Windowsで作成されたRoamingプロファイルの重複

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環境

Novell ZENworks for Desktops 2
Novell ZENworks 1.1
Novell Client for Windows NT 4.6 SP1, SP2

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問題点

・	NetWare Client 4.6 SP1を使用しているWindows NT 4.0ワークステーションで作成されたRoamingプロファイルが重複する。
・	ユーザがZENworks 2.0のNT User Policyを使って、［NTデスクトップ初期設定(NT Desktop Preferences)］>［Roamingプロファイル(Roaming Profile)］を選び、プロファイルをユーザのホームディレクトリに保存する。
・	以前にログインしたことのあるワークステーションにログインすると、ローカルワークステーションのプロファイルは、Userディレクトリに保存されているプロファイルより新しいものになるというメッセージが表示される。
・	ダイナミックローカルユーザを使用している場合は、プロファイルの違いは表示されず、001が加えられたユーザ名で新しいプロファイルが作成される。
・	この問題は通常、ユーザがログインし、［スタート(Start)］>［シャットダウン(Shutdown)］を選択してすべてのプログラムを終了し、別のユーザとしてログインし、その後同じユーザとしてログインし直した場合に発生する。
・	RoamingプロファイルはNSSボリュームに保存されない。重複したRoamingプロファイルが作成される - COMCTL32.DLL

変更点:
ユーザはZENworksのCD-ROM版からNetWare Client 4.6 SP1にアップグレードした。

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原因

ローカルワークステーションのNTUSER.DATが、ワークステーションのサービスにより開いた状態のままである。これはNDPSライブラリのファイルが原因であった。NDPSライブラリのファイルはレジストリの呼び出しを実行するが、それらを解放しない。
NDPSプリンタにアクセスし、ワークステーションからログアウトし、再びログインした場合、Roamingプロファイルの警告が表示される。あるいはダイナミックローカルユーザを使っているときは、「ユーザ名.001」が作成されている。NDPSプリンタモジュールをワークステーションにインストールし、NDPSプリンティングを使用していない場合でも、このエラーは起きる。

拡張可能なポリシーを使用している場合は、クライアントのWMPOLHLP.DLLファイルが起動する。このファイルは読み取り専用（上書き禁止）で開くことがある。

NDPSサポートがクライアントにインストールされていない場合は、その他に可能性のある原因として、COMCTL32.DLLのバージョンによるものがある。

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解決方法

NetWare Client 4.7をインストールする。これには修正されたNDPSライブラリファイルが含まれており、拡張可能なポリシーを使用している場合は、修正されたWMPOLHLP.DLLも含まれている。

Windows NTのSP3に同梱されているCOMCTL32.DLLのバージョンは正常に機能する。また、NTをSP6aにアップデートするとこの問題を解決できる。このサービスパックには改訂されたCOMCTL32.DLLが含まれている。このファイルはRoamingプロファイルをNSSボリュームに保存するという問題を解決し、また、Roamingプロファイルが重複するという問題も修正されている。

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このドキュメントで問題が解決した場合、ここをクリックしてください。

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