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IDM 3.5のDelimited Text Driverで日本語を扱う場合の注意点

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問題点

SUSE Linux Enterprise Server(SLES) 10の環境で、Identity Manager 3.5.1のDelimited Text Driver(または区切りテキストドライバ)が出力するファイルに日本語が含まれていると、 "??" になります。
また、入力ファイルに日本語が含まれていると、 "SYNTAX_VIOLATION" エラーが発生し、処理をすることができません。

解決方法

Delimited Text Driverのサブスクライバとパブリッシャで、それぞれ扱うエンコードを設定する必要があります。

設定方法:

1. iManagerに管理者でログインします。

2. [Identity Manager] -> [Identity Managerの概要] をクリックし、ドライバセットにあるDelimited Texdドライバのアイコンをクリックし、 [Identity Managerドライバの概要] を表示します。

3. Delimited Texdドライバのアイコンをクリックし、ドライバの環境変数を表示します。

4. ドライバの環境変数の設定画面で [購読者設定] の [宛先ファイルの文字エンコード(デフォルトは空白のままにする):] に "UTF-8" を記述します。

5. [発行者設定] にも同じ値を設定します。
[ソースファイルの文字エンコード(デフォルトは空白のままにする):]

6. 終了したら、 "OK" をクリックしてドライバを再起動し、動作確認してください。

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  • ドキュメントID: J00007471
  • 作成年月日: 15-NOV-2007
  • 修正年月日:
  • ドキュメントリビジョン: 1
  • 分類: eDirectory for Linux
  • 対象NOVELL製品およびバージョン: Novell Identity Manager 3.5
  • カテゴリ: