コンテナ管理者のeDirectoryインストールの失敗

eDirectory 8.7.3のインストールプログラムでは、サーバが格納されているコンテナのスーパバイザ権を持つ管理者によるインストールがサポートされています。これを実行するには、eDirectoryをインストールする最初のサーバにスキーマを拡張する[Root]のスーパバイザ権がある必要があります。この点から、後続のサーバには[Root]のスーパバイザ権は必要ありません。ただし、eDirectory 8.7.3では、最初にeDirectory 8.7.3がインストールされているプラットフォームによっては一部のスキーマが拡張されない場合があり、以降異なるプラットフォームでサーバをインストールするときに[Root]のスーパバイザ権が要求される場合があります。

eDirectory 8.7.3を複数のプラットフォームにインストールする場合は、各プラットフォームでインストールする最初のサーバの[Root]のスーパバイザ権があることを確認してください。たとえば、eDirectory 8.7.3をインストールする最初のサーバがNetWareで実行されていて、eDirectory 8.7.3をSolarisでもインストールする場合、各プラットフォームの最初のサーバは[Root]のスーパバイザ権を持っている必要があります。それ以降、各プラットフォームでインストールする場合は、サーバがインストールされているコンテナに対するコンテナ管理者の権利のみが必要になります。

追加情報については、Novell eDirectory 8.7.x Readme AddendumのソリューションNOVL81742を参照してください。