セルフサービス機能の概要
Password Policy (パスワードポリシー)には、パスワードを忘れた場合のヘルプデスクへの問い合わせを減らすための、パスワードを忘れた場合のセルフサービス、および管理者がPassword Policy (パスワードポリシー)内に指定したルールを表示しながらユーザが自らのパスワード変更できるパスワードのリセットセルフサービスが含まれます。これらの機能には、iManagerのセルフサービスコンソールを介してアクセスします。
パスワード管理のほとんどの機能では、ユニバーサルパスワードを有効にする必要があります。iManagerセルフサービスコンソールを既存の企業ポータルに統合し、パスワードを忘れた場合のセルフサービスとパスワードのリセットセルフサービスにユーザが簡単にアクセスできるようにするのが理想的です。
新しいパスワードセルフサービス機能では、次の操作を実行できます。
ユーザへのパスワードを忘れた場合のセルフサービスの提供
Password Policy (パスワードポリシー)を使用すると、ヘルプデスクに問い合わせずに忘れたパスワードを復元する機能をユーザに提供できます。［Forgot your password?］リンクは、ユーザがiManagerのセルフサービスコンソールにログインするときに利用できます。
パスワードを忘れた場合のセルフサービス機能は次の機能を含みます。
- ユーザが質問に回答し、IDを提供できるチャレンジセット
- ユーザにパスワードヒントまたは忘れたパスワードを電子メールで知らせる機能
- ユーザが忘れたパスワードを要求中にブラウザでパスワードをリセットできる機能
ユーザが［Forgot your password?］リンクを使用して実行できる操作の例を確認するには、エンドユーザへのパスワードを忘れた場合のセルフサービスの提供を参照してください。
次の図は、Password Policy (パスワードポリシー)の忘れたパスワードの設定を指定するプロパティページの例を示します。
ユーザへのパスワードのリセットセルフサービスの提供
iManagerセルフサービスコンソールを使用すると、ユーザはAdvanced Password Rule (詳細パスワードルール)を参照しながらパスワードをリセットできます。これは、Change Password (Universal)ガジェットを使用して実行します。
iManager Webサーバ上のiManagerセルフサービスコンソールにURL (https://www.servername.com/npsなど)を使用してログインしたときにユーザに表示される画面の例は、次のとおりです。
ユーザがChangePassword (ユニバーサル)リンクを使用して実行できる操作の例を確認するには、エンドユーザへのパスワードを忘れた場合のセルフサービスの提供を参照してください。