JTSはインスタンス化し、ORBのトランザクションサービスとして設定し、回復してから、トランザクションの作成および管理に使用できるようになります。 インスタンス化およびトランザクションサービスとしての設定は、次の2つの方法で実行できます。プロパティファイルを使用
ORBは、transactions.propertiesファイルで起動時のデフォルトトランザクションサービスを検索します。 また、このファイルで指定されたクラスのオブジェクトをインスタンス化して、その初期化メソッドを呼び出します。 デフォルトでは、このファイルは次のプロパティを含みます。
#
# JBroker Transaction Service Properties
## the class name of the transaction service
transaction.service.class=com.sssw.jts.api.TransactionService
transactions.propertiesファイルは、次の場所にあります。ORBをJava2のデフォルトORBとしてインストールした場合、/usr/java/jre/lib/ext/classesディレクトリに保存されています。
JTSの初期化中に、JTSは自身をパブリッシュするため、「TransactionService」として解決できます。
それ以外の場合は、インストールディレクトリのlibディレクトリにあります。プログラムを使用
プログラム上でJTSをインスタンス化し、ORB TSIdentification APIインタフェースオブジェクトを使用してトランザクションサービスとして設定できます。 transactions.propertiesはトランザクションサービスとしてクラスを指定しないことを確認してください。