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SLES/SLED 10 SP2へ更新する方法

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環境

Novell SUSE Linux Enterprise Server 10 (SLES10)
Novell SUSE Linux Enterprise Server 9 (SLES9)
Novell SUSE Linux Enterprise Server 8 (SLES8)
Novell SUSE Linux Enterprise Desktop 10 (SLED10)
Novell Linux Desktop 9 (NLD9)

問題の状況

上記の製品バージョンの1つを実行しているシステムを、SLES10 Service Pack 2またはSLED10 Service Pack 2へ更新する必要があります。

解決策

SLE 10 Service Pack 1と同様に、Service Pack 2はフル製品であり、システムを更新するさまざまな方法があります。

パニックに陥らないでください。このドキュメントは、かなり長く詳細に渡って説明がなされていますが、恐れる必要はありません。実際のところ、更新手順は、単純明快で、(ほとんどの場合)すぐに理解できます。ニーズに合った方法を選んで、それから始めてください。

重要な注記: どの方法を使用して更新しても、更新が完了したら、 /var/adm/rpmconfigcheckファイルのコンテンツを調べてください。このファイルには、自動的に更新できない環境設定ファイルのリストが含まれています。これらのファイルをチェックし、環境設定を手動で調整する必要があります。

OES2の更新

OESシステムのアップグレードの詳細については、OES2 SP1製品のマニュアルを参照してください(http://www.novell.com/documentation/oes2/inst_oes_lx/data/bujr8yu.html)。

SLES 8からの更新手順

SLES8からの直接アップグレードパスはサポートされていません。SLES8インストールを更新するには、まず、SLES9へ更新します。詳細については、「SLES9マニュアル」を参照してください。

SLES 9からの更新手順

SLES 9システム(SLES9バージョンのGA、SP3、およびSP4)を更新するには、SLE 10 SP2メディアからブートする方法しかありません.。以降の個々のセクションを参照してください。

NLD 9からの更新手順

NLD 9システムを更新する唯一の方法は、まず、NLD9 SP4へ更新し、次に、SLED 10 SP2インストールメディアからブートして、SLE 10 SP2へ更新します。テスト済みの方法は、これだけです。

SLES 10およびSLED 10からの更新手順

SLES/SLED 10 GAからService Pack 2へ直接移行パスは、サポートされていません。まず、Service Pack 1への更新を実行する必要があります。テスト済みの方法は、これだけです。GAシステムをSP2レベルへ更新する推奨方法では、まず、SP1ブートメディアでSP1へ更新し、次に、SP2ブートメディアでSP2へ更新します。

SLES 10 Service Pack 1およびSLED 10 Service Pack 1からの更新手順

SuSE Linux Enterprise 10 SP1システムからSP2への更新には、複数の方法がサポートされています。オンライン更新ツールでパッチをダウンロードするか、SP2インストールメディアを使用するのいずれかで、SP2へ更新できます。

パッチをダウンロードしてSP2をインストールする場合は、次のツールがサポートされています。

  • 1) YOU (YaST Online Update)
  • 2) zen-updater
  • 3) rug

これらの代替としては、フルSP2メディア(CDまたはDVD ISOイメージ)をダウンロードし、次の手順の1つを使用する方法があります。これは、特に、ネットワークアクセスのない環境で有用です。

  • 4) SLES/SLED 10 SP2メディアからブートする
  • 5) [Patch CD update(修正CDによる更新)]を使用する

パッチによるSP2の更新

注意:この更新プロセスは、最初の手順から再起動まで完全に実行する必要があります。変更を元に戻す自動的な方法はありません。さらに、サーバは、更新プロセス全体に渡ってオンラインで接続されている必要があります。前提条件: システムが登録済みであることを確認する必要があります。これをまだしていない場合は、YaSTで"Novell Customer Center Configuration"モジュールを使用するか、suse_registerコマンドラインツールを使用できます。これにより、システムに更新ソースが追加されます。

1) YaST Online Updateで更新する

  • YaSTコントロールセンタからYOU(YaST Online Update)モジュールを起動します。
  • [Accept(受諾する)]を押し、'package management'フラグを設定して更新を適用します。これにより、SLE 10 SP2メンテナンススタックの更新('slesp1-libzypp'パッチまたは'sledp1-libzypp'パッチ)がインストールされます。それらのインストール後、YOUは自動的に再起動します。
  • [Accept(受諾する)]を押して、SP1用に使用できるすべての入手可能な更新を適用します。この操作で新しいカーネルがインストールされる場合があります。したがって、これを適用後、システムを再起動してください。
  • 再度、YaSTコントロールセンタからYOUモジュールを起動します。
  • オプションの[Update to SUSE Linux Enterprise Server/Desktop Service Pack 2(SUSE Linux Enterprise Server/Desktop Service Pack 2に更新する)]を選択します('move-to-sles10-sp2' または'move-to-sled10-sp2')。アドオン製品用の追加マイグレーションパッチ以外は、他のパッチを同時に選択しないでください。アドオン製品(SDKなど)をインストールした場合、それぞれのマイグレーションパッチは自動的に選択されます。アドオン製品は、ベース製品と同時にマイグレートする必要があります。同時にマイグレートしないと、rpm依存関係の競合が発生します。
  • パッチのインストール後、YOUが閉じます。.
  • 再度、YaSTコントロールセンタからYOUモジュールを起動します。
  • パッチとして、slesp2o-sp2_online'および'product-sles10-sp2'、または 'sledp2o-sp2_online'および'product-sled10-sp2'が、適宜、事前選択されます。これらのパッチを適用して、システムをSP2レベルまでアップグレードします。
  • システムを再起動します。

2) zen-updaterで更新する

  • システムトレイからzen-updaterを起動します。
  • 'package management''フラグを設定して更新を適用します('slesp1-libzypp' または'sledp1-libzypp'など)。
  • この時点で、'rczmd restart'と、zen-updaterアプリケーションの再起動が必要な場合があります。
  • この時点までに入手可能なすべてのメンテナンス更新を適用します。これによって、新しいカーネルがインストールされることがあります(再起動推奨)。
  • 'move-to-sles10-sp2パッチまたは'move-to-sled10-sp2'パッチを適宜選択します。アドオン製品がインストールされている場合は、それらのマイグレーションパッチが自動的に選択されます。
  • zen-updaterのコンテキストメニューから[更新]を選択します。
  • この操作後、zen-updaterでは、パッチ'slesp2o-sp2_online'および'product-sles10-sp2'、またはパッチ'sledp2o-sp2_online'および'product-sled10-sp2'が、適宜、事前選択されます。これらのパッチを適用して、システムをSP2レベルまでアップグレードします。
  • システムを再起動します。

3) rugで更新する

  • ルートシェルを開きます。
  • zen-updaterは終了することをお勧めします。その場合、ウィンドウを閉じるだけで終了させないでください。確かでない場合は、'killall zen-updater'を実行します。
  • 'rug in -t patch slesp1-libzypp' または、'rug in -t patch sledp1-libzypp'を適宜実行します。これで、メンテナンススタックが更新されます。
  • 'sleep 40 && rug ping -a'を実行して、ZMDが再起動後にウェイクアップするまで待機します。
  • 'rug in -t patch move-to-sles10-sp2' または'rug in -t patch move-to-sled10-sp2'を適宜実行します。
  • 'rug refresh && rug ping -a'を実行します。
  • 'package management'フラグを設定して'rug up -t patch'を実行することにより、さらにパッケージを更新します。
  • 'sleep 240 && rug ping -a'を実行して、ZMDが再度応答するまで待機します。
  • 再度、'rug up -t patch'を実行します。
  • システムを再起動します。

  • 次のスクリプトは、まったく人的介入のないSP1からSP2への更新のベースとして使用できます。

    #!/bin/bash
    set -x
    rug in -y -t patch slesp1-libzypp          # For SLED use sledp1-libzypp
    sleep 40 && rug ping -a
    rug in -y -t patch move-to-sles10-sp2 # For SLED use move-to-sled10-sp2
    rug refresh && rug ping -a
    rug up -y -t patch
    sleep 240 && rug ping -a
    rug up -y --agree-to-third-party-licences  -t patch <<EOF
    n                                                          # For an automatic reboot after the migration, you may change 'n' to 'y'
    EOF

技術背景

一般技術背景として、YaST Online Update、zen-updater、またはrugによる更新手順を以降で解説します。

  • まず、パッケージ管理ソフトウェア自体を更新します(patches slesp1-libzyppslesp1-yast2-installation、およびslesp1-yast2-online-update。SLEDの場合は、sledp1-libzyppsledp1-yast2-installation、およびsledp1-yast2-online-update)。
  • SP2へのマイグレーションを有効にするパッチは、明示的に適用する必要があります。これは、製品によって、'move-to-sles10-sp2'または'move-to-sle s10-sp2'と呼ばれるパッチです。これはオプションのパッチなので、事前選択されません。
  • このパッチは、SP2マイグレーション製品マーカーをインストールします。
  • このパッチの動作ログは、 /var/log/YaST2/move-to-sles10-sp2-script.logとして保存されます。
  • 次に、'suse_register'が呼び出され、SLES10-SP2-OnlineカタログまたはSLED10-SP2-Onlineカタログを追加します。さらに、SLEDの場合は、サードパーティーベンダのパッケージ(ATI、NVIDIAなど)が追加されます。
  • この時点で、アドオン製品、他のベンダのリポジトリ、または他のサードパーティーリポジトリが設定された場合は、インストールソースの翻案が必要になることがあります。
  • 現在、オンラインツールでは、SP2へシステムを移行させる2つのパッチを提供しています。
  • 'slesp2o-sp2_online'または'sledp2o-sp2_online'は、システムをSP2レベルにアップグレードするすべてのパッケージを含むメタパッチです。
  • 'product-sles10-sp2'(SLEDの場合は、'product-sled10-sp2')は、SP2製品マーカーで、SP2マイグレーション製品マーカーを置き換えます。次に、'suse_register'が再度呼び出され、SLES10-SP1-Onlineカタログまたは SLED10-SP1-Onlineカタログを登録解除し、SLES10-SP2-UpdateカタログまたはSLED10-SP2-Updateカタログを追加します。
  • このパッチの動作ログは、/var/log/YaST2/product-sles10-sp2-script.logとして保存されます。
  • 結果として、次の3つのチャネルがリストされます。
    • SLE 10 SP1インストールソース
    • SLES10-SP2-OnlineカタログまたはSLED10-SP2-Onlineカタログ。SP2への実際の更新に必要だったソフトウェアを含みます。
    • SLES10-SP2-UpdatesカタログまたはSLED10-SP2-Updatesカタログ。SP2のリリース後に発行されたソフトウェア更新を含みます。

これで、SLE 10 SP1カタログとSP2-Onlineカタログの両方がインストールソースとして機能します。
システムがSLE 10 GAバージョンから更新されている場合は、SLES10-SP1-OnlineカタログまたはSLED10-SP1-Onlineカタログも存在します。

このセットアップを簡素化するため、一定のカタログをSLES10-SP2-PoolカタログまたはSLED10-SP2-Poolカタログで代用することができます。SP2-Poolは、SP2メディアからのすべてのパッケージを含むrpm-mdリポジトリです(ただし、マイグレーション用パッチは含みません)。デフォルトでは、このカタログは、登録解除済みとして返され、YaSTに追加されません。

したがって、システムがSP2レベルの場合は、可能なセットアップの1つとして、SLE 10 GA またはSLE10 SP1のインストールソースカタログ、SP1-Onlineカタログ、およびSP2-Onlineカタログを削除し、代わりにSLES10-SP2-PoolカタログまたはSLED10-SP2-Poolカタログを使用することができます。注:SP2-Updatesカタログは削除しないでください。

ドキュメント「Which software catalogs to mirror with Subscription Management Tool(サブスクリプション管理ツールでミラーリングするソフトウェアカタログ)」では、様々なカタログを示し、どのカタログがインストールソースと更新パスの様々なシナリオで必要であるか詳しく説明しています。

Subscription Management Tool for SUSE Linux Enterpriseを使用してパッチでSP2へ更新する

シングルクライアントシステムごとにNovell更新サーバから更新をダウンロードする代わりに、Subscription Management Tool for SUSE Linux Enterpriseを使用してローカルサーバに更新をミラーリングすることが可能です。
このツールは、Novell Customer Centerプロキシとして機能し、クライアントの登録用にも、ソフトウェア更新リポジトリとしても使用できます。このツールは、SLES 10 SP2サーバ上で実行され、その機能の概要と実装方法は、Novell AppNoteの 「Keep your SUSE Linux Desktops, Servers and OES Servers Updated with Subscription Management Tool for SUSE Linux Enterprise」に記載されています。

