ユーザには、Novell PlateSpin Reconのライセンス1つごとに、PlateSpin Reconサーバのインスタンス1つに対する資格が与えられます。PlateSpin Reconクライアントのインストールおよび使用にはライセンスは必要ありません。
PlateSpin Reconは、購入時に次のようないくつかのライセンスオプションを提供します。
使用別: 期間および監視できるサーバ数を制限します。たとえば、サーバ日が10日間の場合は、1つのサーバを10日間、または2つのサーバを5日間監視できます。
コア別: オペレーティングシステム、プラットフォーム、または関連するサーバの数にかかわらず、ライセンスが監視対象の物理的なコアに関連付けられます。PlateSpin Reconのライセンスは、ホストおよび仮想マシンの両方をインベントリする場合、ホストのみのコアに基づいて計算され、仮想的なCPU数は無視されます。ホストではなく、仮想マシンのみをインベントリする場合、PlateSpin Reconは、1つの仮想CPUごとに1つのコアをカウントし、ライセンスは、仮想マシンに割り当てられた仮想CPUの数に基づいて消費されます。
たとえば、ネットワーク内にPH1およびPH2という2つの物理ホストが存在すると仮定します。PH1にはコアが2つあり、PH2にはコアが4つあります。ホストマシンごとに5つの仮想マシンが実行されており、それぞれの仮想マシンでは2つの仮想CPUを使用しています。この例に従うと、物理ホストごとの仮想CPUの合計数は10(仮想マシン5つX仮想CPU 2つ)になります。消費されるPlateSpin Reconのライセンスの総数は、次のように計算されます。
シナリオ1: 物理ホストおよび仮想マシンの両方をインベントリおよび監視する場合、消費されるPlateSpin Reconのライセンスの総数は、PH1およびPH2のすべてのコアの合計になります。したがって、消費されるPlateSpinのライセンスの総数は6(PH1のコア2つ+PH2のコア4つ)になります。
シナリオ2: PH1およびPH2の仮想マシンをインベントリおよび監視する場合、消費されるPlateSpin Reconのライセンスの総数は、PH1のすべてのコアとPH2のすべての仮想CPUの合計になります。したがって、消費されるPlateSpinのライセンスの総数は12(PH1のコア2つ+PH2の仮想CPU10個)になります。
メモ:ライセンスの種類を組み合わせることはできません。ライセンスの制限は、インベントリおよび監視中に適用され、ディスカバリ中には適用されません。
Virtual Centerのライセンスの詳細については、『PlateSpin Recon 3.7.2
ユーザガイド』の「Virtual Center」を参照してください。
このセクションでは、PlateSpin Reconのライセンスについて説明します。