagという属性の即時同期フラグをセットするには、以下の様なLDIFファイルを作成します。

bash-2.03# cat chgAttribute.ldif
version: 1

dn: cn=schema
changetype: modify
delete: attributeTypes
attributeTypes: ( optchgsyncflag-oid NAME 'OptChgSyncFlag' SYNTAX 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.36{64512} X-NDS_NOT_SCHED_SYNC_IMMEDIATE '1' )
-
add: attributeTypes
attributeTypes: ( optchgsyncflag-oid NAME 'OptChgSyncFlag' SYNTAX 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.36{64512} )

注: attributeTypesでどの様に定義されているか分からない場合は、ldapsearchコマンドを使用してスキーマ定義を確認してください。

このファイルを、ldapmodifyコマンドを使用することでスキーマを変更することが可能です。

ldapmodify -h サーバ名 -x -D adminコンテキスト -w パスワード -p 389 -f LDIFファイル

注: 上記は、LDAPSを使用しないで接続する方法です。
LDAPSを使用する場合は、オプションが異なりますので、注意してください。

Disclaimer

この情報は、米国Novell, Inc.およびノベル株式会社の内外から発生したものです。本文書の内容または本文書を使用した結果について、いかなる保証、表明または約束も行っていません。また、本文書の商品性、および特定目的への適合性について、いかなる黙示の保証も否認し、排除します。

本文書に記載されている会社名、製品名はそれぞれ各社の商品、商標または登録商標です。

  • ドキュメントID: J00007002
  • 作成年月日: 18-DEC-2006
  • 修正年月日:
  • ドキュメントリビジョン: 1
  • 分類: Admin-eDirectory
  • 対象NOVELL製品およびバージョン: eDirectory 8.7.3
  • カテゴリ: