パーティションの作成操作またはマージ操作のキャンセル

変更を確定する段階まで操作が到達していない場合、パーティションの作成またはマージをキャンセルできます。この機能を使用して、操作を終了できます。また、eDirectoryネットワークが、eDirectoryエラーを返したり、パーティション操作に続く同期に失敗した場合にもこの機能を使用します。

ディレクトリツリーのレプリカで同期エラーが生じていると、操作を中止しても問題が解決しない場合があります。ただし、初期のトラブルシューティングオプションとして、この機能を使用できます。

サーバが停止している、またはその他の理由でサーバが使用できない場合、パーティション操作を完了できるようにサーバがネットワークから見えるようにするか、操作を中止します。データベースが壊れているためにeDirectoryによる同期ができない場合、実行中のパーティション操作すべてを中止する必要があります。

含まれるレプリカの数、サーバの可視性、および既存のワイヤトラフィックの量によりますが、パーティション操作でネットワーク間の完全な同期を行うには、かなりの時間がかかります。

パーティションが使用中であることを示すエラーが表示されても、操作を中止する必要はありません。パーティションのサイズ、接続性の問題などによって異なりますが、通常、パーティション操作は24時間以内に完了します。この時間枠内で操作が完了しない場合には、操作を途中で中止します。