グローバル設定値の使用

グローバル設定値(GCV)は、ドライバパラメータに似た新しい設定です。グローバル設定値は、ドライバセットおよび個々のドライバに対して指定できます。ドライバにGCV値がない場合、ドライバはドライバセットからそのGCVの値を継承します。

GCVによって、パスワード同期やドライバハートビートなどの新しいIdentity Manager機能の設定、および個々のドライバ設定の機能に固有の設定を指定できます。一部のGCVはドライバに付属していますが、ユーザが独自のGCVを追加することもできます。ポリシーでこれらの値を参照すると、ドライバ設定を容易にカスタマイズできます。

重要:  パスワード同期の設定はGCVですが、これらを編集する場合は、[GCV]ページではなく、ドライバの[Server Variables]ページで利用できるグラフィカルインタフェースを使用することをお勧めします。パスワード同期の設定が表示される[Server Variables]ページには、その他のドライバパラメータと同様のタブとしてアクセスできます。または、[Password Management]>[Password Synchronization]の順にクリックしてドライバを検索し、ドライバ名をクリックすることでアクセスできます。このページは、パスワード同期の各設定のオンラインヘルプを含みます。

Identity Managerのパスワード同期に関連しないGCVを追加、削除、または編集する

  1. iManagerで、[DirXML Management]>[Overview]の順にクリックします。

  2. ドライバセットまたはドライバオブジェクトを参照してクリックし、[Global Config Value]タブをクリックします。

  3. XMLを追加、削除、または編集し、[OK]をクリックして変更を適用します。