11.1 セキュリティの環境設定について

[セキュリティ]ページを使用すると、Identity Managerユーザアプリケーションのユーザアプリケーション管理者を指定できます。

ユーザアプリケーション管理者は、Identity Managerユーザアプリケーションに関連するすべての管理機能を実行できます。この中には、Identity Managerユーザインタフェースの[管理]タブにアクセスし、そこでサポートされているすべての管理アクションを実行する操作も含まれます。

インストール中、任意のユーザを1人、ユーザアプリケーション管理者として指定します。インストール後、そのユーザは[セキュリティ]ページを使用して、必要に応じてその他のユーザアプリケーション管理者を指定できます。

ユーザアプリケーション管理者となるユーザは、通常、ユーザアプリケーションのLDAP設定で指定されるユーザルートコンテナに格納されます。これによってそのユーザは、毎回完全な識別名を求められることなくユーザ名だけでログインできます。また、このユーザは通常、ツリー内のオブジェクトを管理および作成する権利を持ちますが、これは必須ではありません。

メモ:必要に応じて、ユーザアプリケーション管理者は、1人または複数のエンドユーザに対し、[管理]タブの特定のページへのアクセス許可を割り当てることができます。これらの許可の割り当てには、[管理]タブの[ページ管理]ページを使用します。詳細については、セクション 7.0, ページの管理を参照してください。