IDMスキーマを同じサーバ上の複数のeDirectoryインスタンスに拡張する方法
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環境
Novell Identity Manager 3.5.1
Novell Identity Managerエンジン
Novell eDirectory 8.8 for Linux
Novell eDirectory 8.8 for Solaris
Novell eDirectory 8.8
問題の状況
eDirectory 8.8.xでは、複数のeDirectoryインスタンスが同じサーバ上に存在できます。IDM(Identity Manager)3.0+では、この機能を活用し、eDirectoryの各インスタンスも完全なIDMメタディレクトリシステムにすることができます。いったんIDMをサーバにインストールすると、異なるインスタンスで同じ物理サーバ上に追加ツリーを設定する場合にも、Identity Managerを実行する各ツリーにIDMスキーマを拡張する必要があります。
解決策
/opt/novell/eDirectory/binにあるidm-install-schemaツールを使用すると、ローカルサーバ上の任意の数のインスタンスにスキーマを拡張できます。このコマンドのユーザは、ドット表記法でツリーのadmin資格情報を入力できる必要があります(cn=admin,dc=user,dc=systemまたはcn=admin.dc=user.dc=systemの代わりにadmin.user.systemを使用してください)。ログファイルも、現在のユーザのホームディレクトリで作成されます。たとえば、コマンドの実行に使用された「idmuser」アカウントには、/home/idmuser/schema.logが作成されます。このコマンドが「root」の場合は、ログファイルは/root/schema.logになります。通常どおり、スキーマは、ツリー全体に正しくレプリケートされるように、[root]パーティションのマスタレプリカから拡張する必要があります。
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- ドキュメントID: 3920620
- 作成年月日: 16-FEB-2008
- 修正年月日: 24-DEC-2008
- ドキュメントリビジョン:
- 分類:
- 対象NOVELL製品およびバージョン: Identity Manager
- カテゴリ: