dbinit - jBroker MQデータベースユーティリティ

dbinitは、jBroker MQサーバで必要なテーブルを作成および削除する場合に使用されます。

概要

dbinit <オプション>

オプションに使用できるコマンド:
    -help                 このメッセージを出力します。
    -props <prop file>    指定したjBroker MQプロパティファイルを使用します。
    -create               ストアを作成します。
    -migrate              v1.0、v1.1またはv1.3からv2.1にマイグレートします。
    -info <destination>   情報(宛先について)を表示します。
    -destroy              ストアを破棄します。

説明

jBroker MQ製品は、持続メッセージ、宛先およびエキュリティ情報の保存にデータベースを使用します。 dbinitは、jBroker MQサーバで必要なデータベーステーブルを作成する場合に使用されます。

msgsvc.nameプロパティは、データベースに定義されているすべてのオブジェクトのプリフィックスに使用されます。 複数のjBroker MQサーバ間でデータベースを共有できるようになります。

オプション

-help
コマンドシンタックスを出力します。
-props propsFile
libディレクトリから使用できるデフォルトファイルではなく、指定したjBroker MQプロパティファイルを使用します。 例:
   dbinit -props my.properties -create
-create
jBroker MQサーバで必要なテーブルを作成します。
-destroy
jBroker MQサーバで必要なテーブルを削除します。
-migrate
jBroker MQデータベースをバージョン1.0、1.1または1.3からバージョン2.1にマイグレートします。 -migrate-createの両方のフラグが作成される場合、ツールは、必要に応じて、データベーステーブルを作成またはマイグレートします。
-info
jBroker MQデータベースについての情報を出力します。 引数を指定しないで、infoコマンドを実行すると、jBroker MQのすべての宛先の情報が出力されます。 -infoコマンドに宛先名を続けて実行すると、宛先プロパティや未消費メッセージなど、宛先についての情報が出力されます。 たとえば、次のコマンドは、「myTopic」についての情報を出力します。
   dbinit -info myTopic

JVMフラグ

-Jフラグを使用して、引数をjvmに渡すことができます。 ヒープサイズを250 MBに設定するには、次のコマンドラインを使用します。
   dbinit -J-Xms250m -create

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