SP2インストールメディアの使用による更新

ISOイメージをhttp://download.novell.comから取得してください。

4) SLES/SLED 10 SP2メディアからのブートで更新する

CD-ROMまたはDVDから標準更新を開始するには、CD-ROMまたはDVDのドライブにこのメディアを挿入してコンピュータを再起動します。新規インストールではなく、システム更新を実行します。このためには、[インストール]を選択し、言語を選択し、ライセンス契約に同意し、最後に、[New Installation(新規インストール)]でなく、[Updates(更新)]を選択します。

4.1) SP2メディアをネットワークインストールソースとして提供する

インストールメディアをネットワーク経由で提供することも可能です。SLE 10 Service-Pack 2はフル製品です。したがって、他のSUSE LINUX Enterprise製品とまったく同様に、インストールサーバに追加できます。

インストールサーバのセットアップとサービスパックの追加の手順は、 「Installation Notes for SUSE Linux Enterprise Server/Desktop 10 SP2(SUSE Linux Enterprise Server/Desktop 10 SP2のインストールノート)」に記載されています。このドキュメントは、最初のDVDにあるREADMEファイルに含まれています。SLESについては、このドキュメントのセクション3.1 「Setting Up an Installation Server(インストールサーバのセットアップ)」を参照してください。SLEDについては、READMEのセクション6.2を参照してください。

さらに詳細な説明が必要な場合は、ご使用のSLES9/SLES10 GAバージョンのマニュアルを参照してください。SLES10の場合は、sles-admin.pdfファイルのセクション4.2.1「Setting Up an Installation Server Using YaST(YaSTを使用するインストールサーバのセットアップ)」を参照してください。このファイルは、最初のCD/DVD上の/docu/enディレクトリにあります。このドキュメントは、オンラインでも入手できます(「http://www.novell.com/documentation/sles10/」)。SLES9の場合、このセクションは docu/en/manual.pdfファイルにあります(オンラインでは、http://www.novell.com/documentation/sles9/)。

4.1.1) 次の手順で、更新を開始します。

  • ブート可能なメディアでプロセスを初期化する必要があります。ネットワークまたはPXEを介したブートも可能です。すぐ適用できるPXEブート設定例については、上記のSLES10マニュアルのセクション4.3を参照してください(オンラインでは、http://www.novell.com/documentation/sles10/から入手可能)。
  • マシンをブートし、[インストール]を選択します。
  • インストールソースがSLPを介してアナウンスされたら、[ブートオプション]フィールドに「install=slp」と入力します(または、ご使用のプラットフォームで使用可能な場合は でインストールソースを変更します)。
  • マシンのブート後、SLPを介して検出されたインストールオプションが表示されます。
  • ご使用のインストールサーバでSLPが設定されていない場合は、[ブートオプション]フィールドに、手動で、IPとインストールソースへのパスを入力する必要があります。インストールソースがNFS共有として設定されている場合は、次の例を参照してください。
    install=nfs://IP_ADDRESS_OF_YOUR_SERVER/PATH_TO_SP2
    他のサーバタイプについては、前記のマニュアルを参照してください。
  • 新規インストールではなく、[システム更新]を選択します。
  • 代替ソリューションについては、「TID 7001502(「NFSを介するSLES10 SP1からSP2へのYaST Online Updateが失敗する」)」を参照してください。

4.2) YaST Online Update用ネットワークインストールソースとしてSP2メディアを提供する(SLESのみサポート。SLEDはサポートなし)

更新にYaST Online Updateを使用できるようなインストールメディアの提供方法もあります。この利点は、インストールメディアからブートする必要がないことです。代わりに、実行中のシステムから更新を行います。これにより、ダウンタイムが最小限になります。(この手順は、前記のSLES READMEセクション5.4にも記載されています)注:SLES 10バージョンのGAについては、この手順はサポートされていません。この方法を使用するには、システムがSP1レベルにあることが必要です。

前のセクションで説明したように、インストールソースを作成する必要があります。次に、追加修正を行う必要があります。"patches"という名前のディレクトリに移動し、"../suse"へのシンボリックリンクを作成します。

ln -s ../suse .

4.2.1) 次の手順で、更新を開始します。

  • 新しいリポジトリを追加します。リポジトリをNFS共有として解放している場合は、次の手順に従います。
    • まず、手動で、インストール共有をマウントします(たとえば、 under /mnt)。
    • YaST2を起動し、[Software(ソフトウェア)]>[Change Source of Installation Source(インストールソースのソースを変更する)]の順に選択します。
    • SLES10 SP1ソースとSLES10-SP1更新チャネルを使用不可にします。
    • [追加]>[Local Directory(ローカルディレクトリ)]の順に選択して、新しいリポジトリを追加します。重要:patchesサブディレクトリへのパスを指定する必要があります(この例では、/mnt/patches)。指定しないとYaST Online Updateは機能しません。
    • [YaST(YaST)]>[Online Update(オンライン更新)]の順に選択して、システムを更新します。
  • FTPおよびHTTPのリポジトリについても、手順は同様です。
    • 前記のとおり、SLES10 SP1ソースとSLES10-SP1更新チャネルを、[YaST Installation Source Menu(YaSTインストールソースメニュー)]で無効にします。
    • [追加]を選択し、ご使用のインストールサーバの設定によって[HTTP(HTTP)]または[FTP(FTP)]を選択することにより、新しいリポジトリを追加します。ここでも、patchesサブディレクトリへのパスを指定する必要があります。指定しないと、YaST Online Updateは機能しません。このパスは、たとえば、次のようになります。
      http://server/instsource/SLES10-SP2-i586/patches
    • [YaST(YaST)]>[Online Update(オンライン更新)]の順に選択して、システムを更新します。

5) [Patch CD update(修正CDによる更新)]で更新する(SLESのみサポート。SLEDはサポートなし!)

この更新方法を使用するには、物理的なCDまたはDVDドライブが必要です。CD/DVDドライブのないシステム(System zなど)の場合は、別の更新方法を使用してください。

手順は、 「Installation Notes for SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2(SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2のインストールノート)」に記載されています。このドキュメントは、最初のCDにあるREADMEファイルに含まれています。そのセクション5.3を参照してください。

注:この更新プロセスは、リモート接続(sshなど)を介して実行しないでください。その理由は、YaSTによる更新パッケージのインストール中に、ネットワーク接続が短時間割り込まれるからです。そのため、YaSTが中断します。

また、YaST内のバグのため、新しいSP2インストールと更新のソースがリフレッシュされません。ソリューションについては、「TID 7000493」を参照してください。

追加情報

Open Enterprise Server 1(Linuxベース)との関係

SLES10自体は、Open Enterprise Server 1(Linuxベース) (OES1/Linux)のアップグレードではありません。OES1/Linuxの後継製品は、OES2(Open Enterprise Server 2)であり、OES2はSLES10へのアドオン製品です。OES1/LinuxからOES2へのアップグレードの詳細は.、「OES2 product documentation(OES2製品マニュアル)」を参照してください。

Change Log

2009年4月21日       fhassel      "Diagnostic Pattern Available"ステータスフラグを追加しました
2008年12月4日      fhassel      同僚のリクエストで、TID 3509359 (SP1への更新)へのリンクを追加しました
2008年12月8日      fhassel      OES2 SP1への更新に関する情報を追加しました
2008年1月19日      fhassel      小さな修正 --> nfs://IP_ADDRESS_OF_YOUR_SERVER/PATH_TO_SP2

Disclaimer

この情報は、米国Novell, Inc.およびノベル株式会社の内外から発生したものです。本文書の内容または本文書を使用した結果について、いかなる保証、表明または約束も行っていません。また、本文書の商品性、および特定目的への適合性について、いかなる黙示の保証も否認し、排除します。

本文書に記載されている会社名、製品名はそれぞれ各社の商品、商標または登録商標です。

  • ドキュメントID: 7000387
  • 作成年月日: 15-MAY-2008
  • 修正年月日: 21-APR-2009
  • ドキュメントリビジョン:
  • 分類:
  • 対象NOVELL製品およびバージョン: SUSE Linux Enterprise Desktop, SUSE Linux Enterprise Server
  • カテゴリ: