ldapmodifyによるスキーマで定義された属性フラグの変更方法
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問題点
変更したい属性をLDIFファイルに記述し、ldapmodifyコマンドを使用してeDirectory上のスキーマで定義された属性を変更することが可能です。
LDIFファイルの記述方式は、下記の通りです。
version: 1 dn: cn=schema changetype: modify delete: attributeTypes attributeTypes: ( 属性のOID NAME '属性名' SYNTAX 属性の文法 属性フラグ) - add: attributeTypes attributeTypes: ( 属性のOID NAME '属性名' SYNTAX 属性の文法 新しい属性フラグ)
例えば、eDirectory上のスキーマで定義されたOptChgSyncFlagという属性の即時同期フラグをセットするには、以下の様なLDIFファイルを作成します。
bash-2.03# cat chgAttribute.ldif
version: 1
dn: cn=schema
changetype: modify
delete: attributeTypes
attributeTypes: ( optchgsyncflag-oid NAME 'OptChgSyncFlag' SYNTAX 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.36{64512} X-NDS_NOT_SCHED_SYNC_IMMEDIATE '1' )
-
add: attributeTypes
attributeTypes: ( optchgsyncflag-oid NAME 'OptChgSyncFlag' SYNTAX 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.36{64512} )
注: attributeTypesでどの様に定義されているか分からない場合は、ldapsearchコマンドを使用してスキーマ定義を確認してください。
このファイルを、ldapmodifyコマンドを使用することでスキーマを変更することが可能です。
ldapmodify -h サーバ名 -x -D adminコンテキスト -w パスワード -p 389 -f LDIFファイル
注: 上記は、LDAPSを使用しないで接続する方法です。
LDAPSを使用する場合は、オプションが異なりますので、注意してください。
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- ドキュメントID: J00007002
- 作成年月日: 18-DEC-2006
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン: 1
- 分類: Admin-eDirectory
- 対象NOVELL製品およびバージョン: eDirectory 8.7.3
- カテゴリ: