NetWare 4 Support Pack 8a
(2000/02/05)

注意: 本Read Meに記載されている次の製品に関しては、
日本語版がありませんので、サポート対象外とさせていただきます。

・NetWare for SAA(全バージョン)
・IntraNetWare for Small Business
・NetWare for Small Business 4.11/4.2
・NetWare for OS/2

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概要
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このファイルは、NetWare 4.11J、IntranetWare、NetWare 4.2製品に
含まれるサービス(NetWare 4.11、Novell InternetAccess Server 4.0、
NetWare MPR 3.0と3.1、NetWare/IP、NFS、LANドライバなど)のアップ
デートを含んでいます。
このファイルには、DOSの制限を越える長いディレクトリパスが
含まれているため、ドライブのルートに近いディレクトリにおいて解凍する
必要があります。

Support Packの目的は、同時にテストされたバグ修正をまとめて
適用できることです。
このSupport Packには、以前のSupport Packに含まれていた
すべての修正モジュールが含まれています。
このSupport Packをインストールする前に、旧バージョンのSupport Packを
インストールする必要はありません。Support Packに含まれるファイルを
単独ではインストールしないでください。

Support Packをインストールする前に、信頼できるバックアップ
を作成してください。
Support Packでは、「3.14 Support Packのアンインストール」で
説明するように、インストール時にバックアップオプションが提供されています。
しかし、サーバを再起動できなかったり、ボリュームがマウントできない場合は、
このバックアップを利用することはできません。

ご使用のサーバ上で、BorderManager、GroupWise、または
ManageWiseを実行している場合は、NetWare Support Packのインストール後に
これら製品の該当するSupport Packをインストールする必要があります。

Support Packに含まれるファイルに対しては、コンポーネントテスト、
コアOSテスト、および他Novell製品とのインテグレーションテストを
実施しています。

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NW4SP8.EXEからの主な変更点:
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- TSANDS.NLMを以前のバージョンに戻しました。
 一部のサードパーティのバックアップソフトウェアを利用して、
 NDSをバックアップする時に、サーバがアベンドすることがある
 問題を対応しました。

- LONG.NAMを更新しました。
 ディレクトリエントリに関連付けられた拡張属性が、破壊されることがある
 問題を修正しました。
 この問題は、「ロングファイルネームが破壊もしくは無効になりました」のような
 現象として現れます。

- NLIST.EXEを更新しました。Y2Kに関する表示問題を修正しました。
 NLIST.EXE[v4.21 1999/6/29]ユーティリティは、2000年以後の日付を
 間違って表示することがあります。
 この問題は、「NLIST user /a /b」オプションを使う時だけ起きます。
 サーバはログイン日付の年を「00」でなく、「100」と表示してしまいます。

- ATCFG.NLMはINETCFGからATCFG.NLMを自動ロードできない問題を
 修正しました。
 NW4SP8のNW4SP8\SYS\SYSTEMの下に、間違ったATCFG.NLMを入れました。
 NW4SP8aからそれを削除しました。
 既にNW4SP8をインストールしたサーバは、オリジナルOS CR-ROMの
 \PRODUCTS\NW411\_\411\SYSTEMから、サーバのSYS:\SYSTEMにある
 ATCFG.NLMを上書きしてください。

- AUTOEXEC.NCFに「Maximum Concurrent Directory Cache Writes=750」を
 設定した問題を修正しました。
 すでにNW4SP8を当てた環境においては、下記のように手動で
 AUTOEXEC.NCFを編集してください。

 ・SET Maximum Concurrent Disk Cache Writes = 500
 ・SET Dirty Disk Cache Delay Time = 0.5
 ・SET Maximum Concurrent Directory Cache Writes = 100

- \TOOLSディレクトリにあるモジュールを更新しました。

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目次
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1.0  Support Packのインストール

   1.1  Support Packをインストールする
   1.2  NetWare 4.11でのSETUPNLS.NLMのエラー
   1.3  BorderManagerでの暗号化TCP/IP互換性
   1.4  インストール時のManageWiseのエラー
   1.5  Support Packをインストールする前に
         NetWare for SAA v3.0およびv4.0を設定する
   1.6  Radius
   1.7  複数のサーバへのインストール

2.0  注意点

   2.1  Directory Services
   2.2  Windows 95 and Windows NT対応のNDSマネージャプログラム
   2.3  LSPUPD.NLMの使用法
   2.4  CPUCHECKの使用法
   2.5  NetWare for SAA 4.0でのNetWareアドミニストレータ
   2.6  Novell Clientのバージョン
   2.7  Vinca StandbyServerへのSupport Packのインストール
   2.8  NetWare Connect対応の3.30 ODIドライバ
   2.9  ポルトガル語のコードページの設定
   2.10 SCMD.NLMに関するマニュアル
   2.11  PPPTSMロードエラー
   2.12  リモートブート
   2.13  Intel製Gigabit CE1000.LAN ドライバ
   2.14 NetWare 4.2 SFT IIIへのSupport Packのインストール

3.0  ヒント

   3.1  プロトコルアップデートのインストール
   3.2  LOADERエラーの解決
   3.3  NetWare for OS/2
   3.4  サーバブートエラーの解決
   3.5  DOSが削除されている場合のSupport Packのインストール方法
   3.6  リモートブートとRPL
   3.7  LANドライバの問題
   3.8  NBI.NLMの問題
   3.9  GroupWise 5.5とNetWareアドミニストレータ32
   3.10  インストール関連の追加情報
   3.11  サーバ環境設定の変更
   3.12  Support Packのテスト
   3.13  IP互換性
   3.14  Support Packのアンインストール
   3.15  Support PackのY2K修正点

4.0  \TOOLSディレクトリのファイル

   4.1  NetWare SFT III
   4.2  NE3200.COM
   4.3  モデムサポート
   4.4  NEC PC9800シリーズまたは富士通 FRMでの
         Novell Clientの使用について

5.0  以前のSupport Packからの変更点

   5.1  OSパッチ
   5.2  SCMD
   5.3  ライブラリ
   5.4  Directory Services

6.0  法的情報

   6.1  保証と著作権
   6.2  商標

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1.0  Support Packのインストール
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     Support Packをインストールするには、70MBの空きディスク容量
     が必要です。[バックアップ]オプションを選択する場合は、
     160MBのディスク容量が必要です。

  1.1  Support Packをインストールする

       CDからインストールする場合は、手順2から始めてください。
       
       1) ファイルを解凍するには、(ファイル名)<Enter>と
          入力します。ファイルは、サーバのSYSボリュームに
          解凍するか、別のサーバボリュームに解凍します。
       
          注:このファイルには、DOSの制限を超えるような
          ディレクトリパスが含まれています。ファイルは
          ローカルドライブまたは長いパスが使用できるNetWare
          ボリュームの、ルートレベルのディレクトリに解凍して
          ください。
       
       2) サーバコンソールのプロンプトで、「LOAD INSTALL」と
          入力し 、<Enter>と押します。
       
       3) [プロダクトオプション]>[リストにはないプロダクト
          のインストール]の順に選択します。
       
       4) Support Packのファイルが入っている場所にしたがって、
          次のいずれかの手順を実行します。
       
          - ローカルのSYSボリュームの場合は、<F3>を押して、
            パスを指定します。このときボリューム名も含めて
            ください(たとえば、SYS:\ディレクトリ名)。
          
          - ネットワークの別のサーバの場合は、<F3>を押して、
            フルパスを指定します。このときサーバ名も含めて
            ください(たとえば、サーバ名\VOL1:\ディレクトリ名)。
                 
            この手順では、別のサーバへのログイン名とパス
            ワードを入力するように求められます。

          - RCONSOLEの<F4>オプションは、本Support Packでは、
            適用できません。
       
       5) <Enter>を押します。
       
       6) <F10>を押してマークが付いたオプションを確定し、
          次に進みます。
       
          注: バックアップファイルのオプションを選択して
          いないと、Support Packを削除できなくなります。

       7) <Enter>を押して終了します。
       
       8) ファイルのコピーが終わったら、.NCFファイルが
           正確かどうかをチェックします。次に、サーバを
           いったん終了してから再起動します。これで、
           Support Packのインストールが完了します。
       
       9) パージファイル(PRGFREFX.NLM)をアクティブに
           するには、すべてのサーバボリュームのルートで
          「PURGE /ALL」DOSコマンドを実行する必要があります。
           また、すべてのエラーがなくなるまでVREPAIR.NLMを
           実行してください。
                              
           注: サーバにコピーするよりも新しいファイルが
           ある場合は、上書きされません。ファイルは最初に
           バージョンがチェックされます。バージョンが同じ
           場合は、日付がチェックされます。 

  1.2  NetWare 4.11でのSETUPNLS.NLMのエラー

       インストール中に、パブリックシンボルエラーのため、
       SETUPNLS.NLMのロードに失敗する場合があります。これは、
       SETUPNLS.NLMをロードする前にサーバモジュールをアップ
       デートする必要がある場合に発生します。この問題が発生
       した場合は、SETUPNLS.NLMをロードしないでSupport Pack
       のインストールを完了させてください。その後、サーバを
       再起動し、サーバコンソール上で、「LOAD SETUPNLS」と
       入力してください。

       Support Packのインストール中にライセンスエラーが発生
       する場合は、DSREPAIRユーティリティを実行してから、
       SETUPNLSユーティリティを実行してください。

  1.3  BorderManagerでの暗号化TCP/IP互換性

       Support Packにより、56ビットバージョンのTCPIP.NLMが
       インストールされます。
       BorderManager VPNを使用していて、セキュリティ強化のため
       128ビットバージョンが必要な場合は、Novell Support 
       Connection (1-800-858-4000:米国/カナダのみ)に連絡して
       ください(現在、英語版のBorderManagerのみサポートしています。
       日本では輸出制限によりダウンロードできません)。

  1.4  インストール時のManageWiseのエラー

       サーバ上でManageWise関連モジュールのGTREND.NLMを実行し
       ている場合、インストール中に次のエラーが発生する場合が
       あります。
       "cannot open GT_ERR.LOG"  (GT_ERR.LOGをオープンできません)
       このエラーを解決するには、次の手順に従ってください。
       
       1) サーバコンソールに切り替えます。
       
       2) LANZSU.NLMをアンロードします。

       3) GTREND.NLMをアンロードします。

       4) インストール画面(NWCONFIG.NLM)に戻ります。

       5) <Enter>を押し、ファイルのコピーを再試行するオプション
          を選択してください。

       これでインストールを続行できます。

  1.5  Support Packをインストールする前にNetWare for
       SAA v3.0およびv4.0を設定する

       NetWare for SAA v2.0、NetWare for SAA AS/400 Edition
       (2.1)、NetWare for SAA v2.2、NetWare for SAA AS/400
       Edition 2 (2.3)、およびNetWare for SAA v3.0/v4.0ユーザ
       は、Support Packインストール時に次の操作を行ってください。
       
       1) ご使用のNetWare for SAAに対応する、最新のIBM levelset
          APARをインストールしてください。適切なlevelset APARには、
          メンテナンスパッチが含まれており、NetWare for SAAの
          バージョンを、NetWare for SAA 2.0.40またはAS/400 Edition
          (2.1.30)、2.2.10、3.0.10または4.0にアップグレードします。
          バージョン番号は、インストールしているNetWare for SAAの
          バージョンにより異なります。NetWare for SAA AS/400 
          Edition 2 (2.3)に対応するlevelset APARはありません。
          levelset APARおよび他のすべてのNetWare for SAA IBM APAR
          は、次のURLからダウンロードできます。

         http://www.software.ibm.com/network/commserver/support

       2) SLP機能をご使用のNetWare for SAA v3.0.10/v4.0ユーザは、
          IBM APAR番号JR12403もインストールする必要があります。
       
       3) ご使用のNetWare for SAAのバージョンに応じて、次のIBM
          NetWare for SAA APARをインストールしてください。
       
            - NetWare for SAA 2.0.40 - APAR - JR12978
            - AS/400 Edition (2.1.30) - APAR - JR12987
            - NetWare for SAA 2.2.10 - APAR - JR12979
            - NetWare for SAA AS/400 Edition 2 (2.3) - APAR - JR12988
            - NetWare for SAA 3.0.10 / v4.0 - APAR - JR12795

       4) NetWare for SAAがインストールされているサーバにSupport Pack
          8をインストールする前に、サーバにインストールされている
          ネットワークボードが、ODI v3.31ドライバをサポートしている
          ことを確認してください。
          http://support.novell.comにあるLANCHK.EXE
          を使用すれば、ネットワークボードのドライバを調べることが
          できます。あるいは、ネットワークボードメーカにお問い合わせ
          ください。ネットワークボードがODI v3.31互換のドライバを
          サポートしていない場合は、[ディスク、LAN、WAN用の各ドラ
          イバをアップデート]を選択しないようにしてください。これに
          より、Support Packに含まれているODI v3.31ドライバがインス
          トールされません。NetWare for SAAで使用されているボードに
          よっては、ODI v3.31と互換性のないものもあり、このボードに
          ODI v3.31ドライバをインストールすると問題が発生します。

       5) Support PackによりインストールされるLLC8022.NLMを、IBM 
          NetWare for SAA APARに含まれているものに置き換えてくだ
          さい。上記手順3)を参照。
 
       6) WANをまたいでNetWare for SAAを使用し、WANドライバを
          NetWare for SAAサーバにインストールしているお客様は、
          最初にSupport Packをインストールした後に次に示す指示に
          従ってください。       

       7) [ディスク、LAN、WAN用の各ドライバをアップデート]
          を選択した場合は、IBM APARダウンロードファイル
          (手順3を参照)に含まれているSDLCTSM.NLMをSYS:\SYSTEM
          にコピーしてください。サーバが再起動する前にコピー
          を行ってください。これを行わないと、Support Pack
          インストール後にサーバが異常終了します。SDLCTSM.NLM
          は、Support Packをインストールする場合にだけコピー
          してください。

       8) [ディスク、LAN、WAN用の各ドライバをアップデート]
          を選択しなかった場合は、タイムスタンプが1994-12-14の
          CSL.NLMをIBM APARダウンロードファイル(上記手順3を
          参照)からコピーして、SYS:\SYSTEMディレクトリに置き
          ます。       

       9) SDLC、X.25、またはフレームリレーを使用していて、
         [ディスク、LAN、WAN用の各ドライバをアップデート]
          オプションを選択した場合は、WANサポートモジュールも
          更新する必要があります。http://support.novell.comから
          NIAS41.EXEをダウンロードして、更新されたWANサポート
          モジュールを入手してください。このモジュールは、
          Support PackによりインストールされるODI v3.31ドライ
          バと互換性があります。NetWare for SAA v3.0をはじめて
          インストールするお客様は、NetWare for SAA v3.0を
          インストールしてからNIAS41.EXEをインストールしてくだ
          さい。

       10) フレームリレーを使用していて、[ディスク、LAN、WAN用
           の各ドライバをアップデート]オプションを選択した
           場合、フレームリレー用のサポートモジュールも更新する
           必要があります。
           http://support.novell.comから、NIAS41.EXEと
           NWSAAHPR.EXEをダウンロードして、更新されたフレーム
           リレーサポートモジュールを入手してください。この
           モジュールは、Support Packによりインストールされる
           ODI v3.31ドライバと互換性があります。NetWare for SAA
           v3.0/v4.0をはじめてインストールするお客様は、NetWare
           for SAA v3.0/v4.0をインストールしてからNIAS41.EXEを
           インストールしてください。NWSAAHPR.EXEファイルは、
           最初にNIAS41.EXEをインストールした後にインストールして
           ください。

  1.6  Radius

       Support Packのインストール後に、サーバを再起動します。
       インストール後にRADIUS.NLMプロセスを実行中に異常終了
       する場合は、AUTOEXEC.NCFファイルを変更します。
       「LOAD RADIUS.NLM」のコマンドをAUTOEXEC.NCFファイルの
       末尾に移動します。

=====================================================================
2.0  注意事項
---------------------------------------------------------------------
  
  2.1  ディレクトリサービス

       まずDSツリーのルートをアップグレードしてください。
     
       NetWare 4.11NDS(DS.NLM)のさまざまなバージョンが
       混在していても相互運用できますが、一貫性と将来の
       保守の容易さを考慮して、NetWare 4.11サーバをすべて
       新しいバージョンにアップグレードしておくことを強く
       お勧めします。
     
       DSREPAIR.NLMを使用するときは、DS.NLM 6.00を実行して
       いるすべてのNetWare 4.11サーバで、バージョン4.59を
       使用しなければなりません。
  
  2.2  Windows 95とWindows NT用のNDSマネージャプログラム

       Support PackはNDSマネージャプログラムを
       SYS:PUBLIC/WIN32ディレクトリにコピーします。これを
       Windows NTで使用するには、SYS:PUBLIC/WIN32ディレク
       トリからNDSMGR32.EXEを起動してください。

  2.3  LSPUPD.NLMの使用法

       このNLMプログラムは、Support Packのインストール時に
       一度だけ実行されます。これにより、多数のSAPやRIPを
       もつ大規模なNLSPやRIP/SAPネットワークでサービスが
       停止するという問題が解決されます。このNLMプログラムは
       LSPサイズを1024に増加します。LSPサイズが1024以上の
       場合は、変更されません。このNLMプログラムは
       SYS:\ETC\NLSP.CFGファイルを編集します。このファイルは
       INETCFG.NLMを使って表示できます。この問題が発生する
       のは、サーバがNLSP用に設定されている場合だけです。   

  2.4  CPUCHECKの使用法

       サーバのコンソールで、「CPUCHECK」と入力し、
       <Enter>を押すと、サーバのCPU情報を表示します。  

  2.5  NetWare for SAA 4.0でのNetWareアドミニストレータ

       次の注意事項は、NetWare for SAA v4.0がNetWare 4.x
       サーバにインストールされている場合にのみ当ては
       まります。

       Win32 NetWareアドミニストレータ(NWADMN32.EXE)が
       SAAオブジェクトを認識できるようにするには、次に示す
       ファイルを指定されたディレクトリへ手作業でコピーする
       必要があります。これを行わない場合、SAAオブジェクト
       がNetWareアドミニストレータによって認識されず、
       正常に機能しません。

       1) saant.dllをsys:public\win32\snapins\ntonlyに
          コピーする。

       2) saa95.dllをsys:public\win32\snapins\95onlyに
          コピーする。

       3) saanntr.dllとsaanntr.hlpを
          sys:public\win32\snapins\ntonly\nls\englishに
          コピーする。

       4) saan95r.dllとsaa95r.hlpを
          sys:public\win32\snapins\95only\nls\englishに
          コピーする。

  2.6  Novell Clientのバージョン

       Support Packは、NetWare 5、4.x、および3.xに対応した
       次のバージョンのNovell Clientでテストされています。

       -  Novell Client for Windows 95/98 v3.1 + Client Service
          Pack 2

       -  Novell Client for Windows NT v4.6 + Client Service
          Pack 2

       重要: Novell Client Service Pack 1 は英語版のみの
       提供になります。他の言語のユーザは、Novell Client
       Service Pack 2をご使用ください。このService Packは

       http://support-j.novell.co.jp/misc/patlst.htm#client

       からダウンロードできます。  

  2.7  Vinca StandbyServerへのSupport Packのインストール

       VincaのStandbyServerを実行しているサーバにSupport
       Packをインストールする際に発生する問題を回避するため
       に、次のVincaのテクニカルノートのサイトに記載されて
       いる手順を実行してください。

       http://kb.vinca.com/libraries/technotes/technote72.htm

       このテクニカルノートは、NetWare 4 Support Pack 8にも
       適用されます。  

  2.8  NetWare Connect対応の3.30 ODIドライバ

       NetWare Connectは3.31 ODIドライバをサポートしていま
       せん。NetWare Connectを使用している場合は、[ディスク、
       LAN、WAN用の各ドライバをアップデート]オプションを
       選択しないでください。このオプションを選択した場合は、
       3.30 ODIドライバを再インストールする必要があります。

  2.9  ポルトガル語のコードページの設定

       サーバ上でコードページが正しく設定されていないと、
       ポルトガル語(ブラジル)の文字コードが正しく表示され
       ません。
       
       この問題を修正するには、次の手順を実行してください。
       
       1) サーバのDOSパーティション上の\DOSディレクトリに、
          次のファイルをコピーしてください。
       
            COUNTRY.SYS
            DISPLAY.SYS
            KEYBOARD.SYS
            EGA.CPI
            NLSFUNC.EXE

       2) CONFIG.SYSファイルに次の行を追加してください。
       
            シンタックス
               country=country
               code,,[drive][path]country.sys
               device=[drive][path]display.sys
               con=(monitor,hardware character set, number
               of character sets)
               
            例)
               country=055,,c:\dos\country.sys
               device=c:\dos\display.sys con=(ega,,1)
               install=c:\dos\nlsfunc.exe c:\dos\country.sys
               
       3) AUTOEXEC.BATファイルに次の行を追加してください。
       
            シンタックス
               nlsfunc
               mode con cp prep=((character
               set)[drive][path]character set information
               file)
               chcp character set
               keyb keyboard code,,[drive][path]keyboard.sys
               
            例)
               mode con codepage prepare=((850)
               c:\dos\ega.cpi)
               chcp 850
               keyb br,,c:\dos\keyboard.sys
               
       4) サーバを再起動します。

  2.10 SCMD.NLMに関するマニュアル

       SCMD.NLMおよび互換モードドライバに関する情報は、
       TID 2952629に記載されています。NetWare 4でSCMD.NLM
       をロードするには、次のようにゲートウェイオプション
       を使用してください。

       LOAD SCMD.NLM /G

       SCMDでNAT(ネットワークアドレス変換)機能をサポートする
       ように設定するための情報については、次のURLのNetWare 5
       マニュアルを参照してください。

       http://www.novell.com/documentation/lg/nw5/docui/index.html
       (英語版)

       http://developer.novell.co.jp/nw5man/doc/nihongo/nw5/docui/index.htm
       (日本語版)

  2.11 PPPTSMロードエラー
       
       PPPTSM.NLMは、依存モジュールが存在しないため、ロードできない
       場合があります。コンソールに次のメッセージが表示されます。
       
       Modules PPPTSM cannot be loaded until SPOOFER is
       loaded
       Modules PPPTSM cannot be loaded until NLZS is loaded
       Modules PPPTSM cannot be loaded until PRED is loaded
       Modules PPPTSM cannot be loaded until CMPSUPER is
       loaded.
       
