Access Managerのソフトタイムアウトとハードタイムアウト
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環境
Novell Access Manager 3 Linux Access Gateway
Novell Access Manager 3 Windows Novell Identity Server
Novell Access Manager 3 Linux Novell Identity Server
Novell Access Manager 3 Access Administration
問題の状況
Novell Identity (IDP) Serverを設定する際、セッションタイムアウトパラメータを使用して、IDPサーバに認証するユーザに対してセッションの非アクティブな期間を定義できます。このタイムアウト値は、Linux Access Gateway(LAG)、SSLVPNサーバ、Javaエージェントなどの、IDPサーバとのLiberty関係を持つ任意のサービスプロバイダ(ESP)コンポーネントにも渡されます。セッションタイムアウト:タイムアウトする前に、セッションが非アクティブになれる期間。これはグローバル設定で、このIdentity ServerまたはIdentity Serverクラスタに認証するリソースに適用されます。デフォルト設定は60分です。ただし、基本認証およびSSL相互認証を使用する場合、ブラウザを閉じてセッションを終了する必要があります。
このセッションタイムアウトは、ハードタイムアウトとしても知られ、デバッグモードで実行すると多くのコンポーネントログファイルに出力されます。
これらのリモートESPコンポーネントは、個別のソフトタイムアウトを計算し、これは「ハードタイムアウト」値の66%です(IDPサーバで設定された実際のセッションタイムアウト)。このソフトタイムアウトよりも長いアイドル時間で、ハードセッションタイムアウトより短い時間の後にESPがブラウザからリクエストを取得すると、ESPコンポーネントはIDPサーバとのセッションを更新する必要があります。これは、セッションがアクティブであってもブラウザをIDPにリダイレクトして実行されます。セッション更新リクエストの後、IDPはESPに新しいソフトよびハードタイムアウト値でリダイレクトします。
IDPサーバで設定されたハードタイムアウトの経過後にESPへのリクエストを受け取ると、ESPはブラウザをIDPにリダイレクトしてIDPとのセッションを更新する必要があります。ブラウザでは、ユーザが再認証を求められます。この再認証の後、ブラウザはESPに新しいタイムアウト値でリダイレクトされます。
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- ドキュメントID: 7002500
- 作成年月日: 29-JAN-2009
- 修正年月日:
- ドキュメントリビジョン:
- 分類:
- 対象NOVELL製品およびバージョン: Access Manager
- カテゴリ: