NsureTM Identity Managerでは、Novell(R) Nsure Auditを使用して監査とレポートを実行する機能が装備されています。
Nsure Auditには、監査、ログ、レポート、および通知などの機能を実現する技術が集約されています。Nsure Audit、およびIdentity Managerと統合することで、ドライバとエンジンのアクティビティに関する現在と過去の状態の詳しい情報が提供されます。この情報は、事前設定済みのレポート、標準の通知サービス、およびユーザ定義データログなどの一連の機能により提供されます。
Identity Managerイベントのリアルタイムな監視、任意のIdentity Managerイベントに関する電子メール通知の送信、Nsure Auditを使用したIdentity Managerアクティビティについてのレポートの作成などを行うことができます。
Nsure Auditに送信されるメッセージのタイプは、レポーティングと通知サービス(RNS)で提供されるものと同様のプラグインを使用して制御されます。ステータス、追加エントリ、検索など、トラックする操作またはデバッグ情報のタイプを選択するには、これらのプラグインに追加レベルを追加します。
レポーティングと通知サービス(RNS)は、Identity Managerの今後のリリース製品ではサポートされなくなりますが、現在RNSを使用している場合、エンジンは引き続きRNS機能を処理します。Nsure AuditはRNSによって提供される機能を拡張している上に、RNSは将来のIdentity Managerリリースではサポートされなくなるため、Nsure Auditへの移行を計画することをお勧めします。RNSのマニュアルについては、『DirXML 1.1a Administration Guide (DirXML 1.1a管理ガイド)』を参照してください。