xsd2java - Novell exteNd WSSDKのXMLスキーマからJava Beansへのコンパイラ

xsd2javaはNovell exteNd WebサービスSDKのXMLスキーマからJava Beansへのコンパイラです。

概要

xsd2java [options] xsd-file(s)

ここで、「options」には次が含まれます。
   -attributeQualified スキーマ属性形式とattributeFormDefault値が無効になります。
   -ds <directory>     生成されるソースファイルの保存先ディレクトリです。
   -elementQualified   スキーマ要素形式とelementFormDefault値を無効にします。
   -help               このメッセージを出力します。
   -J<vm flag>         引数をJavaインタープリタに渡します。
   -keep               生成されるソースファイルを削除しません。
   -keepgenerated      -keepと同じです。
   -nocompile          生成されるソースファイルをコンパイルしません。
   -novalidate         スキーマの検証なしでコードを生成します。
   -nowarn             警告を生成しません。
   -nspkg <ns> <pkg>   ネームスペースnsをパッケージpkgにマップします。
   -package <pkg>      生成されるファイルのパッケージを指定します。
   -typemapping <file> タイプマッピングのファイル名を指定します。
   -verbose            詳細モードをオンにします。
   -version            バージョンとビルドの情報を表示します。
java-compilerのoption:
   -classpath <path>   userクラスファイルが置かれている場所を指定します。
   -d <directory>      クラスの保存先ディレクトリ。
   -depend             従属をコンパイルするかどうかコンパイルに評価させます。
   -g                  デバッグ情報の生成を有効にします。
   -nowarn             Javaコンパイラから警告を生成しません。
   -O                  最適化されたコードを生成します。
 

説明

xsd2javaコンパイラは、スキーマで定義されているcomplexTypesを処理し、Java Beanおよびそのマーシャラを作成します。

オプション

-attributeQualified
スキーマ属性形式およびattributeFormDefault値を無効にします。属性ネームスペースをすべて承認するようコンパイラに指示します。
-ds <directory>
生成されたJavaファイルを指定されたディレクトリに出力します。ディレクトリが存在しない場合は自動的に作成されます。パッケージおよびnspkgフラグによっては、このディレクトリの下に追加のディレクトリが作成される場合があります。
-elementQualified
スキーマ要素形式およびelementFormDefault値を無効にします。要素ネームスペースをすべて承認するようコンパイラに指示します。
-help
コマンドシンタックスを出力します。
-J<vm flag>
フラグをjvmへ渡します。たとえば、J-Xms100mは、xsd2java実行時に最大ヒープサイズを100MBに設定します。このオプションは、コマンドラインで何度も使用できます。
-keep
生成されるJavaソースファイルを削除しません。使用しない場合、生成されたJavaファイルはソースディレクトリから削除されます。
-keepgenerated
-keepと同じです。
-nocompile
rmi2soapによって生成されたJavaソースをクラスファイルにコンパイルしません。この場合でもxsd2javaコンパイラは、生成されたJava RMIインタフェースをコンパイルすることに注意してください。
-novalidate
スキーマ検証なしでコードを生成します。このフラグを使用する場合は、minOccursやminInclusiveなどのsimpleTypeファセットはすべて無視されます。
-nowarn
警告メッセージを出力しません。xsd2javaコンパイラは形式異常のWSDLドキュメントを許容できるように設計されているため、WSDLがWSDL 1.1の仕様に準拠していることが認識されている場合にのみこのフラグを使用することが推奨されます。
-nspkg <ns> <pkg>
WSDLネームスペース「ns」をJavaパッケージ「pkg」にマップします。異なるXMLタイプの場合、またはXMLタイプとWSDL portTypeが別々のネームスペースで定義されている場合、このオプションは、異なるネームスペースを異なるJavaパッケージへマッピングする柔軟なメカニズムを提供します。このオプションは-packageオプションを無効にします。このオプションは、コマンドラインで何度も使用できます。
-package <pkg>
WSDLファイルで使用されるネームスペースに関係なく、生成されたすべてのJavaインタフェースについて「pkg」をデフォルトパッケージにします。パッケージまたはnspkgフラグがない場合、xsd2javaコンパイラは生成されたJavaファイルをWSDLドキュメントのtargetNamespaceから取得されたパッケージに配置します。
-typemapping <file>
既存のマッピングのタイプマッピングファイル名です。xsd2javaはそのXMLタイプのJava beanを生成しません。また、xmlrpc.type.mappingsで定義されているタイプのJava beanがすでに存在する場合は生成しません。
-verbose
コンパイルについての詳細を出力します。この詳細にはタイプおよびパッケージマッピングに関する情報が含まれます。
-version
Novell exteNd WSSDKのバージョンおよびビルドの情報を出力します。.

JAVAコンパイラのオプション

-classpath
生成されたJavaファイルをコンパイルする際に、classpathを使用できるようにjavaコンパイラ(javac)に設定します。
-d <directory>
コンパイルされたクラスファイルの出力ディレクトリを設定します。ディレクトリが存在しない場合は自動的に作成されます。ソースファイルのパッケージによっては、このディレクトリの下に追加のディレクトリが作成される場合があります。
-depend
javacコンパイラに依存関係を評価させます。
-g
デバック情報の生成を有効にします。
-nowarn
javacコンパイラから警告メッセージを生成しません。
-O
最適化されたコードを生成します。

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