12.4 自チームの作業不能条件の指定

[チームの可用性(チームの作業不能条件)]アクションを使用することにより、自分または自チームのメンバーが処理できないリソース要求を指定できます。自分または自チームのメンバーが作業できない期間、指定された種類のリソース要求は、委任先のキューに転送されます。

作業不能条件は、個別のリソース要求に対して指定することも、すべてのリソース要求に対して指定することもできます。作業不能条件は、すでに委任先が割り当てられているユーザに対してのみ指定できます。

作業不能条件を指定するには

  1. [マイチームの設定]アクションカテゴリの[チームの可用性(チームの作業不能条件)]をクリックします。

  2. 作業不能条件を指定したいチームメンバーを選択します。[続行]をクリックします。

  3. ステータスを指定するため、[変更ステータス]ボックスの一覧で次のいずれかを選択します。

    ステータス

    説明

    すべてのリクエストで有効

    これはデフォルトのステータスです。このステータスは、チームメンバーがすべてのリソース要求を処理できることを示します。このステータスが有効である場合、チームメンバーに対して委任先が設定されていたとしても、チームメンバーに割り当てられたリソース要求は委任されません。

    メモ:[すべてのリクエストで有効(すべての要求を処理可能)]ステータスから別のステータスに変更し、その後[すべてのリクエストで有効(すべての要求を処理可能)]ステータスに戻した場合、[選択的可用性(選択的に処理可能)]の選択時に設定していた情報はすべて削除されます。

    すべてのリクエストで無効

    このステータスは、チームメンバーがシステム上に現在存在するリソース要求をまったく処理できないことを示します。

    このステータスを選択した場合、チームメンバーが既存の委任割り当てに対して作業不能であることを意味し、現在のステータスが[指定したリクエストで無効(指定した要求を処理不能)]に変わります。

    委任割り当てはすぐに有効になります。また、期限切れになるまで有効です。

    メモ:この設定は、この時点以降に新たに定義された委任割り当てに対する作業不能条件には、影響しません。

    指定したリクエストで無効

    このオプションを選択した場合、チームメンバーの作業不能条件を指定するよう要求されます。この動作は、[新規]ボタンをクリックしたときと同じです。具体的には、次の情報を指定するよう要求されます。

    • チームメンバーが処理できない種類のリソース要求。
    • チームメンバーが作業できない期間。

    チームメンバーが特定種類のリソース要求を処理できない期間、そのリソース要求の処理を委任されたユーザは、そのリソース要求を処理できます。

  4. チームメンバーが作業できない期間を指定します。

    1. [使用不可開始日(作業不能期間開始日時)]ボックスに作業不能期間開始日時を直接入力するか、カレンダボタンをクリックして日時を選択します。

      説明: 図
    2. 次のラジオボタンのいずれかをクリックし、作業不能期間終了日時を指定します。

      ラジオボタン

      説明

      期間

      作業不能期間を週、日、または時間で指定できます。

      終了日

      委任割り当て適用期間の終了日時を指定できます。終了日時を直接入力するか、または、カレンダボタンをクリックして日時を選択します。

      無期限

      作業不能期間が無期限であることを意味します。

  5. [リクエストのタイプ]ボックスの一覧で、リソース要求を1つまたは複数個選択し、[追加]をクリックします。

    メモ:このページでは、チームメンバーが作業不能時に承認しないリソース要求タイプを選択します。選択したリソース要求タイプを他ユーザに委任する際、そのリソース要求は承認されません。

    追加したリソース要求は、[指定された期間内の減少(指定期間において拒否される要求)]ボックスに表示されます。

    この期間に対してリソース要求を複数個追加した場合、各リソース要求は個別のオブジェクトとして扱われるので、個別に編集できます。

  6. [選択したリクエスト]ボックスからリソース要求を削除するには、[削除]をクリックします。

  7. [送信]をクリックし、修正内容を確定します。