92.1 アーカイブを理解する

アーカイブした項目は必要なときいつでも見ることができます。また、アーカイブした項目はすべて復元可能です。送信した項目をアーカイブすると、その項目のステータスを追跡できなくなります。

GroupWise管理者は、項目の自動アーカイブを定期的に実施するよう設定している場合があります。GroupWiseクライアントを開くたびに、自動アーカイブが発生します。ユーザが現在使用しているメールボックスから項目がアーカイブされます。つまり、キャッシングモードの場合は、キャッシングメールボックスから項目がアーカイブされ、オンラインモードの場合は、オンラインメールボックスから項目がアーカイブされます。

アポイントなどの一部の項目のアーカイブは、実際のアポイント日付より前にスケジュールされることがあります。これらの項目は、アーカイブされると、送信項目フォルダから削除されますが、カレンダには残ります。このため、かなり前から項目をスケジュールしても、その項目がカレンダから失われる恐れはありません。

項目をフォルダに移動しても、アーカイブはされません。すべてのフォルダの項目は、[使用環境]オプションで指定した[クリーンアップ]オプション、および管理者が指定したアーカイブまたはクリーンアップのオプションによって影響されます。

アーカイブ済み項目は、手動でアーカイブから削除しない限り削除されることはありません。