Novell(クラウドコンピューティングのセキュリティ・仮想化ソリューションを実現)

iChain上でキャッシュ無効でもエラー時はログにcachedと記録

This document (00007452) is provided subject to the disclaimer at the end of this document.

問題点

iChain 2.3上で、キャッシュを全てバイパス設定にしています。
500や504のエラーが返った場合、アクセスログで、キャッシュフラグが1(キャッシュ済み)と記録されています。

解決方法

アクセスログにキャッシュ済み、と記録されるのはiChainの仕様になります。

iChain 2.2のマニュアルの、Dynamic Bypassの項目をご参照ください。
http://www.novell.com/documentation/ichain22/ichain22/data/a8j1s0r.html

HTTP 1.1の仕様に従って、400番台、500番台のエラーをキャッシュしないためにDynamic Bypassの機能があります。
しかしながら、iChainは、このDynamic Bypassの機能が動作しておらず、現在、iChain 2.3では、Dynamic Bypassの機能はiChainから外されました。
(設定の画面はピンリスト設定の下にあるままです。)


参考:
TID10097233 iChain Dynamic bypass options not working

SP3(2005/7/24)でのiChain 2.3マニュアル修正時に、マニュアルからDynamic Bypassの項目は取り除かれました。
http://www.novell.com/documentation/ichain23/ichain23/data/bwum3r4.html

iChain 2.3 SP4のReadmeに既知の問題として、記載があります。

2.5 Dynamic Bypass Does Not Function in iChain 2.3
This feature is not enabled in this release.

iChainではキャッシュさせない機能がありましたが、今はその機能が動作していないので、ログに、キャッシュ済みステータスとなるのはiChainの仕様です。

Disclaimer

この情報は、米国Novell, Inc.およびノベル株式会社の内外から発生したものです。本文書の内容または本文書を使用した結果について、いかなる保証、表明または約束も行っていません。また、本文書の商品性、および特定目的への適合性について、いかなる黙示の保証も否認し、排除します。

本文書に記載されている会社名、製品名はそれぞれ各社の商品、商標または登録商標です。

  • ドキュメントID: J00007452
  • 作成年月日: 31-OCT-2007
  • 修正年月日:
  • ドキュメントリビジョン: 1
  • 分類: Other (その他)
  • 対象NOVELL製品およびバージョン: iChain 2.3
  • カテゴリ: