チャレンジセットは、ユーザに対してパスワードを忘れた場合のセルフサービスを設定する場合に役立つPassword Policy (パスワードポリシー)の機能です。チャレンジセットはユーザが回答できる一連の質問で、ユーザはパスワードを使用する代わりに自らの識別情報を提供します。
Password Policy (パスワードポリシー)の作成時に、ユーザがヘルプデスクに問い合わせることなくヘルプを利用できるように、パスワードを忘れた場合のセルフサービスを有効にできます。セルフサービスのセキュリティを高めるために、チャレンジセットを作成して、忘れたパスワードに関するヘルプを利用するにはユーザがチャンレンジセットの質問に答えなければならないように指定できます。
チャレンジセットは、Password Policy (パスワードポリシー)の作成時に作成できます。iManagerで、［Password Management］>［Manage Password Policies］>［New］の順に選択します。
また、チャレンジセットを別のタスクとして管理することもできます。iManagerで、［Password Management］>［Manage Challenge Sets］の順に選択します。
チャレンジセットを使用するには、ユーザは質問と回答を設定する必要があります。［Forgotten Password］タブの［Password Policy］のオプションを使用して、ユーザがiManagerまたはiManagerセルフサービスコンソールに次にログインしたときにチャレンジセットを設定するように要求できます。このオプションは、［Force user to configure Challenge Questions and/or Hint upon authentication］という名前です。ユーザはこの設定を開始することも、iManagerセルフサービスコンソールで変更することもできます。
チャレンジセットの質問の構造を定義します。ユーザの回答とユーザ定義の質問は、NMAS (Novell Modular Authentication Services)によってNovell eDirectoryに保存されます。