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inetinfo.exeでCPU高負荷

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問題点

Windows 2000 Server SP4に、eDirectory 8.7.3 SP8とZENworks 6.5 Desktop Management(ZDM 6.5)のMiddle Tierサーバをインストールしています。
暫く運用していると、このサーバで負荷が高くなり、プロセスを確認すると、INETINFO.EXEで50%も使用しています。
ユーザがログインしていない時間帯でも、常にINETINFO.EXEの負荷が50%を超えているため、Middle Tierサーバのモジュールがコネクションを解除できていないのではないでしょうか。

解決方法

Process Explorerというツールで詳細を確認すると、INETINFO.EXEのCPU使用率が50%になった時、ISATQ.DLLのCPU使用率が高くなっていました。
ISATQ.DLLは、主にSMTP/NNTPで使用されるモジュールで、ZENworksでは使用されません。
問題のサーバでSMTPサービスを使用していなかったため、SMTPサービスを無効にすることで問題が解消されました。

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  • ドキュメントID: J00007064
  • 作成年月日: 23-JAN-2007
  • 修正年月日:
  • ドキュメントリビジョン: 1
  • 分類: Other (その他)
  • 対象NOVELL製品およびバージョン: ZENworks 6.5 Desktop Management
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