       この問題を解決するには、バックアップディレクトリから
       PPPTSM.NLMをリストアします。
       または、http://support.novell.comから
       パッチODIWAN1.EXEをダウンロードして、日付が1997年6月17日の
       PPPTSM.NLM(バージョン3.21d)をSYS:SYSTEMディレクトリにコピー
       してください。
  
  2.12 リモートブート

       このSupport Packには、ファイルRPL.NLM、RBOOT.RPL、および
       TOKEN.RPLが含まれていません。これらのファイルは、Novell
       Support ConnectionのWebサイトまたはNovell Support 
       Coonection CDから入手できます。ファイルは、RPLKT5.EXEに
       あります。

  2.13 Intel製Gigabit CE1000.LAN ドライバ

       CE1000.LANドライバをロードするは、次のコマンドライン
       オプションを使用してください。

       copysize=0 coalescesize=512 appendsize=256

  2.14 NetWare 4.2 SFT IIIへのSupport Packのインストール

       NetWare 4.2 SFT IIIサーバへSP7をインストールしますと、
       IOSTART.NCFの内容が変更されて、
       set new start address for unclaimed memory block
       の数値の最後の桁が少なくなる、あるいは次の行に改行される
       場合があります。

      例)

       インストール前
       set new start address for unclaimed memory block = 9000000
      
       インストール後
       set new start address for unclaimed memory block = 900000

       この場合、Support Packインストール前の状態に手動で編集し
       なおしてください。

=====================================================================
3.0  ヒント
---------------------------------------------------------------------

  3.1  プロトコルアップデートのインストール

       インストールプログラムでは、インストールする
       アップグレードを決定するために、サーバにロード
       されているものや現在実行中のものを検出することは
       ありません。プロトコルのアップデートを確実に
       サーバにインストールするには、MultiProtocol Router
       v3.1がインストール済みのプロダクトとしてリスト
       されている必要があります。

  
  3.2  LOADERエラーの解決

       Support Packがインストールされると、SERVER.EXEが
       最新版のLOADERでアップデートされます。時々、
       変更したバージョンのSERVER.EXEが破損し、
      「LOADER-4.10-19: ロードファイルC:\NWSERVER\SERVER.EXE
       の読み込み中にエラーが発生しました」というメッセージが
       表示されるという問題が発生しています。この破損は、
       DIE_HARDウイルスが原因だとされています。
       
       このエラーを解決するためには、

        1) サーバのDOSブートドライブと、パッチキットを
          コピーしたすべての場所にウイルスがないかスキャン
          します。弊社では、圧縮したSupport Packファイル内
          にはウイルスがいないことを確認しています。

       2) SERVER.OLD(NetWare SFT IIIを実行している場合は
          MSERVER.OLD)の名前をSERVER.EXE(またはMSERVER.EXE)
          に変更します。

       3) LSWAP.EXEを実行します。
          使用法:LSWAP <ローダファイルパス> <サーバファイルパス>
          デフォルトのローダファイルパス = C:\NWSERVER\LOADER.EXE
          デフォルトのサーバファイルパス = C:\NWSERVER\SERVER.EXE
                                          (または MSERVER.EXE)
          例)
          LSWAP C:\NWSERVER\LOADER.EXE C:\NWSERVER\SERVER.EXE

       4) 新しく変更したSERVER.EXE(またはMSERVER.EXE)を実行します。

  3.3  NetWare for OS/2

       NetWare for OS/2で、Support Packをインストールすると、
      次のエラーが表示されることがあります。
      
     「ファイルC:\NWSERVER\LOADER.EXE(またはLSWAP.EXE)が開けません。
      エラー: エラーコード87 (57hex) Install 4.11-235 続けるには
      <Enter>を押してください。」

      このエラーを解決するためには、
       
       1) LOADER.EXEとLSWAP.EXEファイルをブートディレクトリ
         (通常はC:\NWSERVER)に手動でコピーしてください
         (LOADER.EXEとLSWAP.EXEファイルはPK411ディレクトリに
          あります)。
       
       2) OS/2ウィンドウで、LSWAP.EXEを実行します
         (1回実行するだけです)。
          「LSWAP LOADER.EXE SERVER.EXE」と入力し、
          <Enter>を押します。

  3.4  サーバブートエラーの解決

       何らかの理由で、インストール後にサーバを起動できなく
       なった場合は、SERVER.OLDファイルの名前をSERVER.EXEに
       変更してサーバのバックアップを起動してください。  

  3.5  DOSが削除された場合のSupport Packのインストール方法

       サーバでDOSを削除している場合、Support Packを
       インストールするためには、DOSをアクティブにした状態で
       サーバを再起動する必要があります。DOSをアクティブに
       しないと、ファイルはDOSパーティションにコピーできません。
      (AUTOEXEC.NCFファイル内にREMOVE DOSコマンドが指定されて
       いる場合は、その行を注釈行にしてからサーバを再起動して
       ください。)  

  3.6  リモートブートとRPL

       リモートブートとRPLは、PK411.NLMパッチにある
       Task 0 fixとは一緒に使えません。
       詳細は、http://support.novell.comでTID 2930738を
       参照してください。  

  3.7  LANドライバの問題

       インストール時に[ディスク、LAN、WAN用の各ドライバを
       アップデート]オプションを選択した場合は、これにより
       LAN通信に失敗する場合があります。LANドライバの中には、
       3.31準拠ではないドライバもあります。
       このオプションを選択する前に、LANドライバの製造元に
       ドライバの互換性について確認してください。
 
  3.8  NBI.NLMの問題
  
       ディスクドライバのロード中にサーバが異常終了した
       場合は、以前のバージョンのNBI.NLMを使用する必要が
       あります。  

  3.9 GroupWise 5.5とNwadmn32

       Support Packのインストール後にGroupWise 5.5を
       インストールした場合、NWadmn32の古いバージョンが
       上書きインストールされます。NWadmn32の最新バージョンに
       戻すには、NetWare 4 Support Pack 8を再インストールして
       ください。

  3.10 インストールプログラムに関する追加情報

       - Support Packのファイルはサーバにコピーされます。
       
       - LSWAPはSERVER.EXEを新しいLOADER.EXEで自動的に
         アップデートします。
       
       - Btrieve PRODUCTS.DATファイルの「Installed Products」
         セクションにレコードが追加され、「v8.0 Support Pack
         for NetWare 4.2/4.11」が表示されます。その他のすべての
         製品のアップデートも一覧にリストされます。  

  3.11 サーバ環境設定の変更

       Support Packのインストールは現在のサーバ環境設定を
       検出し、適切なファイルをインストールします。
       サーバ環境設定を変更した場合、また例えば、NetWare SFT IIIから
       NetWare 4に変更した場合は、新しい環境設定用にSupport Packを
       再インストールする必要があります。  

  3.12 Support Packのテスト

       弊社では、次にあげるノベル製品またはサービスに対する
       Support Packの動作テストを行いました。
       Unix Print Services v2.3、ManageWise v2.6、
       NetWare IP v2.2、NFS v2.3、GroupWise v5.5 & v5.2、
       NetWare Connect v2.0、SBACKUP.NLM(あらゆるSMS準拠
       バックアップに対してテスト済み)、
       Novell Internet Access Server v4.1(MPR 3.1を含む)、
       Border Manager 3.0/3.5、およびZENworks 2.0。
       
       ただし、Unix Print Services v2.3とNFS v2.3の日本語版は
       リリースされておりません。

       弊社では、サードパーティの製品についてSupport Packの
       動作テストを実施できるよう、アルファ版と詳細なリリース
       スケジュールを各社に提供しています。  

  3.13 IP互換性
  
       Support Packでは、NetWare/IPとネイティブIPの
       互換アップデートがインストールされます。IP設定に
       ついては、次の文書を参照してください。
       (いずれも英語版)

       June 99 Appnote: Migration Stratergies for Upgrading 
       IPX and NetWare/IP networks to Pure IP

       次のURLに掲載されています。

       http://developer.novell.com/research/appnotes/1999/june/a3frame.htm

       また、これについては日本語化してリリースの予定です。
       詳しくは、

       http://www.novell.co.jp/pdf/appnotes.html

       をご参照ください。

  3.14  Support Packのアンインストール
  
       インストールでバックアップオプションを選択した場合は、
       Support Packのインストールによって上書きされる
       ファイルが、SYS:SYSTEM\BACKSP8にバックアップされます。 

       サーバを元の状態に戻したい場合は、次の手順を実行します。
       
       警告:NetWare 4 Support Pack 8のインストール後に
       何らかの製品またはパッチをインストールした場合は、
       次の手順を実行しないでください。

       Support Packのインストール時に、バックアップオプションが
       選択されていなければなりません。  

       1) サーバのコンソールプロンプトで、「LOAD INSTALL」と
          入力します。
       
       2)[プロダクトオプション]を選択し、
         [リストにはないプロダクトのインストール]を選択します。
       
       3) <F3>を押し、バックアップファイルへのパスである
          SYS:SYSTEM\BACKSP8を指定します。
       
       4) バックアップされた環境設定ファイルを使用するには、
          STARTUP.PTとAUTOEXEC.PTのファイル名を、それぞれ
          STARTUP.NCFとAUTOEXEC.NCFに変更します。

       Supprt Packのアンインストール後にPolicy Managerのエラー
       が発生した場合は、次の手順を実行してください。

       1) NetWareアドミニストレータで、LSP環境設定オブジェクト:
          NLS_LSP_"サーバ名" (例: NLS_LSP_Novell)を削除します。

       2) アンインストールプログラムを実行する前に、バージョン5
          のライセンスをインストールしていた場合は、バージョン4
          のライセンスをインストールしてください。

       3) SETUPNLS.NLMをシステムコンソールから実行してください。

  3.15 Support PackのY2K修正点

       以下のリストに記載されている改善点は、IWSP6aおよび
       IWSP7の全バージョンにも含まれています。
       NetWare 4.11+IWSP6aまたはIWSP7のサーバは、Y2K対策が
       完全に施されています。

       RCONSOLE.EXE
       ディレクトリスキャンオプションを選択すると、ファイル作成
       日付の年数が、00ではなく100、34ではなく134などのように
       表示されていました。
  
       UIMPORT.EXE
       パスワードとアカウント両方の失効日付を1999以降にした場合、
       これらの日付を正常に設定することができませんでした。
  
       NWVQUE3X.DLL
       NWADMIN.EXEで1999年より新しい日付への印刷遅延が行えません
       でした。
  
       NWVQUE95.DLL
       NWADMIN.EXEで1999年より新しい日付への印刷遅延が行えません
       でした。
  
       MENU.OVL
       NMENUプログラムでを押して表示される、[ログイン時間]
       に表示される日付が間違っていました。2000年が100に、2034年
       が134などのように表示されていました。
  
       VNETWARE.SYS
       日付が12/31/1999から01/01/2000になると、OS/2システムの
       日付が1980年に戻されていました。

=====================================================================
4.0  \TOOLSディレクトリのファイル
---------------------------------------------------------------------

     \TOOLSディレクトリに入っているファイルは、自動的に
     インストールされません。手動でインストールする
     必要があります。

  4.1  NetWare SFT III:

       SFTDPPSM.NLMは\TOOLSディレクトリにあります。
       各コンピュータに2つのプロセッサを搭載している場合は、
       SFTDPPSM.NLMをサーバのブートディレクトリ(通常は
       C:\NWSERVER)に手動でコピーする必要があります。
       これが機能するのは、Intel MPS 1.4仕様に従って
       作成されているMPS14.PSMモジュールに対してだけです。  

  4.2  NE3200.COM
       
       NE3200.COMファイルは\TOOLSディレクトリにあります。
       ネットワーク経由でNovell NE3200ネットワークボードを
       含むNetWare 4.11サーバをインストールしようとしている
       場合は、アップデートされたこのLANドライバを使用する
       必要があります。これを使わないと、サーバのインストールが
       途中で停止してしまいます。  

  4.3  モデムサポート
       
       サーバのモデムサポートをアップデートするには、
       MODEMS.INF、AIOMDMS1.MDC、AIOMDS2.MDC、および
       NLABSMDM.MDCファイルをサーバのSYS:SYSTEMディレクトリに
       コピーします。

  4.4  NEC PC9800シリーズまた富士通 FRMでのNovell Clientの使用について

       NEC PC98000または富士通 FMR VLMクライアントをご使用の
       場合、NWP.VLMをロードする前に常駐プログラムがロードされ
       ていると、ハングアップする場合があります。この場合は、
       NWP.VLMを適切なバージョンに置き換える必要があります。
       NWP.VLMをアップデートするには、次の手順を実行してください。

       1) VLMクライアントディレクトリ\NWCLIENTにあるNWP.VLMを
          リネームします。

       2) 必要なファイルを\NWCLIENTディレクトリにコピーします。
          NEC PC9800の場合は、\TOOLS\PC98ディレクトリにある
          ファイルを、富士通 FMRの場合は、\TOOLS\FMRディレクトリ
          にあるファイルをそれぞれコピーしてください。

=====================================================================
5.0  以前のSupport Packからの変更点
---------------------------------------------------------------------
       
       -  SYSボリューム上のディスク空き容量のチェックを
          改善しました。インストールには、バックアップ
          オプションなしでは70MB、バックアップオプション
          有りでは160MBが必要となります。
       
       -  インストールスクリプトでは、DOSが削除されている
          かどうかをチェックするようにしました。

       -  LANドライバとDISKドライバを自動的にインストール
          するオプションを追加しました。

  5.1  OSパッチ

       -  multiple load codeを修正した。
       -  ブロッキングを実装した。
       -  監視アラートを修正した。
       -  Clear Connection監視レコードを修正した。
       -  Not-Logged-In接続(ログインなしの接続)を監視
          対象としてマークするようにした。
       -  Delete File監視レコードの生成を訂正した。
       -  いくつかの監視レコードを修正した。
       -  Disable Event Recording Audit Overflowオプション
          を訂正した。
       -  オーバフロー時のArchive Audit Fileを修正した。
       -  監視(audit)が有効な場合のブロードキャストなしの
          異常終了を修正した。
       -  キャッシュのパフォーマンスを改良した。
       -  オープンしていないファイルの破壊を修正した。
       -  圧縮ビルドパスを修正した。
       -  圧縮キャッシュバッファ使用カウント(compression 
          cache buffer use count)を修正した。
       -  サイズの大きい文字列の処理を暗号化した。
       -  無効データストリームによる異常終了を修正した。
       -  デバッガアクティブイベントを有効にした。
       -  デバッグコマンドParser cleanupを修正した。
       -  DirectFSキャッシュフラッシングを修正した。
       -  DirectFSファイルサイズ設定を修正した。
       -  MacintoshとDOSの時間差を修正した。
       -  エクスポートシンボルのパッチを追加した。
       -  FATの破損を修正した。
       -  ファイル消去のパフォーマンスを改良した。
       -  Garbage Collection Allocation Highコードを修正
          した。
       -  Generate Directory Handleを修正した。
       -  ファイルAPIを使用する接続取得を変更した。
       -  拡張hot plugが利用できるようになった。
       -  VCロックコードを修正した。
       -  dprqueueでのメモリ解放後のメモリアクセスを修正
          した。
       -  ログファイルのFind Last Componentを修正した。
       -  ログアウト接続の時間幅を修正した。
       -  LSLコールチェーンパラメータを修正した。
       -  Macintoshステーションからの接続を正しくマークする
          ようにした。
       -  Modify Entry監視レコードを修正した。
       -  マイグレート済みファイルのパージを修正した。
       -  メディアマネージャのパーティション読み込み/書き込む
          を修正した。
       -  メディアマネージャのシステム情報の戻りを修正した。
       -  メディアマネージャの特定の情報コードを修正した。
       -  移動可能メモリクリーンアップの障害を解決した。
       -  NCPのサイズが正しいことを保証した。
       -  無効なネームスペースによるページフォルトを修正した。
       -  NetWare alertを修正した。
       -  tnode共有カウントのデクリメントを修正した。
       -  オープンコールバックタイムアウトを修正した。
       -  opロックによる不正なメッセージを修正した。
       -  オープンコードのファイルサイズレポートを修正した。
       -  ファイルパージ中に次に解放可能なエントリを修正した。
       -  ボリュームのマウント解除時のQMS異常終了を修正した。
       -  先読み(read ahead)コードを修正した。
       -  SetTimeFromVectorを修正した。
       -  4GBを超える読み込みによる異常終了を修正した。
       -  RegisterScreenHandlerを修正した。
       -  保護されているファイルのリネームを禁止した。
       -  ファイルハンドル権を無効にした。
       -  ルートのトラスティのレポートを修正した。
       -  バインダリオブジェクトAPIのスキャン機能を強化した。
       -  スイッチコードの画面を修正した。
       -  パケットシグネチャのページフォルトを修正した。
       -  SPXパケットを修正した。
       -  サブディレクトリのブロックの抜けを修正した。
       -  細分割り当ての削除を修正した。
       -  細分割り当てセクタ配置の問題を修正した。
       -  SFT IOパッチが割り込み処理をスイッチするように
          修正した。
       -  TTSのスロットル化を許可した。
       -  ボリュームのマウント解除中の再スケジュールを修正
          した。
       -  ポリシーマネージャでNLSベースのライセンス機能と
          ポリシーをサポートするようにした。
  
  5.2  SCMD

       -  異常終了 : ページフォルトプロセッサ 
          (NW4.2サーバ起動時のSCMD.NLM、CLIB.NLM実行時)を
          修正した。
       -  SCMD/STATは、ローカルクライアントのIPアドレスリストを
          逆順に表示していた。
       -  ページフォルト (プレコールオペレーションで異常終了)を
          修正した。
  
  5.3  ライブラリ

       -  月日の範囲外の計算を修正した。この変更は、月日が31より
          大きい場合と1より小さい場合の処理時に警告を出すだけです。
          (CLIB.NLM)
       -  リモートファイルハンドルを訂正した。(NLMLIB.NLM)
       -  MaximumNumberOfDSConnectionsの開始値を2,000から10,000に
          変更した。(NLMLIB.NLM)
       -  4.xサーバより前のバージョンのサーバとの接続時のセッション
          で、NDSServerを0に設定した。(今までは未定義) (REQUESTER.NLM)
       -  BADSERVICECONNECTIONエラーを訂正した。これは、アプリケーショ
          ンからパケットが絶えず送信され、サーバ利用率を上げていた。
          (REQUESTER.NLM)
       -  NRS接続の待機時間を長くして、タイムアウトしないようにした。
          (REQUESTER.NLM)
       -  スレッドにコンテキストがない場合に発生していた異常終了を
          修正した。(THREADS.NLM)
       -  タイムアウトエラーを修正した。(THREADS.NLM)
       -  スレッドをすべて削除せずにアンロードするNLMが引き起こして
          いた異常終了を解決した。(THREADS.NLM)
       -  サーバ初期化時に発生したpserverのページフォルトを修正した。
          (PSERVER.NLM)
       -  GroupWise使用時に発生していたCPU高負荷を解消した。
  
  5.4  Directory Services

       -  4.11サーバが5.xサーバ上でも複製されているパーティションの
          マスタレプリカを保持した場合に、オビチュアリ(破損通知)が
          正しく処理されるようにした。
       -  AFPロード時のメモリリークを修正した。
       -  Hewlett Packard製Jet DirectプリンタでNDSアップデート時に
          発生していた問題を解決した。
       -  別名オブジェクトが、特定の条件で別のオブジェクトクラスに
          変更されていた問題を修正した。

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6.0  法的情報
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  6.1  保証と著作権

       米国Novell, Inc.およびノベル株式会社は、このドキュメントの
       内容またはこのドキュメントを使用した結果について、いかなる
       保証、表明または約束も行っていません。また、このドキュメント
       の商品性、および特定の目的への適合性について、いかなる黙示の
       保証も否認し、排除します。また、このドキュメントの内容は予告
       なく変更されることがあります。

       米国Novell, Inc.およびノベル株式会社は、すべてのNovell
       ソフトウェアについて、いかなる保証、表明または約束も
       行っていません。また、Novellソフトウェアの商品性、および特定
       の目的への適合性について、いかなる黙示の保証も否認し、排除し
       ます。また、米国Novell, Inc.およびノベル株式会社は、Novell
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       Copyright (C) 1999 Novell, Inc., Novell Japan, Ltd. 
       All rights reserved. このドキュメントの一部、または全部を無断
       で複写・転載することは、その形態を問わず禁止します。

  6.2  商標		

       Novell、NetWare、GroupWise、ManageWise、Novell Directory 
       Services、およびNDSは、米国Novell, Inc.の米国およびその他の
       国における登録商標です。

       BorderManager、MultiProtocol RouterおよびMPR、NDS
       Manager、NE3200、NetWare Connect、NetWare Loadable
       ModuleおよびNLM、NetWare SFTIII、Novell Client、
       Novell Directory ServicesおよびNDS、Novell Replication 
       Services およびNRSは米国Novell, Inc.の米国における商標です。

       その他の製品名、会社名などは、一般に各社の商標または
       登録商標です。