バージョン情報の表示

Versioning Discovery Toolで実行できる作業は、次のとおりです。


階層構造でのバージョン情報の表示

  1. ドライバセットの[DirXML Overview]ダイアログボックスで、[Information]をクリックします。


    [Information]ボタン

    [DirXML Utilities]>[Versioning Discovery Tool]の順に選択し、ドライバセットを参照して選択し、[Information]をクリックすることもできます。

  2. トップレベルのバージョン情報を表示します(未展開の状態)。


    ツリー内のサーバとドライバの未展開ビュー

    未展開の階層ビューでは、次が表示されます。

    • 認証されているツリー
    • 選択したドライバセット
    • ドライバセットに関連付けられているサーバ

      ドライバセットが2つ以上のサーバに関連付けられている場合、各サーバのDirXML情報を表示できます。

    • ドライバ
  3. サーバアイコンを展開して、サーバに関連するバージョン情報を表示します。


    展開されたサーバアイコンのバージョン情報

    トップレベルのサーバアイコンの展開ビューでは、次が表示されます。

    • 前回のログ時間
    • サーバ上で実行されているか、または実行されていたDirXMLのバージョン

      Versioning Discovery Toolでは、Identity Manager 2はDirXML 2.x.x.xとして表示されます。この例では、[Found eDirectory Attributes Associated with DirXML 2.0.5.39]が、サーバ上で実行されているDirXMLのバージョンです。

      2.x.x.xより前のDirXMLでは、バージョン番号は保存されていませんでした。DirXMLの以前のバージョンがサーバ上で実行されていた場合、Versioning DiscoveryToolでは、ディレクトリにマーカが表示されます。この例では、3つの「Found」行によって、DirXMLの以前のバージョン(1.0、1.1a、および1.1)のマーカが識別されます。

  4. ドライバアイコンを展開して、ドライバに関連するバージョン情報を表示します。


    展開されたドライバアイコンのバージョン情報

    トップレベルのドライバアイコンの展開ビューには、次が表示されます。

    • ドライバ名
    • ドライバモジュール(com.vmp.nds.dirxml.driver.jdbc.JDBCDriverShimなど)

    ドライバアイコンの下位にあるサーバの展開ビューには、次が表示されます。

    • ドライバID
    • サーバ上で実行されているドライバのインスタンスのバージョン


テキストファイルの表示

DirXMLはバージョン情報をファイルに発行します。テキスト形式で保存されたこの情報を表示できます。テキスト形式に含まれる情報は、階層ビューと同じです。

  1. ドライバセットの[DirXML Overview]ダイアログボックスで、[Information]をクリックします。


    [Information]ボタン

    [DirXML Utilities]>[Versioning Discovery Tool]の順に選択し、ドライバセットを参照して選択し、[Information]をクリックすることもできます。

  2. [Versioning Discovery Tool]ダイアログボックスで、[View]をクリックします。


    [Versioning Discovery Tool]ダイアログボックス


バージョン情報の保存

バージョン情報は、ローカルドライブまたはネットワークドライブにテキストファイルとして保存できます。

  1. ドライバセットの[DirXML Overview]ダイアログボックスの[Information]をクリックします。


    [Information]ボタン

    [DirXML Utilities]>[Versioning Discovery Tool]の順に選択し、ドライバセットを参照して選択し、[Information]をクリックすることもできます。

  2. [Versioning Discovery Tool]ダイアログボックスで、[Save As]をクリックします。


    [Versioning Discovery Tool]ダイアログボックス
  3. [File Download]ダイアログボックスで、[Save]をクリックします。

  4. 目的のディレクトリに移動し、ファイル名を入力して[Save]をクリックします。

    Identity Managerによってデータがテキストファイルに保存されます。